教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、テストの出題ミスに関する記事です。

 

まさにこれはテストあるあるですね(笑)

上の記事では、「課題」という漢字を書かせる問題があったのに、試験会場の黒板に「課題用紙」と書かれていたらしいです。

入試では無いですが、塾で模試を行う際、慣れない先生がテストに関する説明を黒板に書いていた時に、出題されている漢字を知らずに書こうとし出して、大慌てで止めに入った記憶があります(笑)

これはさすがに先生側のおっちょこちょいなミスでしたが、入試のような会場ならまだしも、普段授業をしている教室でこれを防ぐのはなかなか大変です。

 

ある日のテスト(国語)で、教室の壁際に座っていたある生徒が、じっと静かに壁のほうを見ていました。

いつもそういう行動をする生徒だったのですが、その時は何となく気になって「どうしたの?」とささやき声で聞いてみました。

そうしたら、意味ありげな顔で、静かに掲示物を指差すのですよね。

よく見ると、掲示物の中に、出題されている漢字がばっちり書いてあり、私が珍しく「しまった!」という顔をすると、その生徒はすかさずニヤリとしました(笑)

幸いなことに、その生徒はそんなものを見るまでもなく正解するような良くできる生徒でしたから、カンニングの心配は無いと判断して、しれーっとした顔で静かに掲示物をはがして事なきを得ました。

(その生徒はしばらくニヤニヤしていましたが)

 

なお、これをそのまま隠しておくのも、秘密の共有のようで面白いは面白いのですが、その生徒のニヤケ顔に一泡吹かせたかったので、テスト終了後に自分から暴露してしまいました(笑)

「カンニングだー!」と冗談交じりに突っ込む生徒もいましたが、「**(生徒の名前)がこの程度の漢字を見る必要があると思う?」と聞いたら、即座に全員が「いらない」とばかりに首を横に振っていました。

当のその生徒は、直前まで「弱みを握ったのに」というような顔をしていましたが、あっさり暴露された上に、話のネタにされてしまって、後で嬉しそうに文句を言いに来たものです。

 

以上、さすがに入試でするとまずいミスですが、実際に教えているとありがいなミスのニュースでした(笑)

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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