一番効果のある復習の間隔は分かりますか?

今回は理想的な復習の間隔について見ていきましょう。

 

○ 参考:復習に使う教材選びはこちら。

学校のワークをやるべきか、塾の問題集をやるべきか?

 

学習塾の予習・復習の仕組み

まず、指導効果が高いと言われている多くの塾では、次のような流れ(システム)になっています。

  • 「予習型の授業」
  • 「塾内テスト(有無は塾によりけり)」
  • 「学校の授業」
  • 「定期テスト」
  • 「夏期講習や冬期講習」

こういった形で何度も復習する(できる)のが売りというわけですね。

(ただし、これは今ではどこの塾でもやっているため、もはや売りではなく当たり前になっていますね)

 

この方式だと、おおよそ1ヶ月ごとに復習することになります。

例えば、4月に塾で習ったものを5月で学校で習い、定期テストが6月で、夏期講習が7月といった具合です。

しかも、学校の授業をあまり聞かないタイプの生徒だと、復習は実質2ヵ月後です。

 

ところが、1ヶ月スパンの復習で成績が上がっていくのは「もともとそれなりにできる生徒」です。

普通の生徒は、1ヶ月も時間がたったら忘れてしまって当然です。

実際、低学力の生徒ほど、講習などでは「そんなの習ったっけ?」が第一声だったり、細かい部分だと「いーや、習ってない!」などと平気で言ってきたりするものです(笑)

そういう生徒だと、復習と言いながらも実質ゼロに近い状態からのスタートになってしまいます。

 

もともと復習とは、ある程度覚えている状態でするから効果があるものです。

覚えていることが少ないほど、復習の効果は落ちてしまいますよね。

そのため、適度な間隔で復習することがとても大切です。

 

それでは、一番最適となる理想的な間隔はどれだけなのでしょう?

 

○ 参考:そもそも予習と復習はどちらが良いのか。

予習と復習のどちらを選ぶべき?

 

中学生が勉強する時の、理想の復習間隔とは?

記憶の定着に関する話はよくありますよね。

例えば、あちこちで当たり前のように目にするのは、エビングハウスの忘却曲線の話ですね。

ただ、実はこの話は「意味の無い単語を使った単純暗記」という限定された条件があります。

世間で言われている話はそのことを知らずに書いているものが多い点にはご注意ください。

 

とりあえず細かいことは横に置いて、一般的に言われているのは、おおよそこのあたりでしょうか。

  • 当日の夜、翌日、3日後、2週間後、1ヶ月後・・・
  • 当日の夜、3日後、1週間後、3週間後・・・

いわゆる脳科学などを参考にした勉強法の本などを見ても、おおよそこういったことが言われています。

原則で言うと「当日の夜」は必須なのと、その後は定期的に(徐々に期間が長くなるように)することですね。

 

しかし、これだと現実の勉強に利用するのは難しいですよね?

「よしやろう!」と思い立って、その日の内容を当日の夜にやり始めた段階では良いでしょう。

ところが、それから何日も立つと、その日の内容以外にも、ずっと前にやった内容を勉強する必要が出てきます。

そのうち、「その日の内容」に加えて、「3日前」「1週間前」「2週間前」「1ヶ月前」の内容を全てやらなければならなくなるわけで、これではやることが多すぎます。

 

しかも、学校の内容は先に進むほど難しくなるのですから、「その日の内容」の負担は増えていくばかりですよね。

その上、塾の授業まで同じように復習していたら、普通の生徒は、確実に力尽きるでしょう。

これでは、ものすごい量の勉強を毎日こなし続けていけるだけの力を持った生徒・・・つまり、もともと勉強のできる生徒にしか使いこなせません(笑)

これでは、たとえ勉強法として正しいとしても、全く役に立たない方法論だと言わざるを得ないでしょう。

 

正直な話、私はそこまで復習したことがありませんし、もちろんさせたこともありません。

それに、テストで450点以上を軽々ととるような生徒で、こんな復習のやり方をしている生徒は見たことがありません。

前に「才能があれば・・・」の記事でも書きましたが、むしろ復習自体を疎かにしている生徒もいるほどです。

 

ですから、ここでいったん発想を変えて、「理想の復習間隔」を考えてみましょう。

 

続きは「正会員の専用書庫」でどうぞ。

 

○ 参考:復習をもっと効果的にしたいならこちら。

成績を上げる中学生の勉強法の極意

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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