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今日お届けするのは、共通テストに関する記事です。

 

 

共通テストを運営する大学入試センターが、赤字の試算を発表しました。

 

昨年までのセンター試験では4億5千万円の黒字だったとのことで、そこから一気に5億円の赤字というのは大変です。

受験者数の減少が原因ということですが・・・支払われた検定料が4億円減っただけで、どうして全体で9億5千万円も減ることになるのかは謎です(苦笑)

先日の大学入試改革のゴタゴタで、余計なコストがかかって盛大に無駄遣いしたことによる一時的なものなのではないかという疑念が拭いきれません。

 

また、少子化はずっと進み続けているわけで、一番ひどかった昨年で4億も黒字なのに、これまでの利益剰余金が約20億円しかないというのも謎です。

昔は今より生徒数が多かったのに、しかも以前は補助金がたっぷり出ていたのに、なぜ5年分相当の剰余金しかないのでしょうか。

過去の黒字がよほど少なかったのか、はたまたどこか違うところにでも使っていたのか・・・叩けばホコリが出てきそうな気がしてしまいます。

いずれにしても、安易に検定料を値上げするのではなく、減らせるところをちゃんと減らしてくれることを願います。

 

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楠木塾長

指導歴20年以上のプロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行う。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。