教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、教員採用試験に関する記事です。
教員志望者が減り続ける中、こうやって試験自体を簡単にするところが出てくることは予想されていたことでしょう。
建前としては、従来の試験方式では適性を見抜けないということだそうですが・・・なり手不足が背景にあるのは明らかです。
学力だけがあってもまともな指導はできませんが、最低限の学力すらない人が先生になる可能性まで出てくるのは恐怖ですよね。
大学に入ることが簡単になり続け、誰でも大学生になれる時代になった次は、誰でも先生になれる時代が到来しそうですね(苦笑)
しかし、教育実習の評価と大学推薦で決めるとなると、ますます教育実習生や大学生に対するパワハラやセクハラの問題がひどくならないかが心配です。
あまり報道されないため、知らない方も多いでしょうが、軽く検索してみるだけでも、教育実習生が被害に遭ったニュースが、わらわらと出てきます。
評価する側に権限を与えすぎると必ず問題が起こりますからね・・・特に採用担当者でも何でもない一般教師に評価を委ねるのは、かなり怖いです。
教育実習生の適性の前に、試験担当者や教育実習担当者の適性のほうも、真剣に考えてもらいたいものです。
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楠木塾長
かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。
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