まゆママ様から、お寄せいただいた教育相談のご紹介です。
毎回、メールを参考にさせて頂いています。
今回、ご相談させて頂く事は中二の娘の対応の仕方です。
娘は小学校の時から孤立していました。
時には酷いことも言われていましたが、本人が「自分で対応してみる」と言った為、
私は逐次、様子を見る事と学校の外では気分転換できる様にと努力しました。
勉強に関しては、小学生の間は宿題だけきちんとやる、あまりうるさい事を言わない様にしてきました。
しかし、中学生になると小学校できちんとやらなかった事が表に出てきました。
漢字が全く出来ていません。代表→大表、発売→発買と書いてしまいます。
計算は公文に入り、やり直しています。それでも、3,000 × 10 = 300,000 としてしまいます。
理科、社会については「こんなものを覚えて、何の意味がある?!」と全く勉強しません。
その反面、「日本海側と太平洋側で天気の違い」を地理を使って説明したり、
歴史番組を好んで見たり、興味がないわけではない様子です。
主人も”学ぶ内容が生活と繋がっているという実感がないから、勉強しないのでは?”と言います。
一方で勉強でわからないところがあった時は私が教えた時期もありました。
(偶然だと思いますが)少し成績も上がりました。
しかし「学校や塾よりよくわかる」「一緒に勉強しよう」と言うけれど、
いざ教える事になると、反抗します。
また、私に反抗する一方で、娘は”親は私が困ったら何とかしてくれる”と変に自覚がありません。
勉強のやり方を聞いてくるものの、まず、やろうとしません。
そして、(これは昔からですが)「どうせやったって…」と初めから諦めています。
私も何とか自信を持ってもらいたくて色々してきましたが、
全く改善の兆しがなく、だんだん冷静に対処できなくなってきました。
娘自身も”このままで良いはずはない。でもどうしたらよいか、わからない”、
”母親に頼りたい(勉強を見てもらいたい)けれど、反抗心が先に立つ”と思っている様子です。
私も我が子の勉強を見る事はもう限界で、無理をすれば親子関係どころが、
娘の精神的ダメージが大きくなるばかりと思っています。
(お恥ずかしい話ですが)既に冷戦状態です。
今、お伺いしたいのは、娘に何が必要なのか、親の私はどうすればよいのか、冷静な見方でアドバイス頂ければと思っています。
乱筆で申し訳ありませんが、こちらの意図を汲んで頂き、
アドバイスの程、よろしくお願い致します。
お忙しと思います。
どうぞお身体に大事にして頂き、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
まだ小学生のお子さんが「自分で対応してみる」と言って、自分で頑張ったのは素晴らしいですね。
もちろん、本当に自分で完結できるはずは無く、陰に陽に親御さんのサポートもかなり大変だったと思います。
そうした努力もあって、学校生活や日常的なことについてはうまく乗り越えてこられたのでしょうから、本当に頑張ってこられたと思います。
勉強が手落ちになってしまった感はあると思いますが、お子さんなりの問題やトラブルを抱えている場合は、なかなか全てをうまくやることは難しいですから、前向きな気持でここからできることを積み重ねていってくださいね。
まず、こうしたケースで心配なのは、親御さんの・・・(続きは省略)
無料相談をして頂いたまゆママです。
セミナーを二度、三度読み返しました。
本当に有り難い情報でした。
ありがとうございました。
頂いた無料相談のお返事と合わせて読むと問題点とその対処法がはっきりとわかりました。
娘の場合は「反抗期がひどくないのに勉強ができない」場合です。
“やる気と自立心を育てる関わり方”を心がけ、何より気長に余裕を持って今後は接したいと思います。
セミナーで「やる気はコントロールできない」というご指摘は目からうろこでした。
言われてみれば、自分だってやる気のムラは経験済みですのに、娘にできないことを強制していたかもと思うと反省しています。
よく覚えておきます。
また、家庭において最も優先すべきは「日常の教育」という事も改めて確認しました。
勉強のサポートをしていると優先順位がぶれてしまう時もあると思います。そんな時に”日常の教育こそ最優先”と覚えておけば、何かあっても冷静に具体的に対処できるのではと思います。
最後にいつも貴重な情報をありがとうございます。
このブログもセミナーに助けられているか、わかりません。
実行あるのみですから、気長に冷静に余裕を持って今後は娘に付き合おうと思います。
どうぞお体を大事にして頂き、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
追伸 お忙しい中無料相談へのお礼に対し、更にお返事を頂きありがとうございました。
こちらは、以前お届けしていた「成績アップの扉を開くミニセミナー」へのご感想としてお寄せいただいたものですね。
何度も読み返していただきまして、誠にありがとうございます。
そうやって大切にしていただけると、頑張って書き上げた甲斐があったと嬉しくなります。
教育相談は個別の事情を踏まえながら書くため、最も必要な幹の部分はうまく伝わりますが、文章でたった一往復だけのやりとりな上に、紙面の都合もあることから、枝葉に当たる部分などの情報はどうしても不足しやすいです。
逆に、メールセミナーなどは、どこがその人にとっての幹かを自分で探さなければならない不便さはあるものの、枝葉まで情報をお届けすることがしやすいです。
そういう意味では、両方を活用していただくのが、最も有効な使い方なのでしょうね。
やる気については(続きは省略)
※御返事はメールマガジン内でさせていただきました。
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楠木塾長
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