特別講座「成績の上がる勉強法講座」のご感想をお寄せいただきました。
目次
今回の講座を通じて得られた良い変化や、学んだことがあればお聞かせください。
課題を提出する過程で今までの勉強法について親子共に振り返り、問題点や改善点を考える機会が出来たのが良かったです。
それぞれの課題で細かい修正かもしれませんが、そこをはずしていたために成績を上げることができなかったのにも気づき、今後の修正や実践に結び付けることが出来ました。
息子自身で学ぶことが出来て良かったのではないかと思われるのは、今まで嫌々反復をしていたため成績が上がらなかったことや、本当に成績を上げるための本質をはずさない反復法がどんなものであるかを塾長様から教えてもらえたことが良かったように思います。(私が言っても説明不足だったり説得力に欠けていたため)
それを実践できるかは今後の日々の勉強で意識できるかどうかですが、現在もどうしても自分のやり方でやりたくなってしまうところがあるものの、息子なりに工夫もしているようなので、徐々に変化が見られている気がします。
今回の講座のイントロダクションや課題のお返事を読み返しながら徐々に精度を高めていけるのではないかと思っております。
今回私が学ぶことが出来て良かったのが、女子と男子の違いによっても勉強法に大分違いがあったことで、実際の息子と照らし合わせても納得がいきました。
今までは育て方の影響に目が向いていたので育て方を変えたら良いのかと考えていましたが、そもそも男子の思考回路と息子の個性をきちんと理解出来たら、今後はもう少し私の接し方が変われるのではないかと思いました。
○今回の講座の良かった点、及び、改善したほうが良い点があればお聞かせください。
【今回の講座の良かった点】
・提出期限が決められていたので、普段のスケジュールに合わせながら提出の計画が立てやすかったです。
・同じ課題について各ご家庭ではどのようにしているのか講座を通して参考にすることが出来たのが良かったです。(実際に保護者同士でこのように話す機会がなかなかないので)
・今までの勉強法をお伝えすることで塾長様から一つずつきめ細やかなアドバイスをいただけたので、勉強法の修正ができて今までの迷いや疑問点が解決されてきました。
・今回の講座は成績を上げるためにとても大切な具体的な内容だろうので、それについての方法を知ることが出来たのが良かったです。
・イントロダクションは長文ですが、世間で言われていることを例に挙げつつ、本当に成績が上がる方法の根拠や実践例などを順を追って説明してくださったので、それを今後の講座でも続けてほしいです。
【改善した方が良い点】
見つけることが出来ませんでした。
○その他、ご意見、ご感想、メッセージなどありましたら、お願いいたします。
・途中でサーバのトラブルなどもあってとても大変だったご様子ですが、講座に影響を与えないように努力してくださったことにありがたかった気持ちと申し訳ない気持ちとで、普段からの塾長様の努力やご苦労を垣間見ることが出来ました。
今後も、受け取り側の私としても大切に活用させていただこうと改めて思いました。
・今回の講座は途中で終わった形になったようですが、残りの2課題も機会があったら取り上げてくださることを願っております。
・疑問に思ったのが、文系寄り理系寄りの違いについて、塾長様は教科の得意不得意よりも考え方の違いでお話していたような気がしましたので、そのあたりもいずれ教えていただきたいと思いました。
・それと
>99から100までのたった1を極める楽しさもまた味わい深いものです。
の感覚が実感できていません。
1を極める時、99までと関連付けたりするのではないか?とか、新しい1があるのだろうか?とか考えてもよく分からないし、今説明を受けても分かるかどうか自信がないのですが、とても気になるのでまたいつか教えてくださると嬉しいです。(本当は教わらなくても私が実感できたらもっと嬉しいのですが、なかなか難しそうです(苦笑))
次回また講座がありましたら、是非とも参加させていただきたいです。
今回の講座もとても勉強になりました。
どうもありがとうございました。
今回は、課題を通じて親子でもご参加いただきやすい形式にしたわけですが、実際にそうしていただけたことは、講座提供者としてとても嬉しく存じます。
反復の大切さはどこでも言われていますし、それが大切なことは間違い無いのですが、やはり本質を外してしまうと、意味が無かったり、効果が薄れたりしてしまうものですよね。
そして、本質はいつも変わりないのですが、個々の生徒が「本質をどう捉え違えているのか」は常に異なりますから、そこに合わせた柔軟な対応が避けられません。
そういう意味でも、修正や実践につなげることができたのは幸いです。
また、勉強は頭を使うものですから、おっしゃるように「思考回路」の部分を踏まえることがとても大切です。
特に、身体的にも性差がはっきりしてくる中学以降では、男子と女子による勉強法の違いも顕著になり、男親は女子の、女親は男子の気持ちが分からないということにはなりやすいです。(教師も同じです)
もちろん、どちらが良い悪いと言うものでは無いですし、もともと育て方が影響する余地の少ない部分でもありますから、個性の1つとして捉えて、伸ばしていくことが大切です。
実際、親でも先生でも、無理に方向を捻じ曲げるような関わり方をしがちですが、方向性自体を変えるような関わり方をすべき時と、方向性は尊重した上で、その中での伸びを求めるような関わり方をすべき時があります。
Aの本が有害ならば、無理矢理にでもBの本を奨めるべき場合もありますが、そうで無ければ、Aの本を読みたがる子供にこちらのエゴでBを押し付けるのではなく、Aの本を読み深めて、より楽しむような読み方を教えるような関わり方もあるわけですね。
改善点についても、いろいろとご指摘いただきありがとうございます。
他のご家庭の様子や意見が読めるのは、私もかなり良い点だと見ていて思います。
仮に、保護者同士で集まっても、こういった話で盛り上がることは少ないでしょうし、仮に盛り上がっても、文章で書くほど丁寧に、かつ、詳しいところまでは語らないでしょう。
「直接集まれれば話が早いのに」と思う時もありますが、そういう意味では、「この形はこの形で、良い所があるな」と思っております。
また、コメントに対する具体的なアドバイスだけだと、教育相談としては良くても、講座としては「学んだわりに、状況が変わると通用しない」となってしまいますから、必ず前半で、理論や根拠などの原則的な部分を伝えるような構成にしています。
その点をご評価いただけたようですから、引き続き今後も意識して参りたいともいます。
残りの2課題については、もともといくらでも話ができるところを、目安として区切りをつけただけのものだけですから、次回以降のどこかの機会に取り入れるようにしたいと思っております。
また、文系・理系の話は、受験時に必要な得意教科の話では無く、思考習慣や思考回路として見た時の話ですね。
バリバリ理系のはずの医師やエンジニアにも「自分は文系思考だ」と公言する人がいるように、教科の得意不得意と、本質的に文系か理系かは別の話です。
ついでに言いますと、できる人はどちらも相当高いレベルを持った上で、よりどちらが得意かという意味で分けているに過ぎない面もあって、「できる人にとっての駄目なほうセンス」>「できない人によっての得意なほうなセンス」となることもあるものです。
そのため、生徒に指導する場合においては、それぞれを一定レベルに到達させるほうが先決ですね。
最後に、残りの1を極める感覚については、これだけで1つの講座になるくらい語れそうなテーマです(笑)
その1の中には、全く新たな部分もあれば、99から生まれる部分もありますし、1を極めた先にまた次の新たな100が現れることもあります。(そもそも、どんな世界でも探求に終わりは無いですからね)
このあたりは、理屈や想像でいくら考えてみても駄目で、何かを突き詰めてやってみないと実感はできないです。
ただし、探求に終わりが無い以上、真に100に到達することは無いですから、途中地点としての100に到達するイメージのほうが本当は正しいです。
そういう意味では、一定のレベルに到達する段階で1度は100に到達する感覚が味わえますから、どんな分野でも少し突き詰めてみれば、意外と感覚を味わうことは難しくは無いと思いますよ。
(代わりに、その先の奥深さを、また思い知らされることになるわけですけれども)
何やら、実際にお届けした講座内容(もっと基本的な、成績アップのための勉強法の話)とは関係無さそうな話になってきましたね(笑)
ただ、学校の勉強も、塾での勉強も、社会に出てからの勉強も、それこそ人生勉強でさえも、本質の部分では共に通じるものですから、こうした話はいくらでも広がっていきます。
逆に言えば、こうした部分を体感できるような勉強のしかたを、今の生徒たちには味あわせてあげたいものですね。
よく分からない最後になりましたが(笑)、今回の講座内容を踏まえて実践されてみて、また分からないことなどあれば、お気軽にお尋ねくださいませ。
そして、次の講座もより良いものがお届けできるよう、準備して参りますね。
ご感想をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
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楠木塾長
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