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今日お届けするのは、小学生プログラミングコンテストに関する記事です。

 

10歳がSDGsをテーマとした教育アプリを開発するだけでも驚きなのに、AIによる画像認識まで利用してあるとは、ますます驚きです。

ベルマークやマタニティマークなど、SDGs(持続可能な開発目標)に関連するマークをカメラで読み取って集めるゲームアプリということで、まさに時代に沿った(先どった?)アプリですね。

しかも、むやみにただマークを集めるのではなくて、ゲーム内の子供たちが抱える悩み(例:赤い眼鏡をかけた子供は「教育はお金持ちの子供だけのものかな?」という疑問を抱いている)に対して、関連するマークを読み取ることで、その子の問題が改善する(例:ベルマークを読み取ると、その子供は「貧しい子にも教育できる先生になってみせるわ」と話し、笑顔になる)という、子供はもちろん、大人でも普通に楽しめてしまいそうな見事な内容です。

プログラミングの世界なら、小学生でもこれくらいできてしまうという可能性と共に、小学生でここまでできてしまうと、将来に末恐ろしいものを感じてしまいますね。

 

なお、今回の大会ではコロナウイルス感染拡大の影響で、社会的意義のある作品が多かったそうです。

正しい手洗いについて学べるアプリ、ソーシャルディスタンスを確認できるARアプリなどがそれですね。

また、人類が地球を脱出する宇宙ゲーム、お気に入りの犬のぬいぐるみを3Dモデリングしたゲームなど、ある意味で小学生らしい(?)アプリもあったようです。

大人顔負けの作品たちに、頭の下がる思いでいっぱいになるトピックでした。

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。