かお様から、メールセミナーのご感想をお寄せいただきました。
大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
中1の娘が態度や言葉遣いが悪くなって反抗期について検索してこちらにたどり着きました。
最初はこどもになめられちゃいけないとか、なんとか押さえつけることばかり考えて、余計におかしくなったところでこちらのメールセミナーに出会い、本当に良かったです。
今まで、自分では分からなかったけれど、あれしなさい、これしなさいと本当にさうるさい母親でした。そりゃあ、こどももウザイはずです。
なるべく本人に任せるようにしただけでだいぶ落ち着いて話が出来るようになりました。
まだ気付くとあれやこれや言ってしまって反省しながら、自分にも目をむけるようにしています。
とても分かりやすく、助けられたので、周りの友人にも勧めたいです。
もっとおかしくなってしまう前の早い段階で辿り着いていただけて、私も良かったです。
周りのご友人にも勧めていただけるとのお言葉も誠にありがとうございます。
お子さんの自意識の芽生えを認めてあげて、思いを受け止めながら、可能なところは聞き入れてあげる・・・この流れはとても大切ですよね。
ただ、生徒たちの勉強もそうですが、頭ではやらなければいけないと分かっていても、行動に移すのは難しいものです。
実際に、あれこれ言うのを減らすと、自然と衝突は少なくなるわけですが、多くの方は「それがなかなか減らせない」と苦労するわけですよね(笑)
そういう意味で、読んですぐに実践できてしまわれたことは、本当に素晴らしいと思います。
ところで、親子関係が落ち着いてきますと、もちろんそのまま万事がうまくいく場合もあるわけですが、全ての方がそうなるわけではありません。
言い過ぎないようにする段階で苦労する親御さんもいる一方で、反対側まで行きすぎてしまって、「減らすべきでない、本来言うべきこと」まですっかりやめてしまう親御さんもいます。
その結果「親としては許したくない態度や言葉遣いまで大目に見なければいけない状態」になって、親御さんの側に過剰なストレスが溜まったり、家庭内でされるべき教育が全く機能しない状態になったりすることもあります。
そうならないためには、いったん衝突を回避して関係が落ち着いてきたら、次は少しずつ「言うべきことは言える」というバランスの良い状態にしていくことが求められます。
その際に最も重要なのが「何を優先して言い、何を言わずにおくか?」ですが、そのあたりはメールセミナーの中でも触れていますし、毎週のメールマガジンの中でも陰に陽にお伝えできていると思います。
このあたりはご家庭の教育方針によって加減して良い話であり、必ずこうしなければならないと言えるものでも無いですから、ほど良いバランスを探りながら進めていかれてくださいね。
そして、言うべき対象が決まると、今度は「伝え方」になってきます。
これについては、親御さんの側にも伝え方の巧拙の差はありますが、子供のほうにも伝わりやすいタイプと伝わりにくいタイプがありますから、たとえ親御さんの伝え方が普通以上のレベルであっても、うまく伝わらない場面が生まれることは往々にして起こります。
対処法はいろいろで、親御さん自身が伝え方を改善するのも1つの方法ですし、家族や先生など他の人の力を借りるのも1つの方法ですが、いずれにせよ「親が言いたいことを我慢するだけ」の状態がゴールでは無いことは、念頭に置いておきたいですね。
実際には、幼少期からの流れで「言い過ぎ」になってしまう親御さんが圧倒的に多いため、メールセミナーの最大の主題はその点になっています。
耳を貸してくれるようになってきたら、今度は相手が受け入れやすい言い方を工夫するなどして、お子さんとの関わりをより良いものにされていってくださいね。
もちろん、今後のメールマガジンがそのためのヒントになれば誠に幸いです。
楠木塾長
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