先日メッセージ紹介の中で「数学のテストで時間が足りなくなる」ことについて軽く触れましたが、今回は過去問等を使った具体的な練習法についてご説明します。
もともと受験本番は、緊張や焦りで実力以下の点数しかとれない生徒が続出するものですよね。
これは数学に限らないことですが、特に数学は「ひらめき」「スピード」の要素が大きく、ケアレスミスも起こりやすい教科だけに、実力と実際の点数の乖離が起こりやすい教科です。
そうした面があるからこそ、予め一連の対策をしておくことで、本番の点数が5-10点も上がることが普通に起こります。
今回は実践上の注意点など具体的に書きましたから、ちゃんとやれば効果は上がるはずですし、少なくとも「実力以下の点数をとってしまう悲惨な状態」は防げるでしょう。
(実際にやるのは入試が近づいてからのほうが良いのですが、どうしても近いテストで結果を出さないといけない生徒もいるかもしれませんから、早めに触れておこうと思います)
なお、発想としては「もともと力の無いものをどうにかする」方法では無く、「本番で実力を十二分に発揮させる」方法と言えます。
実力が無い生徒にいくらテクニックだけ磨かせても、高校以降を考えると全く意味が無いですから、本番が迫るまでは地力を伸ばす勉強法を優先して行うことが大切です。
一方で、地力があっても本番で転ぶ生徒はたくさんいますし、受験前の期間で急いでつけた地力ほどめっきが剥がれやすい側面もあります。
受験前に急激に伸びて、A判定や合格圏に辿り着いたはずなのに、実際の合格を掴み取れずに終わる生徒が多いのも、そこの最後の詰めまで勉強(指導)しきれていないせいが大きいです。(普通、プロはそこまで踏まえて指導しているものです)
そういう意味で、本番が近づいた頃の勉強法として参考にしていただければ幸いです。
(もちろん、全ての教科に通じる内容ですが、教科を特定しないと具体的な話がしづらいため、わざと数学に焦点を当てて書いています)
楠木塾長
最新記事 by 楠木塾長 (全て見る)
- メールマガジンの登録失敗 - 2023年3月15日
- 塾を辞めるにはどうすれば? 辞めるタイミングや理由 - 2022年10月3日
- 計算力を上げる勉強法 ウソとホント—本当に正しい勉強法は? - 2022年5月23日
おすすめコンテンツ
弊塾からのお願い
そのため、今ではどこでも当たり前となったサイト上での宣伝や広告等の掲載を一切していません。
これは「余計な画像や動画が表示されず読みやすい」「ステマが100%無いため安心して読める」といった点では良いのですが、運営的にはかなり大変なところもあります。
そこで、今後も安定的に活動を継続していくために、寄付を募ってみます。
弊塾の活動を応援してくださる方、記事の内容が参考になったという方、ご相談が役に立ったという方がおられましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
<ご寄付はこちらから>
※Pay What You Want方式です。