入会の際の返信をせず大変失礼いたしました。

又、お忙しい中の返信ありがとうございました。

ご質問いただいた中1息子の「分からないところがわからない。」をご説明しますと、
家でする勉強といえば、公文や学校から与えられた宿題をこなすだけなので、自分のために勉強を工夫することを知りませんでした。
自分でがんばらなきゃいけない所(分からないところ)が分からない。という意味でメールにかきました。
曖昧な表現ですみません。

公文で進度に応じて出る宿題をこなして満足の(力尽きる)毎日です。宿題の量を減らしてもらって、学校の復習をさせたく思いましたが、反抗期の壁があり、うまく導入できませんでした。
学校の定期試験2週間前になって初めて学習計画をたて、復習し始めていましたので、ワーク提出にはなんとか間に合っても、試験の点数をとることはできません。自分の点数を見て、さすがにがっかりしたようです。

公文と学校の勉強を両立させる根性と集中力がないと、公文はやめて、自分で勉強することになりました。
基礎の反復学習がなくなってしまうので、わたしはとても心配で、他になにかよい手立てはないだろうかとネットを見ていたら楠木塾に出会ったわけです。
記事を読むたびに、気づきがあり、耳(目?)が痛いです。
正会員になってから、息子には「楠木先生という方がこんな方法を薦めているよ」とメイン講座の定期テスト入門など、抜粋したコピーを一緒に見ました。
勉強の話になると私の言葉をとてもうるさがり、けんかになりますが、「先生が~」というと耳を傾けます(笑)

夏休み中に定期試験の学習計画を、一緒に考えました。
本人曰く好きな教科は、数学英語だそうです。
必要な勉強時間を計算したら、特に英語は1ヶ月前から始めないといけないことがわかり、教科対策を読み、学び方を真似しています。
2学期の授業が始まり、その日習った範囲を 1.***。2.+++。3.@@@。
事から始めました。あたりまえのことなのですが、努力しはじめた息子を応援しています。
又、私も生活面において、極力口を出さないようにしましたら、息子がスケジュールを気にしている様子がわかるようになりました。

実力を伸ばす勉強のほうは、もう少し先になりそうです。
が、わたしも塾を参考にして知識を深めたいと思います。

夏休みの宿題の件も、塾長からのコメントを読んで楽な気持ちになりました。
ありがとうございます。

 


 

 

ご入会いただきまして、その節は誠にありがとうございました。

御返事については気になさらないでくださいね。

 

「分からないところが分からない」については、「全く手がつかない」という意味では無く、「頑張るべきところが分からない」という意味だったのですね。

それでしたら、私の読解力不足であって、曖昧などと言う事はございませんから、全くお気になさらないでくださいませ。(むしろ、申し訳ございませんでした)

そして、そういう意味であれば、ちょうど正会員のコンテンツがお役に立てると思います。

 

ご入会前の定期テストでは計画的な学習がうまくいっていなかったようで、残念な結果に終わってしまったようですね。

ただ、これを機にお子さんがやる気になったとすれば、良いチャンスだと思います。

そこでまずい勉強法を続けると、せっかくのやる気が消えて悲しい結果になりがちですが、教材を参考にして切り替えることができたようで良かったです。

 

教材内でもご説明しているように、どんな生徒でも2週間前に立てれば良いというものではなく、その生徒に合った計画が必要です。

まさに「何とか提出には間に合ったが、習得まで至っていない」というケースはよく起こりがちなのですが、ぜひ次回はそこも回避なさってくださいね。

(・・・と言いましても、今から計画的な学習をスタートさせていれば、そちらの心配はいらなさそうですね)

 

また、「先生が奨めているよ」という使い方は、私としても嬉しいことです。

やはり親御さんの言葉だと衝突の原因になることもありますから、それを少しでも減らすお役に立てるのであれば、どんどん使ってくださいませ(笑)

なお、マニュアルの中でも「親からは言い難いことを、私が代弁する」ものを、印刷して利用できる形でいくつか用意してありますが、他にも代弁してほしいものがございましたらおっしゃってくださいね。

 

>あたりまえのことなのですが、努力しはじめた息子を応援しています。

当たり前のことであっても、素晴らしいことだと思いますよ。

欲張りな親御さんですと、子供が少し変わり始めたくらいでは満足せず、「もっともっと!」と思ってしまうものです。

そうやって今の頑張りを応援してあげることは、お子さんにとっての励みにもなりますからね。応援しているお母様を、私も応援しています。

 

勉強法については、お子さんの学力から考えてほどよいところだと思いますよ。

それだけやっておけば、英語についてはテスト前の学習がかなり少なくて済みますから、苦手(?)な理社の時間にあてられますね。

ただ、今回が「自ら学ぶスタイル」での最初の定期テストですから、仮に全教科まで手が回らないとしてもあまり欲張らずにそこはそこで適度に失敗をさせながら、できる教科で成功体験を与えてあげてください。

 

>又、私も生活面において、極力口を出さないようにしましたら、息子がスケジュールを気にしている様子がわかるようになりました。

得意教科についてもそうですが、お子さんの様子がよく見えてきているようですね。

多くの親御さんは「こうなってほしい」という思いを強く抱きがちですが、「今のお子さん」をよく見ることもとても大切なことです。

自分からスケジュールを気にする様子があるなら、最初の計画策定の段階がうまくできていたと言えます。うまくやられましたね。

 

>実力を伸ばす勉強のほうは、もう少し先になりそうです。
>が、わたしも塾を参考にして知識を深めたいと思います。

実力アップの勉強法のほうがレベルが高いですから、まずは定期テストのほうでペースを作っていくという今の方向性で正解だと思います。

今のところとても上手に活用されているようですから心配はいらないと思いますが、実力アップのほうが関わるほうにも力量が必要ですから、参考にしていただけましたら誠に幸いです。

(なお、基礎の反復学習では無いですが、基礎のプリントをちょうど今回配信しました。数学が得意であれば、実力アップの勉強として利用していただくのも良いと思います)

 

今後も、役立つ内容や、悩みを解決し安心していただけるような内容をご用意できるよう頑張って参りますね。

メッセージをお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。