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今日お届けするのは、発達障害に関する記事です。

 

発達障害って、なんだろう? | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン

発達障害は、広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)、学習障害、注意欠陥多動性障害など、脳機能の発達に関係する障害です。発達障害のある人は、他人との関係づくりやコミュニケーションなどがとても苦手ですが、優れた能力が発揮されている場合もあり、周りから見てアンバランスな様子が理解されにくい障害です。発達障害の人たちが個々の能力を伸ばし、社会の中で自立していくためには、子供のうちからの「気づき」と「適切なサポート」、そして、発達障害に対する私たち一人一人の理解が必要です。

 

 

発達障害に関する、政府広報オンラインのページです。

発達障害のまわりには、トンデモと呼ばれるような非科学的情報も少なくないだけに、ここならわりと安心して読めるのではないでしょうか。

早く気づくポイントや相談場所など、記事内を参照してくださいね。

 

なお、用語について少しだけ補足して書いておくと、発達障害には代表的なものとして次の3つがあります。

  • 広汎性発達障害(PDD)
  • 注意欠陥多動性障害(AD/HD)
  • 学習障害(LD)

ページ内にあるように、これら以外にトゥレット症候群や吃音(症)も含まれます。

 

また、広汎性発達障害(PDD)の例としては、自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害などが挙げられています。

実際には、自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群を別々のものではなく、あいまいな境界を持ちながら連続しているものとして捉える「自閉症スペクトラム(ASD)」という呼び方もあります。

 

一方、注意欠陥多動性障害(AD/HD)についても、書かれてはいませんが、不注意優勢型、多動・衝動性優勢型、混合型という分類もあります。

重ねて、学習障害(LD)についても、読字障害(ディスレクシア)、書字表出障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカリキュリア)などといった分類があります。

 

カタカナの専門用語やアルファベットを使った略称が頻繁に出てきてややこしいですから、よろしければ軽い覚書にどうぞ。

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。