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今日お届けするのは、公立小学校の暴走に関する記事です。

 

「ヴィーガン給食」導入した公立学校、絶賛するマスコミに疑問 栄養学的な問題、個人の思想の押し付けは許されるのか?

東京都の公立小学校で「ヴィーガン給食」を導入したとする記事が話題になっています。育ち盛りの子どもにヴィーガンを勧めることは問題ないのでしょうか? 小児科医の森戸やすみさんが検証します。

 

こういった偏った教育が、簡単に公立の学校教育に入り込んでしまうのが怖いところです。

 

科学的根拠に乏しい、いわゆる「エセ科学」「ニセ科学」「疑似科学」「トンデモ」と呼ばれる部類の内容は、その全てが否定されるべきとは思いません。

中には有用なものもありますし、今の科学が追いついていないというだけで、後から認められるものも出てくることもあるでしょうしね。

ですから、個人的にヴィーガン食自体は別に賛成でも反対でもありませんし、それが良いと思う人や、身体に合う人が採用するのは全くの自由でしょう。

 

しかし、公立の小中学校は、あくまでも「科学的なこと(と考えられているもの)」を教える場なのですから、そこを勝手に破ってしまうのはまずいでしょう。

それに、知ってか知らずか、特定の団体や人物の利権に絡んでしまっているのも大問題ですよね。

多種多様ないろいろな文化を学ぶ一環として、他のものと同等の扱いで触れるのならまだ良いのですが、特定の1つだけを「良いものだ」と取り上げるのは、その時点で「いろいろな文化を学ぶ」のとは真逆の行為ですからね。

特定の立場のものを取り上げると、反対の立場のものは必然的に下げられることになるということに思いが至らない時点で、公教育には向かないなと思わずにはいられません。(今回で言えば、医学や栄養学がそれですね)

 

なお、この手の「公立小中学校や地方公共団体で講演を行った」ことを実績(?)として喧伝し、信頼性を高めるというノウハウは、かなり昔からあります。

たとえエセ科学やトンデモであっても、一度公的なところで導入されてしまうと、前例や実績として評価され、さらに次へと拡散されることにつながります。

このやり方は、昔からリアルの世界だとかなり効果を発揮していたわけですが、困ったことにそうした実績がネットの世界(検索やSNS)でも評価をされるようになってきてしまいました。

それを見て、さらに希望する人が増えるせいか、中立なはずの公立小中学校でも、エセ心理学やエセ教育理論で語る子育て術(?)のような講演会をあちこちで目にします。

かなり危険な状況なのですが、それを喜んで聞いたり、真に受けたりしてしまう保護者も一定数いるために、改善の期待は持てなさそうなのが本当に残念ですね・・・。

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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