「教科書だけで成績の上がる勉強法があると思いますか?」

・・・答えは「あります」です。

 

教科書だけでも成績は上げられる?!

勉強法は本当にいろいろなノウハウがあるため、別に教科書だけでも何とでもなります。

教科や単元、生徒の学力によっても変わるため細かいところまで書きようもありませんが、音読、書写、穴埋め、問題演習、暗記など、いろいろな手法を組み合わせるなどするわけですね。

ある意味、最もお金のかからない勉強法です(笑)

 

ただ、応用問題や発展問題が少ないため、ハイレベルな学習にはちょっと不都合があります。

反対に、基本的な学習をするには問題集を買わなくても十分対応可能です。

 

教科書だけだと現実的には厳しい理由

しかし、残念ながらこの方法は現実的ではありません。

 

理由は簡単。

教科書を使った勉強法は「工夫」が必要だからです。

 

問題集ならば、机に座ってページを開けば、すぐに勉強が開始できますよね。ほんの数秒後には問題演習がスタートします。

ところが教科書だと、ページを開いてすぐに問題演習・・・というわけにはいきません。

だからと言って、いきなり丸暗記・・・では十分な力がつきません。

「教科書を覚える」と言うより「教科書で学ぶ」と言うのが正しいのですね。

 

そうなると、そばで私が「こういうふうに使うと良いよ」というように指導して良いならともかく、生徒が自分で工夫しながら、自分に合ったやり方を見つけて実行していくというのはとても難しいです。

それができる生徒なら、別に教科書だろうと何だろうと同じように成果が出せるでしょう(笑)

勉強法で迷わなくて済むという意味では、教科書を工夫して使うよりも、問題集などを使ったほうが手っ取り早いのですね。

(ただし、教科書を工夫して使ったほうが学習効果が高い部分もあるため、「効果」に関しては、どちらが良いと一概には言えません)

 

○ 参考:教科書を使った勉強法はこんなものも。

教科書を丸暗記する勉強法

 

勉強において大切なこと

勉強において重要なのは「何で勉強するか」よりも「どう勉強するか」のほうです。

もちろん、低質な教材よりも良質な教材を使ったほうが良いに決まっていますよ。

しかし、一律で強制されている低質な教材で成績を上げる生徒は大勢いますし、良質な教材を使っても成績が上がらない生徒はさらに大勢います。

つまり、教材の質が及ぼす影響よりも、それをどう使うかが及ぼす影響のほうが大きいのですね。

 

もっと言うと、「やるべき内容を決め、それを実現可能な計画に落としこみ、実際に計画に添って進めきる」ことです。

これができれば細かい勉強法が多少まずかろうと、確実に成績は上がります。

・・・と言いますか、そこまで含めてが本当の勉強法ですよね(笑)

 

結局のところ、教科書を使うか、問題集(ドリル、参考書、資料集、通信教材、、、etc、、、)を使うかは、大した問題ではありません。

もちろん、そこはそこで重要なのですが、あくまでも最初に来るべきは「その子に合った勉強法は何か?」であり、具体的な教材選びはその後に来るはずなのですね。

「成績を上げたい」「良い勉強法は無いか?」と考える時は、そういった視点で考えるようにしてみてくださいね。

 

○ 参考:子供に合った勉強法選びのヒントはこちらも。

正しい勉強法の選び方 ~成績アップのための3つの勉強法~

 

The following two tabs change content below.

楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

おすすめコンテンツ

楠木塾 メール会員
楠木塾 メール会員