1年前に県外受験であたふたしていたときにお世話になりましたみっくすです。
体験談というほどではありませんが、先日「勉強をなめている」お子さんについての相談があり、そういえば中学時代はそうだったなと思い出しました。
お陰様で志望校に無事入学した息子も、中学時代はほとんど家で勉強することもなく、親が無理やり入れた塾に文句を言っていました(実際役に立たない塾でしたので仕方ありませんが)。
「中学の勉強は授業を真剣に聞いて少し復習すれば、それほどやることはない」と言っていましたが、実際、県立の入試は授業さえわかっていれば点数は取れる問題だったようで、高得点での合格でした。
しかし、いい気になっていたのもここまで。
高校の勉強はそんなに甘いものではありませんでした。
もちろん、同じレベルの生徒が集まっている訳ですし、内容もどんどん難易度が高くなり、予習をしなければ授業についていけないのは当たり前。課題、課題、テスト、テスト、そして追試…。
入学当初は平日は2~4時間、休みの日には多い時には15時間位勉強する日もありました。高校のアンケートを見ても、皆そのくらい、いえそれ以上勉強している子もたくさんいました(そんな子たちも中学時代にあまり勉強時間を取っていない子が多かったこともわかりました)。
中学時代にいい気になりすぎていると心配して「上には上がいるのよ!」と何十回言ってもピンとこなかったようでしたが、身をもって理解したようです。
最近は少し余裕が出てきて、ただ長い時間勉強するということもなくなってきたようですので、自分なりにコツをつかんだのかもしれませんが、高校生に親が口出しすることもできませんので黙っています。
4月からは次男が中学生になります。
こちらは字をきれいに書くことができないお子さんの話に共感!
まだまだこちらで勉強させていただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
おひさしぶりでございます。
お元気そうなこと、また、メッセージをお寄せくださったこと、二重に嬉しく思っております。
中学の勉強を楽に感じるか、厳しいと感じるかは生徒によってそれぞれですが、「中学の間に、今後も通じる土台を育てておく」ことの重要性は共通しますよね。
今ができるからと言って、次のステージで通用するとは限りませんから、成績では測れない、自分自身の「見えない力」を次のステージに合わせて成長させておくことがとても大切だと思っています。
もちろん、見えない力と言っても、力の無い塾が成績の伸びない言い訳に使うような曖昧な力では無くて、ちょうど上で書いてきたような様々な具体的な力です。
そういう意味で、たとえ490点をとるような生徒でも「やらせることは山ほどある」というのが私の感覚で、生徒ごとにいろいろと高い(そして楽しい)ハードルを設けてはやらせるようにしていますね(笑)
人生を通じてみれば、早いか遅いか、また、形の違いはあれども、結果的には「自分で努力して、壁を乗り越える」しかありません。
そのことが分かっている親御さんからすれば、口出しできないところが少々もどかしいかもしれませんが(笑)、口出しするのにも「上には上がいるのよ」と言うだけでは、(ほとんどの)中学生は動かないことも身をもってお分かりですものね。
口出ししないで乗り越えさせるか、上手に口出しするか、口出ししていないと思わせながら手のひらの上で躍らせるか(笑)、いろいろなアプローチはありますが、今回は身を持って理解した上で、ちゃんとついていけているようですから、心配はいらなさそうですよね。
これもまた1つの正解と言う事で、今後の彼の頑張りを願っておりますね。
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楠木塾長
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