成長戦略の一環として、義務教育の変更や各種の教育改革が検討されていますね。

ただ、こういった教育制度に関する話題は過去に何度も出てきたことです。

残念ながら、日本の教育制度を抜本的に変えるほどのことにはなかなか至りませんが、今でも、一部の学校では大きな変化が現実のものとなっていますよね。

 

その中でも、数年前に話題になり、今や上位の私立では当たり前になり、公立でもますます広がってきているのが「中高一貫校」です。

すでに子供を通わせている親御さんもいらっしゃるでしょうし、今後検討をされている方も増えてきているのでは無いでしょうか。

最近も、難関大学への合格者数ランキングや、国公立大学も含めた合格力ランキングなどの企画が雑誌等で掲載されていましたが、難関大学への進学数と言う点では、やはり中高一貫校が上位を独占しています。

 

もちろん、中高一貫校への進学ブームのピークが2008年頃だったことを考えると、ちょうど今頃からしばらく先までが一番合格実績の出やすい時期ですから、そういう意味での数字の底上げもあることは認識が必要です。

もともと優秀な生徒で、経済的にも十分に裕福な家庭であれば、多少違う学校でもそれなりの実績が出てしまうものですからね(笑)

それでも、計測のしづらい総合的な教育力はともかく、純粋に「大学受験」という点に絞って見るなら、やはり中高一貫校の方が有利なのは間違いありません。

それこそ、世間の汚れた空気(?)には触れさせずに、受験に向けての理想的な教育環境を6年間も与え続けることができれば、大抵の大学に受かるだけの学力くらいはつけられて当然でしょう。

 

一方で、より長期的な「人生」と言う目で見ると、中高一貫校が必ずしも有利とは言えません。

中高一貫校も、そうで無い中学や高校も、それぞれに良い面と悪い面がありますからね。

 

環境による正負の作用を正確に分析するのは不可能ですが、入口に「中学受験」を設けることで、もともと優秀な層が集まるのが中高一貫校ですから、普通の中学校と同列に比べても意味がありません。

また、超有名な中高一貫校でも塾通いが当たり前ですから、「中高一貫校だから指導力が高い」というステレオタイプの思い込みも危険です。

 

実際に開成の校長先生が、雑誌の対談の中でこんなことを言っていました。

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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