初めまして。中学生のお悩みがほとんどだということを承知である方からこちらを紹介して頂き、ご相談している所存です。

娘は高1になったばかりです。
中1から中2にかけて少し素行が怪しい時期があったこともあり、公立の高校ではなく、私立の高校の方が面倒見などの面からもいいと思い、娘には私立を薦めて私立の高校に通っています。
しかし、入学当初より、公立がよかったと言うようになり、まだ入学して3ヶ月ですが、体調が悪いと言い、もう6回も(2週間に1度でしたのが、今週は1週間前に休んだのにもう休んでしまいました)休んでいます。
最近は特に、クラスの友人が先生に注意されたことや校則が厳しいこと(それほど厳しくはないのですが、やはり1年生には服装チェック等あるようです)や土曜日もあることが嫌になってきて、学校に行きたくないとか、やめてもいいとか言います。
全部が本気ではないとは思うのですが、何かあったの?と聞いても反抗期で、「仮病だと思ってるわけ?うるさい。あっち行って。」とか言われてしまいます。
大抵午後まで寝ていて、起きると元気になっていたりするので、疲れかな?とも思って、朝は一応「行きなよ」と言うものの、娘の剣幕に(「うるさい、体調悪いのに色々言わないで。単位とかしらね~し。」などと言います)負けて、結局休ませてしまいます。
高校は中学と違って、出席率があること、体調がどう悪いのか等すごい心配しているのですが、娘には全く伝わっていないようで正直悲しいです。

もちろん今までの私の育て方が悪いのも承知しています。
最近では、私立の高校に行くことを薦めたのが間違いだったのかもしれないと思うようにすらなっています。
娘のためになると思って、私立がいいと思ったのですが。(一応大学進学を希望していたので。)

貴塾は中学生や中学生の保護者を対象にされていることも知っていますが、なにをどうしたらいいのか全く分からず、途方にくれてご相談させて頂きました。
もしご返答頂けましたら幸いです。

お忙しい中、申し訳ありません。

 


 

せっかく高校に入ったばかりと言うのに欠席がちになってしまい、さらにはつらい言葉も浴びせられておいでで、本当につらいお気持ちだろうと存じます。

「育て方が悪い」などご自分を責めておられますが、高校入学までしっかりと育ってきたわけですから、決してそうばかりとも限りません。

少なくとも、ご自分を責めても事態は改善せず、気持ちが落ち込むばかりですから、あまり責めないであげてくださいね。

 

ただ、すでに高校生であり、現実を見てもいない私がここで軽々しくアドバイスをするのはよろしくありません。

それに、欠席がちであることは「勉強法」とも言えないテーマですから、欠席に関する部分についての直接的な御返事は控えつつ、お子さんへの関わり方についてアドバイスさせていただきますね。

 

いただいた中で最も気になったのが、「何かあったの?」「仮病だと思ってるわけ?うるさい。あっち行って。」のやりとりです。

反抗期の親子ではとても良くある光景なのですが、心から心配しているのを拒絶されてしまうと、悲しいような情けないようなお気持ちになってしまうことでしょう。

いくらこちらが心を尽くして伝えても、気持ちが伝わらない時は全く伝わらないですから、本当につらいですよね。

 

これは要するに、愛情や感情のすれ違いが起きてしまっているわけで、お互いのコミュニケーションに齟齬が生じている状態です。

特に「親子」の場合は、長年積み上げてきた積み重ねや過去のしがらみがありますから、新たな関係を作るときのように簡単にはいきません。

だからこそ、余計に「聞き方」「伝え方」に注意を払わなければなりません。

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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