漢字や語彙に始まり、英和辞書や辞典や図鑑など、生徒に調べさせることで力がつくというのは、昔から言われている一般的な話です。
一時、7歳から辞書を引いて頭を鍛えようという「辞書引き学習」を提案している私立小学校の校長先生なども有名になりましたね。
もちろん、昔から一定の学習効果が上がっていますし、実際に自分で調べて学ぶことのできる生徒ほど力をつけますから、調べ学習に効果があることは間違いありません。
それこそ、3歳でも4歳でも、調べ学習ができるなら、どんどんさせていけば良いとさえ私は思います。
ただ、どんな勉強法にも長所と短所が必ずあります。
実際、調べ学習を導入してもうまくいかないクラスはたくさんありますし、子供に「自分で調べなさい」と言ってもうまくいかないと嘆く親御さんは多いです。
もちろん、調べ学習をさせる際における、大人側の力量不足の問題もありますよ(笑)
しかし、上に出てきた7歳児への辞書引き学習と違い、このメールマガジンが対象としている「中学生」くらいの生徒となると、力量以外の大前提の部分を考えなければなりません。(力量も、そこをどうするかという視点で考えなければなりません)
そこが無ければ他の部分の方法論をいくら工夫しても無意味に終わりがちですし、そこがあれば他の部分の方法論が多少まずくても何とかなってしまいます。
それでは、調べ学習が効果を発揮するかどうかの分かれ目となる「本質」はいったい何なのでしょうか?
強引に一言で言うなら、あるものを持っているかどうかなのですが・・・
それが何か、分かるでしょうか?
楠木塾長
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