教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、東京福祉大に関する記事です。
かつて大問題になった東京福祉大ですが、再び脚光(?)を浴びています(苦笑)
強制わいせつ罪で実刑判決を受けた人間が、もとどおり大学の総長に復帰できてしまうというのは、本当にひどすぎる話ですね。
大学がこれですから、小中学生の先生が、わいせつ行為で教職員免許を失っても、3年経てば免許を再取得して再び教壇に戻れてしまうのも、ある意味で納得です。
ちなみに、どうにか進むかに見えたわいせつ対策の法改正は、ちゃっかり断念されました(苦笑)
「内閣法制局が、個人の権利制限につながるとの見解を示した」ということで、なぜか加害者の権利を守ることに必死のようです。
被害に遭う子供たちの権利はどうなるのかという話で、内閣法制局の方々は実際に自分や自分の家族が被害者になりでもしないと、痛みが理解できないのでしょうか。
もしかすると、制度を作る側の人達に、自分たちがかつて加害者だった心あたりがあるからかもしれない・・・などと、穿った見方もしてしまいます(苦笑)
いずれにせよ、わいせつ教員たちを守りたい勢力があるらしいのは、本当に残念です。
どちらのニュースも、教育改革のはるか以前のレベルの話ですね。
これだけだとあまりに救いがないため、もう1つだけ追加です。
今頃になって懲戒免職にしても遅すぎますが・・・被害者の方の主張が認められたことは本当に良かったです。
そして、他にも被害に遭った生徒がいたかもしれないと思うと、もっと早く判断してくれていればと思わずにはいられません。
それでも、逃げ通すこともできたはずなのに、あえて異例の処分をした上で、非を認めてしっかりと謝罪をした今の市教委には、あまり非難はしないでおきたいですね。
現実には、わいせつ事件で問題を起こした先生でも、わりと簡単に復職できてしまうのが今の学校です。
せめて有罪判決を受けた教師を懲戒処分にすることが「異例」とならない環境になってほしいものです。
楠木塾長
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