教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、誤報に関する記事です。

 

誤報! 海外大学に向けたテキストの譲渡

 

該当のサイト自体はちゃんと存在するのですが、それを報じたニュース記事に誤りがあったようです。

リンク先の記事はすでに置き換わって、以下のようになっています。

 5月10日公開の「海外大学受験の教材、譲ります」の記事で、紹介したサイト「テキスト譲渡ポータル」は、徳島文理高校からスタンフォード大学に合格した松本杏奈さんが、自身の受験時に先輩らからテキストを譲り受けた経験に基づき、後輩らの助けにしようと設立したものです。こうした経緯を紹介しておらず、見出しと記事ともに不正確でした。おわびします。記事の公開を終了します。

これだけだと見出しのどこが不正確だったのかも不正確ですね。

想像するに、ただ教材をもらいたいだけの人が集まってきたといったところかもしれませんが・・・何とも分かりません。

 

誤報があった時の新聞社やマスコミの対応は、いつも問題になりますが、今回ももう少し何とかならなかったのでしょうか。

私も、別の記事からたどり着いただけで、直接この訂正記事を見つけて読む人は少ないはずですし、もとの記事と比べてあまりに簡素で短すぎます。

今回であれば、もとの記事の間違っていた部分を修正して配信するということはできなかったのかと思わなくもないですが・・・それはそれで何か権利関係が絡むのかもしれませんね。

 

いずれにしても、新聞やニュース記事には誤報がつきものですし、それ以外のネットの情報はさらに玉石混交ですから、注意して読み取るようにしたいですね。

 

訂正前の記事:海外大学に向けたテキストの譲渡

 

最近では、海外の大学を受験するケースが少しずつ増えてきていますよね。

しかし、そのための情報は非常に少なく、もちろんそれ用の教材もなかなか手に入りづらいです。

そこで、海外大学に入学した先輩たちから、不要になった受験教材を譲ってもらえるというのが、「テキスト譲渡ポータル」です。

先日の制服やランドセルのリサイクル、そして昨日の文房具リサイクルに通じるのところのある、素晴らしい取り組みですね。

会員制のグループページになっているため、当てはまる人しか使えませんが、海外大学受験に向けて教材が必要だという方は、参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

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楠木塾長

指導歴20年以上のプロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行う。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。