教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、ブラック校則に関する記事です。
最近話題となっている「ブラック校則」の典型ですね。
マフラー禁止もどうかと思いますが、これはまだ笑い話で済む範囲です。
しかし、下着が白であることを教員が目視で確認するという非常識な行為がまかり通っていたことには驚きです。
そもそも、わざわざ外から指摘されるまで、おかしいことをしているという自覚が無いことが、一番おかしいですよね。
(たとえ同性であろうと)中学生の下着を目視で確認するという意味不明な行為を、「指導」だと称して(信じて?)実行していた先生たちは、自分たちがズレたおかしなことをしているという感覚はなかったのでしょうか。
上からの強制というのもありそうですが、もしもそこに違和感が無かったなら、その時点で中学校の先生には向かないだろうなと感じずにはいられません。
そうこうしていたら、追加のニュースです。
福岡市で、8割もの市立中学校で、同様の校則が今も運用されていたようです。
しかも、男子がいるところでチェックされるという、もはやセクハラ以外の何物でもありません。
これをしている教師の側は、自分たちが子供の権利侵害どころか、犯罪行為に近いことをしている自覚がないのでしょうか・・・(苦笑)
ちなみに、生徒たちからは、他にもこんな申し出があったそうです。
- 後ろ髪を耳より下で縛る理由について、教師に「男子がうなじを見て欲情するから」「政府がそう言っている」と言われた
- 眉をそると、休み時間にトイレ以外などで教室から出るのを禁じられ、集会で眉を太く書かれる
- 額の産毛をそることを禁じる校則はないのに1時間半も指導された
- 不登校の生徒が登校したのに、服装違反で学校に入れなかった
- 生徒総会で校則に関する議論を教師に止められ、意見すると「内申書に響くぞ」と言われた
どこの政府が言ったかは知りませんが、うなじで欲情するのは、今の若者ではなく、高齢者教師世代でしょうに・・・。
せっかく投稿した不登校の生徒が学校に入れなかったというのも、優先順位を履き違えているとしか思えません。
そして、内申書で脅すのは、昔からあるのが悲しいことですが、本当に卑劣で汚すぎる愚かな行為です。
ブラック校則改善の道のりは、まだまだ続きそうですね。
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楠木塾長
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