もう、英語以外の教科で頑張ると言う始末。
お世話になっております。
中学一年女子、一人っ子の母親です。
昨日、二学期中間テストの順位が知らされました。
一学期の期末テストより後退しております。
理科、国語は、得意で好きな教科です。
問題は、英語なのです。60点です。
苦手意識が更に強くなりました。
全体的に見ると、国語だけ後は、急激に下がっています。
ここが、正念場!と担任の先生のコメントが…。
本人は、よくわかっていると思います。
塾には、まだ頼りたくはなく。
親子でモチベーションが下がり気味。
もう、英語以外の教科で頑張ると言う始末。
英語嫌いが好きになる…
何か、よい方法がありましたら、アドバイス願います。
教科により、先生が好き嫌いのような観念があり、困っています。
問題は、英語なのです。60点です。
ブログのコメント欄にお寄せいただいたものです。
そもそもブログのコメント欄ではご相談をお受けしていないため、本来ならスルーすべきなのですが、発行方針変更直前と言う事で、あえて対応させていただきました(笑)
(※今はコメント欄自体を閉鎖してあります)
中1の2学期ですから、スタートで英語がつまずいた生徒は、どんどん下がっていくのがある意味で自然な姿です。
そこで踏みとどまれればまだ良いのですが、20-30点くらいまで下がってしまう生徒も大勢いますから、確かに「正念場」というのも間違いではありません。
ただ、正念場とだけ言って、不安を煽るだけで何の具体的な指導も無いという先生の対応は、完全に間違いだと思います(苦笑)
英語嫌いを好きにさせるのに一番良い方法は、英語を楽しく教えるのが上手な先生に習うことですね。
英語は言語ですから、たとえテストができなくとも「話せて楽しい」「聞けて楽しい」などのような別の道がたくさんあります。
そういう意味で、他の教科よりも「点数は悪いけど好き」という生徒が多い教科なのですね。
ですから、先生の教え方さえ良く、英語そのものの持つ楽しさなどが伝われば、好きになる可能性は無くは無いです。
ただ、今回の場合は、根本的な問題として「英語が嫌い」と言うよりも「できない教科が嫌い」と言うのが正しい気がします。
(もちろん生徒を見たわけでも無いため推測です。前にも書いたように、こういう勝手な推測で思考を広げては、決めつけながら話さざるを得ないのはお許しください)
できない教科が嫌いになるのは当然のことで、それを取り戻す本来の方法は「できるようにしてあげる」ことです。
英語は積み重ねの教科ですから、何も手を打たなければ、ここまでが低下傾向ならこれからも低下傾向になります。
個人的には、他の教科が好きで好きでしかたなく、「英語が無くても生きていけるくらいその教科ができる」状態になるならそれもそれで良いと思いますが(笑)、単に嫌なことから逃げているだけなら考えものですよね。
そうであれば「積み残しを取り戻す」勉強をするしか無いでしょう。
ただ、良い面もあります。
これが中2ともなれば、積み残しはかなり多く、取り戻すのにそれこそ1年はかかります。
しかし、今が中1の2学期ですから、積み残しはまだ半分くらいですよね。
苦手意識が根付いてしまっているのはかなり痛いですが、知識面だけで言えば、傷はまだ浅いほうだと言って良いでしょう。
そして、これから助動詞や時制などの重要事項がどんどん出てきますから、そこで大ダメージを受ける前に手を打っておくのは悪いことではありません。
時間が経過すればするほど、積み残しが増えていく可能性が高いですから、モチベーションを振り絞って頑張ってくださいね。
それが無理なら、英語だけ塾に預けるのも1つの手だと思います。
(ただし、積み残しを取り戻す指導力のある塾が必須で、そういう塾は少ないですから、選ぶ際は慎重になさってくださいね)
なお、英語嫌いの生徒に、英語の音楽や映画やドラマを与えても、拒絶反応を示す可能性が高く、あまり有効とは言えません。
英語の場合、そう言った横から攻めるような裏技めいた方法は少なく、特に習い始めの中1の段階では一定の指導が欠かせないからこそ、楽しく教えられる先生に学ぶのが一番良いのですね。
ただ、楽しく教えられる先生は、中1の最初から担当した生徒の成績は良くなりますが、1度脱落した生徒に途中から教えた場合、英語に対して好意的にはさせられても、苦手を克服することができない場合が多いです。
「英語を好きになる」「苦手を克服する」のどちらを優先するのかにもよって対応は変わってきますから、違いを理解された上で判断なさってくださいね。
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楠木塾長
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