教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、部活動に関する記事です。
中学校の部活動が、学校教員の業務から外されることになる・・・かもしれません。
これを単に規則で「関わらなくても良い」とするだけだと、全く意味が無い変更なのですが、地域の仕組みづくりからするということですから、実現すれば一定の効果が見込めます。
先日も、休日の部活中に、自家用車で送迎をしていた先生が処分を受けたというニュースがありましたが、その理由が「休日の練習試合などは公務外(職務命令ではなく自発的な取り組み)となるから駄目」という内規の存在でした(苦笑)
「だったら練習試合をするなという話か?」となるわけで、こんな実態に全く即していない状態があったとすれば、処分されるべきは先生たちよりも、その状態を放置し、先生たちをそう追い込んだに等しい教育委員会のほうでしょう。
そもそも、休日の部活動は、そもそも時間外手当も出ていない状況で、先生たちがサービス残業として行っているのものなのに、公務内と公務外とで分けるのも変な話で、全く道理が通りません。
もとを正せば、ここのところに行き着きますし、部活動は他にもいろいろと問題が多すぎますから、ぜひとも抜本的に改善してほしいですね。
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楠木塾長
指導歴20年以上のプロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行う。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。
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