教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、学校の先生に関する記事です。
学校の先生のかなり多くが世間知らずなのは事実ですからね。
小中高大と、学校という閉じられた世界しか知らず、人によっては、アルバイト経験も教育関係のみという狭すぎる世界の中でも、教師として完成してしまうのですから。
そうしたバックグラウンドが無いと、授業どころか日常のちょっとした会話も薄っぺらなものになりますし、生徒からも「先生として」以前に、大人として、人間として、薄っぺらく見えてしまい、すぐに見透かされてしまうことにつながります。
世間知らずな先生ほど、利用しようとは考えないでしょうが、こういった学びの機会が増えるのはとても良いことだと思います。
とは言え、普通の会社員だったら世間を知っているというわけでもないでしょう。
学校しか知らない先生よりはましですが、学校と1つの会社・業界しか知らないのでは、そこまで大きく違いはしません。
異業種を知ることも大切なら、経営者や投資家といった雇う側・使う側の世界を知ることも大切でしょう。
そして、それら全てを1人の先生が知るのは難しいに決まっていますから、他業種との交換留学ではないですが、相互インターンのようなものもあって良さそうです。
後は、記事のように成功者や成功している会社だけでなく、停滞している会社や、それこそブラック企業のようなところも経験しておくと、もっと社会のリアルが一次情報として身にしみますし、その後の指導にも生かせます。
その上で、自分も含めて、どれだけ学ぼうと全てを知ることができない以上、「いつまで経っても世間知らず」であることを自覚しながら、日々学び続けていきたいですね。
(ただし、学校自体がブラック職場のような現実もあって、そういう先生はインターンどころではないでしょうから、そこの改善が前提となるのは言うまでもありません)
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楠木塾長
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