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ゆきむら様
反抗期で、無気力で、成績が悪い中2の息子がいます。勉強を見てあげたいのに、うるさがられ、キモいなどと言われて悲しくなりました。息子が心配でよく眠れず、ネットサーフィンで情報を見て、すがる思いで登録します。
うるさがられるだけならまだしも、キモいなどと言われては本当に悲しくなってしまいますよね。
この時期の子供は、こういった人がまともに聞いたらひどく傷つくような言葉を、平気で(むしろ率先して)口にしてしまうものです。
無邪気に・・・と言えば聞こえは良いですが、それが相手にどういう影響を与えるかを考えることなく、それこそファッションの1つのように気軽に口にするのは、本当に困りものです。
そのくせ、いざ自分が言われる側に回ると、大きくダメージを受けてしまうという、何とも面倒くさいところもあります。
もちろん、こうした言葉が相手をどういう気持ちにさせるかを教えていってあげることも大切な教育の1つです。
しかし、親子関係がうまくいっていない状況だと、その手のやりとりは効果が無いどころか、むしろ逆効果となりがちです。
将来的には、言われた側の気持ちが分かる大人に育ててあげるための関わりをしていこうと思いつつも、当面はうまく聞き流しておいてくださいね。
ただ、気にしないようにしたからと言って、勉強を見てあげようとしても嫌がられる状況は改善しません。
こういう時、「勉強への呼びかけのしかたがまずかった(だから、必要以上にいらつかせた)」「過去の勉強中の関わりがまずかった(だから、もう見てほしくないと思われている)」という直接的な原因の場合があるため、そこを改善するのは1つの方法です。
しかし、もう1つの「人間関係(この場合は親子関係)があまりうまく構築できていないため、余計に良い反応が返ってこない」という根本的な原因の場合もあることには注意が必要です。
今回のケースがどちらに当てはまるのか(または両方ともなのか)は全く分かりませんが、ここを取り違えるとピントはずれの関わりをして状況を悪化させることになりやすいですから、ぜひ念頭に置かれてみてくださいね。
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