塾長、こんにちわm(__)m
いつも大変お世話になっております。
さて、今週のメルマガ。
息子が夕飯を食べながら読み、こんなことを言っていました。
『危機感を持たない子供への親の対処法』って、塾長の記事。うちの場合は親子逆だねとニヤリ…
息子は、まだ僕が中1だからと言って、私のほうが『危機感がない』というのですね。
なにを言うか!!新しい塾も見つけ、その塾で新しい勉強方法も教えて貰っている。他に何が必要なのよ( ̄^ ̄)と言いますと
お母さんは、塾長のブログで日々勉強しているから、時間があるときに読んでいる僕よりも沢山の『方法』を知っているはず。
その沢山の『方法』から僕に合った勉強方法を見つけたら教えてくれると助かる。というのです。
(私は、塾でも勉強方法の指導はしてくれているし、あとは自分で気がついたりしながら実行すればいいと思うのです…まだ中1の1学期なのですから)
さらに、僕は塾で今、書くことを徹底するように言われてるけど、実はまだ見て覚えた方法もいい気がしている。
だけど塾で『書け』と言われてるから書いている。
しかしこれは、塾長の『いいかい。賢くなりたければ自分の意志で勉強しなさい』と違うし、『やらされたって伸びないし、面白くない』とこう言うのです。
(塾長、林修先生風の熱いメッセージは息子の心をわしづかみにしたようです(笑))
熱い!熱すぎる!!がしかし最後のは理解出来ると思いましたので私なりに考えてみました。
多分、書くことの『本質』を息子はまだ理解していないのですね。
塾長の記事の『インプットとアウトプットの最強バランス』等々、息子も読んでいるのですが、いざやってみると思うところがあるのでしょう。
なので書くことで、こんな効果があり
将来、こんないいことがあると気づくきっかけをと思い
『いつやるの?』『今でしょ!』の勢いで
早速、中古本のビジネス書を数冊購入しました。
(この類いの中学生向けの本を見つけられず息子なりに咀嚼すれば大丈夫かなと…)
ここ最近、息子の頭の中は、かなり整理されてきたようで
小さいときからいい続けてきた整理整頓、段取りが急にできるようになってきました。
背も伸び出し、心も体も物凄いスピードで成長しているのを感じずにはいられません。
塾長、この時期の子供は、こんなに伸びていくのですね。
私のほうがこのスピードについていけるか…
まだ、どう考えても手を離す時期ではないため私が上手くやれるのか心配ではありますが
今回のように、要望があれば言ってきてくれますので
決して熱い息子のペースに巻き込まれないように、ボチボチ行くようにします。
今、息子は成績を上げようと『燃えて』いますので、私なりにこれからも息子のための勉強もしていかなければならないことがよく分かりました。
予告されています次回のブログセミナー、とても楽しみにしています。
成績を上げるための親の関わり方は、今の私にとって大変重要なことです。
記事もブログセミナーも何回も何回も読まなければいけませんね。
そのときの思いや知識でかなり自分の解釈が違っていて記事の『本質』に触れていなかったなと読んで感じることが多々あります。
毎回、新しい発見があってうれしいです(笑)
メール読んで頂いて本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
こちらはメインコラムの方へのご感想ですね。
お寄せいただき、誠にありがとうございます。
ちょうど別の部分へのご感想だったため、両方掲載させていただきました。
こんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが、お子さんとのやりとりがとてもおもしろいですね(笑)
お子さんの発言を言葉どおりに受け止めると、親に頼り過ぎで自立からは真逆の方向を向いているとの判断になりますから、一般的には「教えすぎないようにしてください」と言うところです。
お母様の言われていた「塾でも勉強方法の指導はしてくれているし、あとは自分で気がついたりしながら実行すればいいと思うのです」の言葉は至極ごもっともで、そういう過程も経なければ、たとえ成績が上がっても、本当に役立つ力が手に入りません。
ただ、理想を言えば「中1の1学期なのだから」では無くて、たとえ中3でも求めるべきことですね(笑)
しかし、今回のように、お子さんが日常生活で自立に向けた具体的な行動が出てきている中で、ポイントを絞って援助を希望している場合は、どんどん支援してあげても構いません。
細かい話は省きますが、自立に向かないただの甘えや依存と、自立に向かう途中の適切な支援とは全くの別物ですから、ここは見極めがとても大切になってきます。
これらを一緒にしてしまい、本来すべきものと真逆の対応をとる親御さん(だけで無く、指導者の方)も多いですから、他の読者の皆様もご注意いただきたいところですね。
せっかくですから「書いて覚える」についての私見も書いておきますと、「生徒の個性や学力状況に合わせて変えるべき」と言うのが私の指導方針です。
書いて覚える技能が無い生徒にはしっかり指導しますし、逆に書いて覚える技能に偏っている生徒には、見て覚える技能を指導します。
さらに言えば、生徒の「成長段階」に応じて変えるべきものだと考えています。
最終的には、書かないと覚えられない生徒よりも、一瞬見ただけで迅速かつ正確に覚えられる状態の方が良いに決まっていますし、そうで無いと、高校以降の勉強や社会に出てから役立つ力とは言えません。
また、専門的な立場から言うならば、真の問題は「今の塾の先生がどこまで見越した上で教えているか」のほうで、「今はこれを身につけ、次はこちらを・・・」と流れの中で考えているなら安心ですし、「書くのが絶対の正義だ」と考えているなら大問題です。
お子さんの状況が分からないため何とも言えませんが、まだ「書いて覚える技能」が身についていないか、見て覚える際の迅速さと正確さがもうひとつなのであれば、それらを磨くためにも、いったんは書いて覚える指導を前向きにやっていくのが良いでしょう。
「覚える」という点で本質は同じですから、違う覚え方を実際に体験し、習得してみることで、記憶力や覚える技能が高まりますからね。
その後で、見て覚える技能を、他と比較にならないくらい圧倒的に高めていけば、それだけでもかなりの強みにしていけるはずです。
その頃には、書いて覚えることなどせずとも、「見たものは一瞬で頭に入り、しかも忘れない」という、最上位の生徒が余裕でしている一段上の段階へと進めるでしょう。
(もちろん、見て覚える技能を高めるほうを優先すべき場合もあり得ます)
ちなみに、こういったことを言われて「よし、前向きにやってみよう」と思えるなら、それは「自分の意志でしている」ことになりますよね。
ただし、「面白さ」まで感じようと思うと、ただ「書いて覚えなさい」と言うだけで面白くなるはずが無いですから、先生側の指導にも注文をつけなければなりません。
しかし、あまり突っ込んで言い出すと、今の塾の先生に嫌がられますから、このあたりでやめておきます(笑)
なお、関連する本などを探してくるというのは、良いサポート法の1つだと思います。
中学生にビジネス書はどうなのだと言う突っ込みどころもありますが(笑)、それが読める生徒ならば問題無いですしね。
(それが無理な生徒ならば、また別の形でサポートすれば良いだけです)
また、お子さんの成長スピードを実感されておられるようですが、それを身近で感じておられるのは素晴らしいことです。
その実感が持てず、むしろ自ら目を閉じ耳をふさいで、「いつまで経っても成長しない」と思い込んでいる親や教師も多いですからね。
大人から見ると、たとえ最初は小さな変化であっても、そこに気づいて認めてあげられるかどうかで、その後の成長速度と幅は変わってきます。
それにしましても、この時期の生徒の成長は本当に早いですよね。
ちょうど、新メールセミナーでも、この成長速度の話を書いていたところですが、その速さについていけない親は(教師も)多いはずです。
そこに鈍感な教師はある意味で幸せですが、そこに敏感な教師は自分も日々成長させていかなければならないことを常に感じており、実際に勉強熱心な方が多いです。
一方で、書かれておいでのように、相手の熱さに巻き込まれてしまうのも考えもので、相手が冷めている時は熱く、相手が熱い時は冷静に接するような態度も大切です。
ぜひ、お言葉どおりに「ボチボチ」で頑張ってくださいませ(笑)
なお、記事については、昔のものほど、1つの文章にいくつもの意味を込めて書いておりましたから、読む時に置かれた状況や精神状態によって、汲み取れる意味が変わってくると思います。
もちろん「本質」はいつでも同じなのですが、実はその本質をいくつも込めて書いているような場合もありますから、丁寧に読む方ほど、毎回新しい発見があることになるはずです。
ただ、それではあまりに面倒ですから、1つの記事や文章で1つのことだけを伝えるような内容にしていかなければならないという反省もしています。
とにもかくにも、いろいろな状況の方にお役に立てていただけるような内容がお届けできるよう、これからも頑張って精進して参りますね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
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楠木塾長
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