先日テレビでたまたま放映していたものですね。
普段は見ない番組なのですが「勉強法」の言葉に反応して、つい見てしまいました(笑)
さすがは洗脳が得意なテレビ番組だけあって、さもすごい勉強法であるかのように、上手に放映していました。
内容的には、自分なりのイメージでつなげて覚える、昔からある暗記法ですね。
あれをさらに細かく、体系的にしたのがいわゆる「記憶術」と呼ばれるものです。
ただ、本格的な記憶術は中~下位には厳しいため、あのくらいの形のほうが逆にちょうど良いと思います。
何事も「詳しいやり方」「優れたやり方」が良いわけではなく「実践できるやり方」が一番ですからね。
ちなみに、あの内容で書籍化できてしまうのは、ちょっとどうなのかという気はしましたね。
内容自体は良いのですが、残念ながら市販の山ほどある書籍と内容はそれほど変わりありませんから、「あえて新たに発刊する意味があるのか?」という気はします。
正直なところ、今の書籍は話題性のほうが重要で、売れれば何でも良く、内容など二の次ですから、構わないのですけどね。
ただ、ニセの宝石を高いお金を出して買い、道端に落ちている本物の宝石には見向きもしないような絵が浮かぶのは私だけでしょうか。
なお、成績下位で暗記に苦労している生徒には・・・
なお、少々批判的な雰囲気の記事になりましたが、紹介されていた個別の勉強法自体は良いと思っています。
また、個人的にメンタリストのDaiGoさんの心理テクニックなどを使ったパフォーマンスは大好きで、いつも見かけた際には楽しませていただいています。
(単なる興味としても、授業に生かせるという意味でも、役に立つところが大きいと思います)
ただ、せっかくテレビで放映されたため、「皆様はどういった見方をしているのだろう?」と思って記事にしてみました。
よろしければテレビを見た際の感想や、今回のコラムに関するご意見などもお聞かせくださいませ。
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楠木塾長
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