みやみや様から、メールセミナーのご感想をお寄せいただきました。
大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
はじめまして。
中3男子の母です。
反抗期というよりも、無抵抗だし、自発的に何もしない子どもが歯がゆく、私自身が一番いらだっておりました。毎日が息苦しく感じるくらいです。
今回2回目の配信を拝見し、問題解決の糸口が見えた気がします。
とはいえ、まだ、糸口のみですが・・・。なので、1日1回の配信がもどかしいです。
もっと早く先生の事を知っていれば、子どもも私も、もうすこしのんびりと出来たのではと残念ですが、取り戻すことは出来ないので、これから少しづつ、がんばっていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
もどかしく感じるほど楽しみにしていただきまして、誠にありがとうございます。
また、糸口が見えたかもしれないのは私も嬉しいですね。
1日1回の配信は、お急ぎの方には遅いと感じるかもしれませんが、授業を立て続けに受けても効果が得にくいのと同じですから、どうかお待ちくださいね(笑)
ちなみに、この時期になっても無抵抗のお子さんですと、過保護や過干渉などが原因で「無気力」になっている可能性もあり得ます。
反抗するのは、自分の中で「こうしたい」といった思いがあるからですが、自分の思いよりも親の思いを優先してきた子供や、とにかく親の言うとおりにすることでうまくやってきた子供だと、「こうしたい」という思い自体がどんどん薄れていきます。
そこの思いが無ければ、意見が衝突しないため反発も少なくなりますし、願望が無い以上、自発的な行動も全く無くなります。
この場合、支配を手放すのはもちろんですが、次の「寄り添う」段階に進もうとしても、子供が自分の意思で何かをしようとしないため、寄り添いたくても寄り添えない状態が生まれやすいです。
マラソンコースを走っている子供を横で励まそうと思っているのに、子供が道端にへたりこんでいるような状態ですね(笑)
こういう場合は、まず「一緒に歩く」ことから初めないといけません。
ただし、今まで「無理に歩かせる」「親の言うがままに歩く」状態だったとすると、普通に一緒に歩こうとしても、自然と元通りの状態になります。
ポイントは「親が手を引いて歩く」「親が背負って歩く」状態にしないで、子供自身の意思を引き出した上で、それに沿う形で「子供の横か少し後ろをついて歩く」状態を心がけることですね。
ここの感覚が難しいのですが、イメージは伝わるのではないでしょうか。
そして、中3ですと、受験勉強のほうが気になると思いますが、こういった点については勉強以外のことで教えたほうが良いです。
ですから、受験勉強についてはこれまでの延長なり改善形なりで進めておいて、それとは別に日常的なところで、子供が自分の意思で活躍するような場面を作ってあげると良いです。
家事のお手伝いでも、日常の生活習慣でも、それこそ昔メッセージでいただいた箸の練習でも良いですから、子供に自分なりに頭を使わせ、自分の意思でうまくやりたいと思わせ、成功体験を与える流れが有効ですね。
そうやって子供に気力が見えてきたら(具体的には、目が輝いてきたら)、勉強のことでも自分で歩かせるようにしていくと良いと思います。
もちろん、一朝一夕にはいかないことですから、お言葉にもあるように、少しずつ頑張っていってくださいね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
楠木塾長
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