(2つまとめての御返事になることをお許しくださいませ)
いつもお世話になりありがとうございます。
私には中1になる息子がいます。中学入学当時は夢を持って何事にも積極的でした。
部活も、テスト勉強も塾も一生懸命にこなし、友達にも一目おかれ、生徒会にも推薦され…と、本当に素晴らしい自慢の息子でした。
それが、彼の中では徐々にでしょうが、親にとっては突然の変化が訪れます。
提出物は提出せず、やる気は全くなくなり、漢字テストの空白部分には、死という文字が。
年末の三者面談で知らされた事実です。病んでますよね。その後は、学校から脱走する事件もありました。
親も勉強せねば…と、このサイトにめぐりあわせていただきました。たくさんの気付きもいただきました。
今は、メールセミナーを何度も何度も読み返して毎日勉強させていただいております。
実践あるのみですね。まだ、目立った変化は見られませんが、粘り強く続けていこうと思います。
これからもお世話になりますが、どうぞよろしくお願い致します。
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セミナーのやる気の出る勉強法まで拝読させていただきました。
いろいろな気付きを与えていただき、本当に感謝しております。
自分だけでは気付かない点、反省すべき点、本当にたくさんありました。
毎日時間のあるとき、特に通勤電車の中では必ずセミナーを読み返しております。
私には、今、公立の中学1年になる息子がおります。
この夏休みまで何の心配もなく、勉強にも積極的で上位の成績を収め、クラス旗や読書感想文の代表に選ばれたり、合唱コンクールではピアノの伴奏をするなど、本当に自慢の息子でした。
生徒会にも推薦されておりましたが、部活の関係上時間がなく辞退させていただいた経緯もあります。
夏頃から“少し難しくなってきたな”…程度の変化、またスマホを与えた(小学1年から親の都合上携帯は持たせておりました)のをきっかけに、ゲームにはまり始めたのは気づいていましたが、12月初旬の三者面談の際には先生から提出物が全く出されていないという話から始まり、その他今まで想像したこともなかったような話に展開していきました。
全く寝耳に水とはこのことでしょう。そうこうしているうちに、2学期の終了式をあと2日に控えた日、学校を脱走したという電話連絡が。それまでは家ではそれほど変化を見せなかった彼も以後徐々に変わっていきました。
ただ、よく言われる暴力的になるとか、怒るとか、罵るとかではなく、何事につけてもどうでもよくなり、やる気もなく、自分はもうどうなってもいい、学校なんて行きたくない、面白くないというようなネガティブな面が全面に出てきました。
今から考えれば、学校で否定され、拒絶されつづけたことが原因ではないかと思いますが、それ以降、非常に簡単に心折れ、大きく崩れることも何度か。学校に行けなかった日も脱走の翌日とあと1日ですがありました。
学校の先生からも何度か提出物の件で電話が入ります。そんな状態なので、もちろん勉強に手がつくはずもなく、3学期は机に座っているのを見たことがありません。学期末テストも勉強なしでの一発勝負。結果は、答案用紙をぐちゃぐちゃにしてポケットに突っ込まなければならないほどの悲惨な結果だったようです。
今年に入り、親としても何とかしなければと必死になっていた矢先、縁がありネットでめぐり合わせていただきました。私の性格上、愛情いっぱいでは育てたつもりなのですが、結構放任主義の部分が多く、過保護、過干渉ではないと思っております。ただ、期待値は高かったかもしれません。また、そうはいっても息子にとってはうるさい部分もあったのでしょう。
セミナーを拝読してからは、息子の良い面、今まで頑張ってきた部分だけを見ようと心かげて、そういう気持ちで接してきたつもりです。おかげで、3学期も登校できたこと、テストも受けられたことに感謝することができ、また息子にも徐々にですが、笑顔が戻ってきました。
まだまだすぐに心折れますが、より短時間に自分で回復しております。また、本音までは程遠いかもしれませんが、会話も弾むようになりました。娘と3人でふざけたりもしています。
ただ、まだ勉強には向かえていませんが、もうすぐ2年生。本人もこれではダメだと気付いているのでしょう。先日、めずらしく熱心に美術の課題に取り組んでいたので、ちょっと聞いたところ、「この課題は2年の成績に入るから」と。
本人の気持ちの変化を感じ、塾長様のプロの力をかりる方が良い場合もあるというお言葉を思い出して、先週末、通っている塾に、息子に合った勉強法についての相談に行ってきました。
もちろん、事前に息子とも話をして、本人も納得した一週間の学習スケジュールをもって話を聞いていただいた結果、こうすればどうかという示唆をいただき、本人にも直接話をしていただきました。また、心折れて帰ってくるかなと思っていたのですが、何やら少し元気そうな「ただいま」。。。
そのスケジュールに沿って始めてまだ1週間にもなりません。途中、おそらく1日はさぼっていたと思われる日もあり、親としてどのように声掛け、サポートしていくのがよいのか、難しい局面に立たされているようです。
試行錯誤は覚悟の上、今後も山あり谷あり、きっと一筋縄ではいかないはずです。親の心が折れないように、今後も通勤電車の中でセミナーを読み返す毎日となるでしょう。
最後は本人!何とか頑張ってほしいものです。
稚拙な文章で申し訳ございませんでした。ご縁があって、めぐり会えたことに感謝しつつ、今後も日々精進させていただきます。どうぞよろしくお願いたします。
両方のメールセミナーへの丁寧なご感想を誠にありがとうございます。
1つ目のご感想と2つ目のご感想を読み比べても、親御さんの中でとても大きな変化があったことが感じ取られます。
きっとそれが実際の言動にも表れ、お子さんの変化も呼び起こしたのでは無いでしょうか。
青天の霹靂とも言えるお子さんの変化の後、本当に大変な日々だったことと存じます。
本当に良く頑張ってこられましたね。
早い時期でスマートフォンを与えてしまい、その管理が行き届いていなかったこと。
学校を脱走する状態に至るほどであれば、家庭でも必ず何らかの兆候があったはずなのに、それに気づけていなかったこと。
これまで愛情いっぱいの子育てをされてきたことと思いますが、成長に応じた別の形での愛情(=見守る愛)をかけ足りなかったという意味では心残りの点がおありだと思います。
さらに、お子さんはもともと良くできて周囲の期待も高かったがゆえに、相当傷ついた状態になるまで1人で抱え込まざるを得なかったのかもしれませんね。
もちろん、そこまで追い込んでしまった学校の指導に疑問も感じますが、親御さん自身も責任を感じておいでのことでしょう。
だからこそ、こうして親御さん自ら勉強し、粘り強く関わっておられるのだと思います。
そして、今はお子さんのことを本当に良く見ておいでで、お子さんに笑顔が戻ってきたのはその結果だと思います。
会話が弾んでいても、まだ本音とまでは言えないだろうと推し量っている点もそうですし、回復までの時間が早くなってきた成長や、勉強に対する気持ちの変化も見逃していませんよね。
親から否定されるのでは無く、そうした見守りや支えを感じてこそ、前に進む勇気が持てるのも子供と言うものですから。
勉強に対する声掛けはなかなか難しく、ここで軽くどうと言えるようなものではございませんが、親身な塾のようですから、たくさんご相談なさって、力になってもられると良いですね。
ただ、成績が低下してから通った塾なら良いのですが、中学の最初から通っていたならばお子さんを放置した責任の一端があり、親身な塾と言えません。どちらか分かりませんが、その場合は困りものですね(苦笑)
ちなみに、最初は1日くらいできない日があるのが当然の前提ですから、そうなるのも踏まえた上で作るのが本当の「学習計画」です。
「最後は本人!」はまさにそのとおりなのですが、変な設定で子供を無用に追い込んでしまうことがあるのがまずい指導、関わり方というものですから、そこはこれからも注意なさってくださいね。
通勤電車の中でまで読まれるその一生懸命さに頭が下がるのに加えて、私の作品をそこまでしっかりと活用いただけていることに感謝いたします。
こちらこそご縁に感謝をしながら、役立てていただけるような内容をお届けできるように精進して参りますね。
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楠木塾長
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