教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、子ども食堂に関する記事です。
「子ども食堂」全国で20%余増 幅広い世代の交流の場に | NHKニュース
【NHK】子どもたちに食事や居場所を提供する「子ども食堂」は、全国でおよそ6000か所と、去年の調査と比べて20%余り増えたことが…
コロナ禍によって減るかと心配されていたものの、順調に増加しているようですね。
いろいろと問題や批判もありますが、食事の場としてだけでなく、子供たちの居場所としても機能しているのが、もともと素晴らしい点でした。
それが、今では高齢者や若者も受け入れるなどして、様々な年齢層の交流の場になってきているのですね。
最初の頃は「行きたいけれども少し行きづらいところ」というイメージもありましたが、今では気軽に行ける場として認知されてきつつあるようです。
地域のにぎわいや、まちづくりの一環として開設されるところも増えているらしく、もはや当初の子ども食堂とは別物という感じもします。
また、学習支援を行っているところもあるなど、いわゆる寺小屋や、江戸時代で言うところの塾のような機能も持ち始めているのでしょうか。
そうなると、また別の問題は出てきそうな気もしますが、これはこれで面白い流れと言えそうですね。
ただ、こういった小さな学びの場が増えるのはとても良いのですが、そこでされる指導の質がどうなのかは、いつも気になります。
いくら無料であっても、そこにかけられる子供の時間や労力は有限なわけで、低質な指導しか受けられなかったら、やはりかわいそうですよね。
特に、こういったところを利用する子供は、低学力の子供や勉強嫌いな子供が相対的に多いでしょうから、指導力が足りないと時間の無駄になりかねません。
それに、下手な教え方をされると、ますます勉強嫌いにさせたりすることもあるものですから、たとえボランティアや無償であったとしても、教える側は一定の指導の質を持ちたいです。
そういう意味では、教え方や指導力アップの情報がもっとあっても良いのかもしれませんね。
それも、プロ向けのような高度なものではなく、一般の方でも生かせるような、平易なものです。
今後はメールマガジンのほうでも、あまり難しくないレベルで、教え方に関する情報発信をしていけたらと思います。
楠木塾長
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