定期テスト対策の勉強法については、いろいろなところで取り上げられていますね。

今回は、よくある学習計画表について触れてみましょう。

 

定期テストの学習計画表は意味がある?

最近、学校で非常に多いのが「学習計画表」です。

定期テスト週間になると突然書かされる例の紙ですね(笑)

 

はっきり言って、これは無駄なものがほとんどです。

普段計画を立て慣れていない生徒や、計画の立て方を知らない生徒に自分で書かせても、まともなものはできません。

「生徒に計画を立てさせて、自律的に勉強させる指導だ」という思い込みにすぎず、完全に教師側の自己満足ですね。

 

参考:定期テストの学習計画にセットで問題となるのがこちら

定期テスト前のノートまとめの正しいやり方

 

学習計画力の正しい育て方

もしもちゃんと教えるなら、「計画の立て方」から指導する必要があります。

 

計画の立て方を教え、実際に立てるところを見せてあげ、さらに自分で立てさせたものにチェックを入れ、最後にその計画で実際に勉強をさせてあげる。

そして定期テストの結果と、計画と実際の行動のズレなどを比較し、どうすべきだったのかというのを実体験として学ばしてあげる。

そこまでして、やっと「次のテスト」から自分で計画が立てられるようになるものです。

 

要領の悪い生徒だと、それこそ3回、4回と練習が必要です。

中には、1年間くらいかかってしまうこともあるでしょう。

そうして見につけるのが「計画力」なのですね。

 

ただの思いつきで計画させておしまい・・・では、素人の指導に過ぎず、別に誰でもできるという話です。

あくまでも、計画の立て方から実行、そして反省と修正の一連の流れまでを押さえることで、将来役に立つ「生きる力」になるわけですね。

 

参考:定期テストによくある誤解はこちらも

定期テスト対策が受験対策につながるか?

 

よくある、まずい計画の立てさせ方

おまけに書くと、この計画をテスト2週間くらい前に書かせる先生がいますが、これも意味不明です。

特に勉強が苦手な生徒の場合、2週間前から始めていては、よほど効率の良い勉強をしない限り間に合いませんよね。

せめて「計画を考えるための時間」くらいは考えて、前もって立てさせるくらいはしないと、全くお話になりません。

(もっと言うと、本来計画というのは一時的に立てるものではなく、1年間や入試までを見通して立てるものですから、定期テスト直前といった短いスパンでしか計画を考えられない時点で、指導者としては失格です)

 

ただ、学校でも塾でも、決められたルールやシステムなどがあるため、どうしても計画表を書かせないといけない場面もあります。

たとえ本人がやりたくないことでも、上からの命令は聞かざるを得ないわけで、そこが組織の難しいところですね。

いずれにせよ、学校や塾だけでは十分な指導が得られていない現状がありますから、足りない部分はご家庭で補うようにされてくださいね。

 

参考:定期テストに向けた学習計画表の正しい作り方はこちらも参照

定期テストの学習計画表の正しい作り方

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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