• 塾なしの独学で、志望校に合格できるのか?
  • 塾や家庭教師に頼らず高校受験するのは不利なのか?
  • 塾に通っても成績が上がらないが、いっそ塾なしで挑戦するのはどうか?

高校受験のために、塾に通う子供・通わせる家庭はとても多いですよね。

中学生の通塾率は高止まりしており、周りを見渡してみても、塾に通っていない家庭のほうが少ないくらいです。

特に、地区トップ校や公立の人気校を目指す子供は、かなりの割合が塾に通っています。

 

しかし、実は今の時代でも「塾なしで志望校(それもトップ校)に合格」している子供たちが、一定数ちゃんといます。

これは決して聞きかじりや特別な子供だけに当てはまる話ではなく、実際に私とご縁のある方々にも毎年必ずおられますから、間違いありません。

ただ、全体における実数で言うと、どうしても「塾に通って志望校に合格するケース」のほうが多いものですから、そういった話が表に出て来やすいです。

 

そこで今回は、あえて「塾なしの高校受験」だけをテーマにしてみましょう。

  • もともと塾に入りたくないという人
  • 塾で痛い目を見て2度と入りたくないという人
  • 塾にいかなくても大丈夫なら、塾なしでチャレンジしてみたいという人
  • 経済的に余裕が無いから家庭学習でいきたいという人

いろいろな思いの人がいると思いますから、よろしければ参考にしてくださいね。

 

なお、今回の内容も最近のものと同じく、ネット上で見かける他の情報を踏まえたものにしています。

特定のサイトを批判するつもりはないため、単純に検索エンジンで上位に出てきたものから任意で参照しています。

世の中には、正しい情報もあれば間違った情報もあるものですから、選択眼を磨くという意味でも、よろしければ参考にしてくださいね。

 

塾なしでも高校受験で合格できる?

最初に「塾なしの独学で高校受験が可能か?」という話です。

これについては、大体どこでも「高校受験なら可能」という意見で一致してしますね。

もちろん、「誰にでもできる」という無責任発言はさすがになく、「条件さえ揃えばできる」という見方がほとんどです。

 

実際にはもちろん可能で、地区トップ校となるとなかなか大変ですが、それでもやり方さえ間違えなければ十分に合格可能です。

リアルの塾や家庭教師を全く利用しないとしても、今はその代わりとなる通信教育やオンライン塾などがかなり充実しています。

また、授業動画などの安価な教育コンテンツも増えてきていますし、中学生向けの市販教材も、昔と比べて非常に充実してきています。

さらに最近は、無料の授業動画やサイトやアプリなどまであって、塾なし受験のしやすさは昔と比べ物になりません。

こういったものをうまく組み合わせれば、そこらの下手な塾に通うよりも、はるかに良質な学習環境・指導環境を得ることさえ可能です。

 

また、「塾なしでは無理だ」という強い意見もありますが、それは「子供が完全に独力でするのは無理だ」という意味で言われているのがほとんどです。

家庭で十分なサポートをするのであれば話は大きく変わってくるものですから、「親はどこまで関わるつもりがあるのか」というのが1つの鍵となってきます。

少なくとも、一昔前と比べて、塾なし受験のデメリットは激減していますから、かなり現実的な選択肢の1つになってきたと言えるでしょう。

 

塾なしの高校受験に、親が深く関わってはダメ?

すぐ上で「親はどこまで関わるつもりがあるのか」と書きましたが、ここで多くの親御さんの頭に浮かぶ疑問が1つあります。

それは、「高校受験に親がそこまで深く関わって良いのかどうか?」ですね。

 

実際に、世間ではこういった意見を多く見かけます。

  • 入試のことにまで親が深く関わるべきではない
  • 高校受験にまで親が口出しするのは過干渉だ
  • 親は勉強のことに手出し・口出しすべきではない

果たして、親は勉強に関わるべきなのか、関わっては駄目なのか、どちらなのでしょう?

 

実はこれは、肝心の「子供の状態」によって、正解が変わります。

簡単に言うと、「1人でやれる子は任せて良いし、1人でやれない子は関わるべき」ですね。

言われてみれば当たり前の話だと思いますが、ここで意外と多くの人が迷ってしまうようです。

 

そもそもの話、塾なしで高校受験に挑む子供は、塾に通う子供よりも支援の手が少ないわけですよね。

そして、子供の地力が足りていなければ、誰かがサポートをしてやるべき場面も生じるのは当然で、それをしないのは「放置」「丸投げ」でしかありません。

それをできるのが親しかいないのであれば、親がしてやるしかないですし、むしろ親がしないで誰がするのかという話にもなります。

 

それに、受験に関するサポートについて、「親が駄目で、学校や塾は良い」というのも変な話ですよね。

うまくするなら、親が深く関わっても大丈夫ですし、下手にするなら、学校や塾の先生がしても駄目です。

要は、関わることそれ自体の良し悪しではなく、関わり方の良し悪しの問題ですから、そこは誤解しないでください。

 

ただし、どういった関わり方が良いかは、個々の子供によって大きく変わります。

高校受験は、反抗期・思春期とも重なるものですから、勉強に深く関わろうとするほど、親子関係が悪くなりやすいという面があります。

だからと言って、何でもかんでも「見守る」と言って、本当に「見ているだけ」で終わるのは、見捨てているのと同じですよね。

  • 先生役で直接的に教えてあげるべき場合
  • 教えることは避けて、それ以外のサポートをすべき場合
  • 極力本人任せにしてやるべき場合

取るべき選択肢はいろいろで、どれが正解かは子供の状況次第で変わると思ってください。

 

ただ、一部の手のかからない子供を除くと、子供1人では難しい事柄や場面というものが、必ずいくつかあるものです。

そういった際に、親が環境を整え、時に修正してあげるようなことは、少なからず必要になるでしょう。

その時、さすがに「代わりにやる」ような関わり方はまずいですが、「支援する」ような関わり方なら問題はありません。

教育方針として塾なしで行きたいという方も、家庭の事情でしかたなくという心苦しさのある方も、まずはできる範囲で、できることから始めてみてくださいね。

親が関わり過ぎると、塾が困る理由

 

高校受験だけが塾なし可能?

あちこちを見ていると、どうも「中学受験や大学受験は無理だが、高校受験なら可能だ」という意見が目に付きます。

しかし、塾なしの大学受験は十分に可能ですし、中学受験でも目指すレベルが相応のものであれば、必ずしも無理ということはないです。

受験時の子供の年齢と、入試の仕組みや制度上から、中学受験が塾なしに最も不向きなのは当たっていますが、それも絶対ではありません。

少なくとも、「高校受験なら塾なしが簡単にできる」というようなニュアンスで受け止めるのは大間違いですから、そこは誤解しないようにしたいですね。

 

それではここからは、塾なしで高校受験する際に生じる、様々な疑問やポイントとなる点について触れていきましょう。

  • どういう条件を満たしている子供(家庭)なら塾なしでも合格を狙えるのか
  • 塾なしで高校受験に挑むことのメリットとデメリットは何か
  • いつから勉強を始めれば、塾なしでも志望校合格に間に合うのか
  • どうやって勉強すれば塾なしでも志望校に合格できるか

塾なしの高校受験がうまくいくかどうかや、志望校に合格できるかどうかの最初の分かれ目は、「正しい情報」や「ノウハウ」をどれだけ手にできるかにかかっています。

いろいろなテーマへ広く触れたため、かなり長くなってしまいましたが、少しでも正しい認識が得られるよう、ここからの内容を参考にされてくださいね。

 

塾なしで高校受験をする際の勉強の大まかな流れ

自力や独学で受験勉強をする場合、おおよそこういった流れが推奨されているようです。

  • 学校の授業をちゃんと受ける。予習・復習もしっかりとする。
  • 定期テスト対策を通じて、単元ごとの内容をしっかりと身につける。
  • 実力テストや模擬試験を分析して、自分の弱点や足りないところを見つける。
  • 入試に足りない部分は、志望校のレベルに合わせた参考書や問題集で勉強する。
  • 学校で分からなかったところや、苦手克服が必要な部分は、参考書や問題集や授業動画などを使って、自分で克服する。
  • 志望校の過去問を入手して演習する。

これら全てが正しいというわけではありませんが、大筋としては納得できると思います。

後は、1つ1つをどうやって実現するかの方策を練ることをした上で、着実に実現していくことができると、塾なしでも一定の成果を上げることができるでしょう。

その上で、いくつか紛れ込んでいる誤解や間違いを正して、他の生徒と差をつけることまでできると、志望校の合格がより近づいてきますね。

(例えば、学校の授業の予習・復習は、必ずしも必要ありませんし、するにしても力を入れ過ぎるのは失敗のリスクを高めます)

 

なお、塾に入れば、これら全てが満たしてもらえる・・・ということではないですから、そこは誤解しないでください。

塾なしの高校受験について書かれた多くのサイトやページを見ていると、そのかなり多くが「塾に入ると、こういったことをしてもらえるのに対し、塾なしだと自分ですることになるから大変だ」という書き方をしています。

それを読んだ普通の親御さんは、「そんなに大変だったら、やっぱり塾に入れたほうが良いかも・・・」「うちの子は自力でやれそうにない・・・」などと考えて、悩んだり諦めたりるわけですが、別に全ての塾が完璧なサービスをしてくれるわけではありませんからね。

むしろ、塾に入ったことで家庭学習が減少したり、塾の指導が不十分で塾に入らなかった場合と大して変わらない精度の勉強しかできなかったりすることも普通にあります。

 

上の話も、塾に入れたらこれだけのことを実現しますよと「宣伝」しているだけで、決して「保証」してくれているわけではありません。

例えば、「実力テストや模擬試験を分析して、自分の弱点や足りないところを見つける」にしても、単に「塾だとそういったことをちゃんとしている」と思い込んでいるだけです。

現に、「塾に通っていると、模試などを通じて学力の把握と分析をしてくれる」と書いてあるところも多いですが、実際はわざわざ相談に行かないと丁寧な対応をしてもらえかったり、個別に質問や要望をして初めて適切な指導が受けられたりというところのほうが多いものです。

「塾なしだと、こういう努力や苦労が必要だ」という話の進め方をされた時、「塾に入るとその努力や苦労がいらなくなる」というふうに思ってしまいやすい(思考誘導されやすい)ものですから、注意してください。

そして、塾なしが不安だから塾に入れるというご家庭においても、くれぐれも「ただ通う」だけでは意味が無いことを、決して忘れないでくださいね。

定期テスト対策が受験対策につながるか?

塾なしで高校受験を成功するのに必要な条件

塾なしの高校受験が向いている子供(家庭)の条件についても、いろいろなことが言われています。

一般的によく言われるのは、こういったあたりでしょうか。

  • 高校受験に関する、必要な情報を収集できる
  • 成績アップや勉強法に関する、必要な情報を収集できる
  • 主体的・計画的・継続的に勉強を進めることができる
  • 分からないところを自分で解決できる(or 親が教えられる)
  • 完全に1人の時でも、勉強を進めることができる
  • すでに合格に必要なだけの学力や得点力がある

これらを完璧に満たせるなら、大学受験でも大丈夫だろうという話だけに、納得のいくものも多いのではないでしょうか。

 

なお、上の4つにはついては、100%自力でなく、親がサポートしながらでも構いません。

また、5つ目は、仮に親がサポートするとしても、1人で取り組む時間は必ず生じますから、そういう時にちゃんとやれるかどうかですね。

最後は、どうしたところで成功するに決まっていますし、そんなケースは極稀ですから、ここでは横に置いておきましょう。

 

とは言え、よくよく考えると、塾に通っている場合でも必要となる条件が、結構含まれていますよね。

塾がイマイチで頼りにならないケースでは特にそうで、結局6つのうちのほとんどを、子供か親がどうにかしていた・・・ということにもなりがちです。

そういう意味では、「全て揃うのが理想だが、実際は難しい。ただ、多ければ多いほうが良い」くらいに思っておくと良いでしょう。

 

逆に、一般的に言われていても、必要とは限らない条件はこのあたりです。

  • 学校の授業内容を理解できる

これは、上位校を狙うなら、必須条件です。

なぜなら、上位校を受けるのは、そういったレベル以上の生徒ばかりだからですね。

しかし、中位以下の高校で、実力相応のところを目指すのであれば、家庭でサポートしながらでも十分に可能は可能です。

また、親が全てを教えなくても、今は分かりやすくて丁寧な教材や、授業動画なども豊富ですから、それらをうまく使えば大丈夫です。

もちろん、塾を使わない以上、学校の先生も上手に活用しましょうね。

 

  • 子供や家族に分析能力がある

情報収集力だけでなく、分析能力まで求める人もいますが、これは正直そんなにいりません。

なぜなら、大半の情報は別に分析しなくてもそのまま役立つものですし、分析が必要な部分は、最初から分析された情報を収集すれば良いからです。

それに、そもそも塾に通っていても、入試にせよテスト結果にせよ「それはないだろう」というひどいレベルでしか分析していないところも多いですからね。(特に、フランチャイズの個別指導塾など)

もちろんあったほうが良いですし、プロならば絶対にできるようにしておくべきですが、大して分析能力がない塾でも普通にやれているわけですから、家庭ではそこまでこだわらなくても大丈夫でしょう。

 

最後に、個人的に追加しても良いかなと思うのはこちらです。

  • 定期テスト対策に追われるだけで終わらない

その場しのぎの定期テスト対策に時間を費やし、それが終わるとしばらく休んで、またすぐ次の定期テスト対策に全力を注ぐ・・・

そうやって追い立てられるように、ひたすら目の前の勉強だけをする状況だと、自分で高校受験に向けた勉強をしていくのはかなり厳しいです。

ただし、これは塾なしの場合だけでなく、塾に通っている場合でも避けたい状態ですし、塾に入ると余計に加速することさえある話です。

そういう意味で、塾なしだろうと塾ありだろうと、こうならないような勉強の進め方ができるようにしたいですね。

公立トップ校なら塾行かな無理。といわれます。

塾なしで高校受験することのメリットとデメリット

塾なしで高校受験することには、メリットとデメリットの両方があります。

ここでも、一般的に挙げられるものを見ていきましょう。

塾なしで高校受験をすることで得られるメリット

  • 塾の費用がかからない
  • 時間的な余裕が増える(ついでに気力・体力も)
  • 自分のペースで勉強できる
  • 自学力や問題解決能力が育つ
  • 部活動や習い事と両立しやすい

どれも納得のいくところでしょう。

 

特に2つ目の「時間的な余裕」については、「勉強以外のことをする時間」だけでなく、「本当にやるべき勉強をする時間」も含まれます。

実際、塾に通っていると、カリキュラム・教材・時間割といったものを強制されますから、それが自分に合っていない場合、かなりの時間ロスにつながりますからね。

ただし、子供ではなく親にとっては「塾がしてくれるはずだったことをやるだけの時間と手間がかかる」という意味で、時間や体力・気力面での余裕は少なくなります。

 

また、塾に通うことで身につく力(学力や得点力)がある代わりに、失う力(自立的に学ぶ力)もあります。

塾に通えば学力的にはプラスばかり・・・という単純な話でもなくて、塾に通うからこそ身につきにくくなる力がありますよね。

特に、塾が肩代わりしてくれやすい「情報を正しく収集・分析・選別する力」「目標から逆算して計画的に実現する力」「自分で考え抜いて方法や答えを見つけ出す力」などは、塾に通う子供ほど弱かったりします。

反対に、独学することでこうした力が必ず育つ・・・というほど甘くはないですが、塾に通うよりは育ちやすく(育てやすく)なるという側面があるのは、1つのメリットと言えるでしょう。

 

なお、変わったところで、こんなものもありました。

  • 親(家族)との絆が深まる

子供が完全に自力で進めた場合は当てはまりませんが、親が丁寧にサポートしてうまくいった場合には、確かに当てはまりますね。

そして、もしそうなった時には、子供のほうの問題解決能力だけでなく、親御さん自身の問題解決能力やその他の能力も育っていることに気づくことでしょう。

「子育ては自分育て」ともいいますが、そうした成果がより得やすい関わり方ができるのも、メリットの1つと言えなくもないかもしれませんね。

塾なしで高校受験をすることで生じるデメリット

  • モチベーションが保ちづらい
  • 分からない箇所をすぐに質問できない
  • 学習習慣を維持しづらい
  • 受験に関する情報が手に入らない
  • 自分の学力を客観的に把握できない
  • 効率的な勉強法を知ることができない

これらがよく見かけるものですが、親御さんから見ると納得できるものが多いでしょう。

ただ、私から言わせると、かなりウソが含まれています。

 

「モチベーション」は、塾に入ったほうが保ちやすい子供もいますが、入っても大して変わらない子供や、入ったことで下がってしまう子供もいます。

「分からない箇所」は、塾のほうが解消しやすいですが、塾でも聞けない子はいますし、塾に入ったことで分からない箇所が増えるケースもあります。

「学習習慣」は、部活動などが大変な時でも、塾の授業で最低限の勉強ができるという側面は確かにありますが、そういった強制の勉強は真の学習習慣とは異なるため、塾を辞めたらすぐ消え失せるという別の側面もあります。

「受験に関する情報」は、あえて調べなくても入手しやすくなるという点ではそのとおりですが、そうして手に入る情報の量と質がどうかというのは、また別の話です。

これは、その方面に強い塾だとかなり頼りになりますが、そうでない塾だと学校と大して変わらないですし、低質な情報を与えられるのはむしろマイナスにもなるわけで、結局は自分で集めたほうが良いということにもなりやすいです。

「学力の客観的な把握」は、塾に通わなくても問題なくできますし、塾に通っていてもまともに分析してくれなかったり、分析だけして手当もせずに放置されたりというのは普通にあります。

最後の「効率的な勉強法」も、力のある塾なら大丈夫ですが、そうでない塾だと、日々の授業や宿題すら非効率的な中身になっていますからね。

それに、そもそも勉強法まで教えてくれる塾は少なく、特に「自宅での勉強方法」を教えてもらえないのは、ほとんどの塾に当てはまる話です。

 

これらは全て「指導力のある当たりの塾」や「信頼できて面倒見の良い塾」に通った場合と比較した時に発生するデメリットです。

大多数のそこそこの塾や、よくあるハズレの塾に通った場合は全く同じことになりますから、勝手に頭の中で反転して「塾に通いさえすれば、これらが解決する」とは誤解しないようにしてくださいね。

 

また、確かにそうだというものもありました。

  • 自習室が使えない
  • 他校のライバルと競い合えない

別で自習スペースを借りることは可能ですが、塾の自習室は塾に入らないと確かに使えません。

また、自分の通う中学校以外の中学生と触れ合ったり、競い合ったりという関係は、塾に入ったほうが得やすいというのはそのとおりです。

塾にお金をかけるほど成績が上がる?

塾なしで高校受験する際に生じるハードル

ここは塾の立場で、「塾なしだと苦労・後悔する」というニュアンスで主張されやすいところです。

くれぐれも、素直に読んで「やっぱり塾が必要なのか・・・と騙されないようにしてくださいね。

志望校合格に向けた最適な教材の選択が難しい

これについては否定の余地がありません。

独学で進めるからこそ、状況にあった適切な教材を選ぶことが、とても大切になってきます。

世の中には山のように教材がありますが、良質なものは少ないですし、さらに「その子に合う教材」はかなり限られます。

そういう意味でも、最適な教材選びが1つの大きなハードルになってくるでしょう。

 

ただ、こういった話の流れで、具体的な教材を紹介しているところがインターネット上にもたくさんありますが、これは話半分で聞いておくほうが良いです。

大学受験向け教材の紹介だと、良質なところもままありますが、高校受験向け教材の紹介に関しては、微妙なところがほとんどです。

中には「よくそんなものを紹介するな」「素人でももう少しましなものを選ぶのに」と思うようなところも普通にありますから、くれぐれも気をつけましょう。

これについては、要するにそのサイトなり記事なりを書いている先生の指導力次第となりますから、信頼できるところを選別してくださいね。

 

また、「塾なしだと教材選びに苦労する」というニュアンスになっていますが、「塾に通っていれば、良い教材が手に入る」という意味では決してありません。

塾の教材にも当たりはずれはありますし、今は市販教材にも良質なものが多いですから、単純にどちらが優れているとは言えないです。

それどころか、塾が用意する教材は「先生が授業で使う」ことを前提とされがちなため、そのまま自学に使うには不向きなものも多いです。

少なくとも、多くの塾が語るような「塾では受験勉強を効率よく進めるための質の高い教材が用意されている」ということは一概に言えない(どころか、実際はそうでない塾のほうが多い)ですから、誤解しないでおきましょう。

 

ここではっきり言えるのは、「塾に通っていると、教材に授業がセットでついてくるため、自分で考えて選ぶ必要がなくなる」というところまでですね。

塾が指定した教材が良質で子供に合うものかは分からない点や、自分で選ぶ力が育たない点など、つっこみどころはたくさんあることは忘れないでください。

ただ、(塾も全てを解説してくれるわけではないため、自力で解決する必要があるのは変わりませんが)、授業で解説してくれたり、個別に質問に行ったりなどで、完全に独学の時より解消がしやすいのは利点です。

それを考えると、独学の場合は、つまずいた時に解消しやすくなっているものだったり、最初からつまずきにくいよう負荷が軽めのものだったりを選ぶことも視野に入れたいですね。

現状学力や現在位置の把握に苦労する

  • 塾に通っていないと現状の学力が正しく把握できない
  • 独学だと比較対象がいなくて今いる位置が分からない

こういったことを言ってくる塾は多いですが、そんなことはないですね。

そもそも、塾に通っていても、ちゃんと現状の学力を把握した上で、個別対応も含めてしっかりと教えてくれる・・・ようなところはなかなかありません。

集団指導はもちろんのこと、個別指導ですら、「本当に生徒のこと見ているの?」「どうしてこの状態で、その指導をするの?」と言いたくなるケースがとても多いです。

多く見積もっても全体の2割しか存在しない「それなりにちゃんと見てくれる塾」に通っているならともかく、そこらにある普通の塾との比較なら、正直ほとんど変わりません。

 

それに、こうした点の把握については、統一模試などを利用しておけば、ほぼほぼ大丈夫です。

さすがに「ただ受けて終わり」「適当にテスト直しをして終わり」ではもちろんいけませんが、自分なりに弱点の把握や今後の課題設定に生かすことができていれば、それで十分です。

学力上位の子供なら、おおよそ正しく判断できますし、そうでない子供でも、親が丁寧にサポートすれば、そこそこの塾がする程度のことはできているはずです。

 

なお、より詳しい把握と分析のためには、塾が行う独自の模試が必要になってきますが、それらはその塾が持つ内部データがあってこそ分析可能なものです。

1度きりの外部受験をしただけではあまり意味がないですし、そもそも独自模試をしている塾でも、内部データをもとに「本当の意味で」適切な分析をしてくれるようなところは極めて少ないですからね。(こちらは多く見積もっても、全体の1割未満です)

結果を分析して次につなげるという点も、ちゃんとしてくれる塾もあるにはありますが、ただ受けさせるだけ(せいぜい直しをさせるだけ)で終わるか、何が苦手でどこが弱点かなどの、素人でも分かる程度の分析(?)しかしてくれないようなお粗末な塾のほうが多数派です。

塾に入っていても、かなり良いところでないと期待できないという意味で、これはさほど大きなハードルとはならないと思って良いでしょう。

志望校の受験で有利になる情報の入手

これは塾ならではのメリットであり、塾なしでは超えることのできないハードルの1つと言えます。

ただし、こうした情報が効果を発揮するのは、評価基準などを公表せず、内部調整も平気でするような特殊な学校だけで、一般的な公立高校はほぼ含まれません。

中には、志望校特有の出題傾向に対応できるというのを売りにしている塾もありますが、一般的な公立高校は同じ入試問題を使っているため、関係あるのは特色化選抜のような入試方式の場合だけです。

私立高校の場合は、学校によって入試問題や判断基準が変わるため事情が異なりますが、特殊な私立高校を除くと、今は学校でもそこそこ情報を持っていますからね。

(ただし、学校の進路指導があてにならないケースが多いのは難点ですが・・・これは逆に、塾の進路指導があてにならないケースも結構あるため、なかなか厄介なところですね)

 

また、力のある塾なら、出題傾向に徹底的に即した本格的な対策をしてくれますが、その他大勢の一般的な塾では、せいぜい過去問を演習するくらいで、自分でやるのと大差ありません。

入試直前になって、慌てて受験勉強を頑張って何とか滑り込む・・・というようなケースならともかく、早いうちから入念な準備をして受験に挑むようなケースであれば、そこまで大したハードルにはならないと思って大丈夫です。

塾に入っても特別な情報はもらえない?

ネット上で見かける情報には、明らかなウソもちらほらあって、特にひどいのは「塾に通っていても、塾なしでも、情報に差が無い」というものです。

中には、元公立中学校の教師という経験上から、「塾に入っても特別な情報は得られない」と語る(騙る)とんでもないところも見かけましたが、これはもちろん間違いです。

学校の裏事情を語るならともかく、塾の裏事情について学校の先生の立場から語れるはずもないわけで、少なくともここの読者には信じる人もいないと思いますが・・・そのままにしておくのは気持ち悪いですから、念のため正しておきましょう。

 

塾でしか手に入らない情報は確実に存在しますし、その有無で受験に大きな有利・不利の差が生まれる場面は確かにあります。

これは塾の内外だけで生じる違いではなく、塾の中でも立場によって変わってきますし、その塾の規模の大小や情報収集力の違いによっても変わってきます。

実際にそういう情報を手にできる立場にならないと分からないことですが、何段階かの厳然たる情報格差が存在するのは事実です。

 

ただ、一般的な高校を目指し、ぎりぎりではなく合格安全圏を狙っていく正攻法的なアプローチの場合であれば、これらの情報力の差はかなり極小化できます。

逆に、独特な条件や変わった傾向がある高校だったり、極端に倍率が偏った特殊な状況だったり、ぎりぎりでの滑り込みや逆転合格を狙ったりという抜け道的なアプローチ(?)になると、これらの情報力の差がてきめんに効いてきます。

そのため、他の生徒と同じ条件での受験には不安があって、情報戦の要素を含めて戦わないと厳しいケースでは、「学校からの情報だけで大丈夫」などとは、怖くてとても言えません。

しかし、適切に受験準備を進めていれば、わざわざ情報戦の要素を含めて戦う必要すらないわけで、そういう点まで含めて、志望校に合格できるかどうかの最初の分かれ目は、「正しい情報」や「ノウハウ」をどれだけ手にできるかにかかっています・・・と最初のほうではっきり書いたわけですね。

 

ちなみに、フランチャイズ系の個別指導塾など、学校の持っている情報力と大して変わらないようなところも多いという現実もあります。

そのため、通う塾や教わる先生によっては、「特別と言える情報など手に入らない」というのは当たっていますから、100%間違いではないというフォローはしておきます。

また、上記の学校寄りのサイトとは逆に、「塾に入ることで得られる特別な情報がなければ、受験には圧倒的に不利だ」と断言するような塾寄りのサイトもあって、これはこれで大嘘です。

その多くは塾の自己宣伝であり、要はどちらも自分の立場の有利さを強調したポジショントークに過ぎませんから、中立公正な視点で情報収集をするようにしたいですね。

「行ける高校がない」と言われた

モチベーションの維持

塾に入ればモチベーションが高くなる・・・ということは全然なくて、実際は塾に通う通わないに関わらず生じるハードルですね。

確かに、モチベーション管理の上手な塾だと、生徒をうまくやる気にさせたり、定期的に意識づけをしてくれたりしますが、そこまでしてくれる塾に当たる確率はかなり低めです。

一般的には、むしろ親御さんのほうがご存知のとおり、塾に入っていても大してやる気がなかったり、塾の授業がある時以外は全く勉強しなかったりというケースも多いわけで、塾に入れれば大丈夫とは全く言えません。

塾に入れば仲間意識やライバル意識で頑張れるという意見もありますが、正直それほど期待できる要素ではなく、たとえ集団指導であっても、そういう状態になっている生徒は多くありません。

これについては「塾があるから大丈夫」でも「塾なしだと大変」でもなく、「塾に関わらず苦労するところだ」と思っておくほうが現実的でしょう。

やる気のない中学生の成績を上げるには?

日々の学習や宿題などの進捗管理をしてもらえない

「毎日の宿題を出してくれて、そのチェックや直しまでの指導をしてくれる」

塾に対してそんなイメージを持っている人は多いかもしれません。

 

しかし、これをしてくれる塾はむしろ少数派なのが現実です。

  • 宿題は出しっぱなしでチェックしない
  • 提出させても、ただ出したかどうかを見るだけ
  • 中身まで厳しくチェックするが、内容についての指導はしない
  • ひととおり解かせるが、直しはさせない
  • 直しをさせても、赤ペンでただ直させるだけ
  • 理解していないところがあっても、そのまま放置

心当たりのある方も少なくない(どころか、ほとんど)でしょう。

 

こういった状態では、「進捗管理していない」のとほぼ同じです。

はっきり成績が伸びている子供(家庭)を見ると、たとえ塾に通っていても、結局は親が進捗管理をしているというケースは多いものです。

そのため、これについては、塾なしの時にだけ生じるハードルではなくて、いつでも生じるハードルと言うほうが近いでしょう。

勉強を進めるペースメーカーがない

これは上の進捗管理の話とほぼ同じですね。

塾に通っていると、塾の授業やカリキュラム自体がペースメーカーとなってくれる部分があるのは事実です。

そして、塾なしだとそれが全くなくなりますから、自力で進められない子供の場合は、親がサポートできるかどうかにかかってきますね。

 

ただ、上でも見たとおり、塾がペースメーカーとしてまともに機能しないケースもかなり多いですからね。

集団指導塾はもちろんのこと、個別指導塾であっても同じで、最低限のこととしてペースメーカー役くらいしてほしいものですが、実際にはそれすら果たさない塾も少なくありません。

それに、良い塾に通えば期待できる反面、悪い塾に通うと「間違ったペースメーキング」をされているのに安心してしまうというような逆効果のケースもあることは要注意です。

いずれにしても、特に塾なしだけのハードルとは言えないですね。

中学生の先取り学習の秘訣 ~メリットとデメリット~

集中して勉強できる場所がない

最近の塾には、自習室を用意しているところが多いですから、これは一理あります。

ただ、塾なしの場合でも、図書館や自習スペースを利用するなどで、いくらでも工夫は可能です。

それに、塾はライバルがいる代わりに、友達や遊び仲間もいるものですから、逆に集中できなくなるケースも普通にあります。

 

とは言え、場所の確保については、子供だけでは準備しきれない場合も多々あるのは事実です。

つまり、親御さんのサポート次第という部分もあるという意味で、子供からするとそれなりのハードルになる場合もあることは否定できません。

逆に、親御さんがサポートしてくれる家庭では、大したハードルにはならないでしょう。

塾なしはリスクが高い

こういった脅すような書き方も見かけましたが、もちろんこれは塾側の都合(説得・誘導・宣伝)に過ぎません。

そもそもリスクがあるのは、塾ありでも塾なしでも全く同じです。

そして、塾なしのほうがリスクが高いかと言えば、必ずしもそうとは限らず、塾ありは塾ありで「力不足の塾」「はずれの塾」に当たるリスクが高まりますからね。

下手な塾に入れば、合格からはむしろ遠ざかりますし、塾で勉強したと安心して、家で勉強しなくなってしまったら、お金がかかるぶんだけ塾なしよりもたちが悪いです。

しっかりと塾選びをして、適切な塾に入れるのでない限りは、塾に入ったところでリスクは減らないと思っておきましょう。

中学生の勉強を親が見る際のチェックポイント

塾なしで高校受験をする時の勉強の進め方

具体的にどうやって勉強を進めていくかのところは、塾なしの独学だからこそ、とても重要なところですね。

さっそく世間では、実際にどんなことが言われているかを見ていきましょう。

学習計画やスケジュールを決める

これはどこでも言われていることですし、実際にとても大切なところです。

ただ、具体的な計画・スケジュールの決め方はいろいろありますから、そこはかなり話が分かれるところでしょう。

それと同時に、計画・スケジュールを立てる際に注意すべき点もいろいろですから、それらのどれを、いかに押さえるかも分かれ道ですね。

そこでここでは、実際によく言われる点について軽く見ていきます。

月曜から日曜まで、それぞれの日に勉強する時間を決める

曜日単位の時間の使い方は、最低限考えておきたい点の1つです。

睡眠時間や部活動・習い事の時間などはバラバラですから、勉強できる時間も当然変わってきます。

それに、朝型・夜型や部活動の激しさなどで、勉強がはかどる時間帯も人によって異なりますから、そこを考えるのも良いでしょう。

 

なお、中には目安となる勉強時間を示しているところもちらほらあります。

中3なら、平日で1日3時間前後、休日や直前期にはプラス1-3時間くらいというところが多いようですね。

ただ、必要な時間は個人差が大きいですし、やることさえやれたなら短く(やれないなら長く)なるのが普通ですから、あくまでも目安です。

大事なのは「何をどれだけ身につけたか」であり、「2時間しかやってないから駄目だ」「4時間やったから大丈夫」ということは全く無いですから、サポートする親御さんも気をつけてくださいね。

1ヶ月のスケジュールを立てる

1ヶ月単位でのスケジュール作成を推奨する人が多いようですが、これは△です。

1ヶ月が分かりやすい人はそれでも良いですが、実際には定期テストや模試などを区切りにして予定が変わるケースも多いですよね。

また、学習する目的や身につけたい力によって、適切な期間も変わってきますから、そちらを軸にしてスケジュールを立てる場合は、また話が違ってきます。

このあたりは柔軟にいくのが一番良いとは思いますが、絶対にこの期間というのも無いですから、あまりこだわりたくない人は、好み次第でも良いでしょう。

受験当日までの計画・スケジュールを立てる

順番を逆に書きましたが、本当はこれが一番先ですね。

定期テスト対策のように、2週間くらいの短い期間で終わる計画であれば、やるべきことを順にこなしていくようなやり方でも対応は可能です。

しかし、受験のように長丁場になるものは、ゴールから逆算して計画を立てるのが基本中の基本です。

 

と言って、ネット上で見かけるスケジュールの立て方や見本は、かなり厳しいものや非現実的なものも多いです。

同じく、学習スケジュールの作成を手伝うようなオンラインの教育サービスも出現していますが、指導力という点で少し(だいぶ?)心配な記述が目立つところも多いようです。

受験に向けた計画やスケジュールが大切だからこそ、下手なものを作っていてはダメージが大きいですから、正しい受験戦略に則って作るようにしたいですね。

いつからスタートすれば塾なしで志望校に合格できるか

受験勉強のスタートを切るのがいつまでなら間に合うかは、わりと意見が分かれるようです。

夏休みくらいを目安にするところが多い印象ですが、早ければ中1から、遅くとも中3の秋までと、だいぶ開きがありますね。

これは、志望校のレベルに対して、成績に余裕がある子供ならば、ぎりぎりでも大丈夫ですし、逆に実力よりも上のランクを目指す子供ならば、早くしないと間に合いません。

正直、目指すレベルと今の学力によっていくらでも変わるところだけに、必ず「ここ」と決めるのは不可能でしょう。

 

参考までに個人的な意見も書いておくと、合格可能性を十分に高めるなら、「中3の春休みから」が1つの目安となります。

これは「それまでにしないと間に合わない」という意味ではなくて、「それまでにしておくと楽」という意味ですね。

実際は、実力相応のところであればもっと後でも間に合いますし、目指すのがワンランク上くらいで、内申点さえ大丈夫なら中3の夏休みからでも間に合います。

ただ、受験勉強をいきなり全力ダッシュでスタートできる子供はなかなかいないわけで、助走をつけて軌道に乗るまでの期間を考えると、少し余裕を持って始めたいですよね。

なお、この手の疑問について、子供の状況に合わせたもっと細かいことはメールマガジンで何度も書いていますから、そちらに譲ることにします。

受験までの残り日数でスケジュールが変わる

これは非常に適切な指摘です。

期間が長ければ余裕を持った計画が立てられますし、期間が短ければそれに見合った作戦に基づいて、ぎゅっと絞った計画・スケジュールを考える必要があります。

 

ここまではとても正しいのですが・・・その時間を使って「具体的に何をするか」の学習メニューの部分は注意が必要です。

実際に見かけた中にこういったものがありましたが、これはもちろんまずい例です。

  • 1ヶ月前:苦手分野の克服と過去問
  • 3ヶ月前:受験問題集の基本問題と過去問
  • 6ヶ月前:受験問題集の基本~応用問題と過去問

要は「過去問をやれ」ということでしょうが、1ヶ月前に自力で苦手分野の克服は、さすがに無理があるでしょう。

また、それ以外は「残り時間に合わせて、受験問題集を簡単なところからやれるだけ取り組む」といったところでしょうが、これも現実的ではありません。

受験指導の経験が無い人や、アルバイトの学生講師なら、これくらいの提案をしてきてもしかたないですが、プロだと逆に考えつくのも難しい提案と言えるでしょうか。

せっかく適切な計画・スケジュールで進めても、勉強の中身が間違っていたら効果は出ないですから、必ずそこはセットで考えるようにしたいですね。

教材・問題集・参考書を決める

教材選びが、塾なしで高校受験をする上で、とても大切なのはそのとおりです。

もちろん、教材の名前や種類だけでなく、その使い方についても意識したいですね。

 

ちなみに、塾に入ると教材を強制されますが、独学の場合は自分で自由に選べるのが利点の1つです。

学校で配られる受験用教材もそうですが、全員一律の教材をやらされることほど無駄で非効率なことはないですから、うまくすればかなりのアドバンテージとなります。

ただし、適切な教材は、目指す志望校と、今の学力、そして個々の子供の個性によって大きく変わります。

そのため、友達に聞いたり、ネットで調べたりした「オススメの教材」を鵜呑みにして使っても、うまくいくかどうかは運次第となることは注意してください。

できるなら、まず先に良質なものをピックアップし、その中から自分に合うものを選ぶという手順を踏むようにしたいですね。

 

なお、高偏差値の高校なら5教科がバラバラの問題集を、低偏差値の高校なら5教科がまとまっている問題集を選ぶと良いという記述も見かけました。

なぜなら、5教科がまとまっているものは、内容がほとんど基本問題だからということですが・・・もちろんこれは全くの的外れです。

5教科がまとまっていても難しいものはありますし、むしろまとまっているもののほうが癖のある問題も多く含まれがちです。

それを抜きにしても、基本的には教科ごとで最適な教材を選ぶほうが学習効果は高まりますし、それこそが塾なしの利点ですからね。(塾は大抵セット購入させられます)

もちろん、まとまったものを選んだほうが良いケースもありますが、少なくとも志望校の偏差値を判断基準にするのはやめておきましょう。

参考書の勉強法 正しい使い方・選び方

できるだけ模擬試験をたくさん受ける

塾なしで高校受験をする場合、模擬試験を利用したほうが良いのはそのとおりです。

特に、同じ都道府県内のほぼ全ての受験生が利用する統一模試については、受けない選択肢は無いと思って良いです。

なぜなら、これ抜きでは受験対策はもちろんのこと、場合によっては志望校の選択すらまともにできないからですね。

地域によっては、学校の実力テストで用が足りる場合もあるわけですが、それだけで十分ということはまず無いです。

独学で余計な出費は避けたいという場合でも、ここだけは惜しまないようにしたいですね。

 

一方で、「できるだけたくさん」というのは大間違いですね。

これは塾側の営業行為ですから、そのまま真に受けるのはやめておきましょう。

実際、模試は塾の収入源の1つである上に、外部の生徒を勧誘する機会ですし、中には受験した生徒を合格実績にカウントするという困った塾もあるくらいです。

 

そもそも、模試は費用がかかるだけでなく、5科目受験のためにまとまった時間が取られるせいで、実は学習効率がかなり落ちやすいものです。

せっかく独学で効率良く進められるのですから、よくある無駄なテストや模試は、むしろできるだけ避けるようにしましょう。

学習の抜けや漏れを補う

  • 夏休みなどを使い、苦手単元や不得意分野が分かっているならそこを重点的に勉強し、分からないなら、定期テストの見直しをする
  • 「いつまでにこの単元を終わらせる」といった明確な計画表を作って進める

ということらしいです。

苦手克服などのテーマを絞った勉強を、明確に期限を区切って終わらせていく発想はなかなか良いですね。

こうやって、苦手単元や苦手範囲を、1つ、1つ、また1つ・・・と片付けていけば、半年後にはかなり点数アップしているはずです。

 

問題は、それを実現するための、適切な学習メニューを用意できるかです。

苦手範囲の克服は、塾に通っていてもなかなか難しいくらいですから、それなりに準備が必要です。

また、苦手だからこそ時間がかかるわけで、それを短期間で克服するには、ひと工夫もふた工夫も必要です。

 

なお、苦手単元が分からない時に、定期テストの見直しをするのはかなり非効率なため、他に手段が無い時以外はやめておきましょう。

基礎学力を身につけるために、学校の授業をしっかり受ける

基礎学力を固めるための勉強を、塾なしだからこそしっかり進めていくべきなのは大賛成です。

ただ、その方法が「学校の授業をしっかり聞く」「宿題をちゃんとやる」「その日の内容を復習する」というお決まりの話になってしまうのは、非常に残念なところですね。

そもそも、それらは塾に通っていてもすべきことであるわけで、「塾に通っていたら、そこまで授業をしっかり聞かなくても大丈夫」と言っているようにも取られかねません。

なお、学校の授業をしっかり受けても、受験に通用する基礎学力が身につくわけではないですから、気をつけましょう。

(そもそも学校の授業は、基礎学力を固めるようなものにはなっていませんから、それを頑張っても基礎学力はつきづらいです。それでも自然とついてしまうような一部の生徒は授業を大事にすれば十分なのですが、普通に受けてもつかない多くの生徒はそこに注力しても無駄足となりやすいです)

無料の動画サイトを活用する

これはもちろん、どんどん活用してください。

特に、塾なしの場合は、分からないところやつまずいたところで困ってしまいやすいですから、そういう時に非常に役に立ちます。

もちろん、無料の授業動画にもいろいろありますから、低質なものは避けて、良質なものの中から、自分に合うものを選ぶようにしてくださいね。

 

なお、「動画」というコンテンツは時間対効果が落ちることには注意しましょう。

もともと授業は1時間なら1時間のまとまった時間が奪われるもので、それが密度の薄い授業であればあるほど、時間の無駄使いにつながります。

せっかく独学で授業を受けなくても良い(=学習時間の効率化ができる)のに、動画で同じことをして無駄遣いをしていたら意味がありませんよね。

また、授業動画以外にも、勉強法などに関する動画がたくさんあって、目を引かれてしまいやすいですから、それで時間を無駄遣いするようなことは避けましょう。

過去問をたくさん解く

過去問を解いておいたほうが良いのはそのとおりですね。

ただし、「たくさん」が良いかは状況によりますし、たくさん解くのが良い状況でも「いつ、どうやって」解くと良いかは異なります。

実際には、塾でも無闇やたらと過去問を解かせまくったり、入試対策用の特別なテキストと言いながら、実は中身が過去問の寄せ集めだったりということは結構あります。

そういった不毛なやり方をしていたら、上がるものも上がらないですし、まずい塾に通っているのと同じになってしまいますよね。

せっかく塾なしでいくのですから、過去問も効率良く活用したいですね。

通信教育を活用する

これはもちろん好みの話ですね。

その子にとって通信教育が合う合わないの話もありますし、タイミングや時期的に合う合わないの話もあります。

もちろん、通信教育にもいろいろあって、良いものもあれば悪いものもありますから、そこの選別も必要です。

 

昔はともかく、今は市販教材がかなり充実してきたため、「通信教育のほうが教材の質が良い」とも一概に言えません。

教科単位で利用できるような自由度の高い通信教育も増えてきていますから、良いものだけを選ぶなどして、上手に使い分けたいですね。

季節講習や直前講習を利用する

これももちろん有効です。

塾なしと言いながら、塾を利用する話になっていますが(笑)、こういった部分的に利用するしかたも選択肢の1つです。

特に大手塾などの集団指導は、通常授業だと無駄が多くなりがちですが、こういった特別講座のようなものは、自分が求めるものと一致する時なら、無駄が少なくて済みます。

少なくとも、普通に塾に通い続ける時ほどのデメリットはなくなりますから、参加したい講習や講座があるなら、うまく利用してみると良いでしょう。

ただし、当たり前の話ですが、指導力の低い塾や、面倒見の悪い塾、子供に合わない塾など、ハズレの塾を選んだら元も子もないですから、そこはお気をつけくださいね。

塾なし高校受験の教科別勉強法

なぜか、塾なしの高校受験について語るサイトの多くが、教科別の勉強法に触れていました。

明らかに、ついでで書くくらいでは語りきれるはずもないテーマなのですが・・・そんなお茶を濁す程度のことでも書いておくほうが、良い記事だと評価されるようです(苦笑)

ただ、そのぶんひどい内容も散見されますから、ここでいくつか取り上げてみたいと思います。

塾なし高校受験 英語の勉強法

  • 英単語・英熟語・英文法を徹底的に押さえ、基本文を正しく読み書きできるようにする。
  • 受験対策問題集を最低3回繰り返す。
  • 単語→熟語→文法→長文の順で、項目ごとに参考書を用意する。教科書の例文の理解や暗記もする。
  • 教科書レベルの単語・イディオム・基本例文を覚えた上で速読をマスターする。

他にもいろいろなことが言われていますね。

ただ、いずれも「塾なしの高校受験」のための勉強法と言うよりかは、他の場面でするのと同じ勉強法が書かれているという印象でした。

細かい部分を見れば、正しいものもあれば、そうでないものもあるため、1つずつつっこんでいくのも面白いかもしれませんが・・・話がずれるためやめておきます。

とりあえず、「とにかく暗記しろ」「数をこなせ」といったものが多く、全体として見ると、特にこれと言えるものはなさそうです。

高校受験 英語の勉強法(公立高校入試対策)

塾なし高校受験 数学の勉強法

  • 計算問題と各単元の基本問題を確実に解けるようにする。
  • 受験対策問題集をマスターしてから、もう1つレベルの高い問題集で応用力をつける。
  • 全ての単元の基本問題を解けるようにしてから応用に進む。
  • いろいろな問題に当たることで、解けない問題を見極める力を身につける。

基本問題から攻める派と、実践問題から攻める派があるようですね。

実際にはどちらも一長一短あって、どちらかが常に正しいというわけでもないのですが、いずれにしても「塾なしの高校受験」のための勉強法という感じはしません。

それにしても、できるようにしたい対象(入試問題)は大体同じなのに、人によってこれだけ言うことが変わるのですから、面白いものですね。

中学数学の文章問題を解く力をつけるには?

塾なし高校受験 国語の勉強法

  • 漢字・慣用句・ことわざ・文法・古文単語を押さえて、語彙力を伸ばす。
  • 受験対策問題集を通じて、文法・漢字・長文読解・古文・漢文をマスターする。
  • 語彙力を伸ばすために漢字・慣用句・ことわざ・文法・古文単語の使い方を身につける。読解は、小説・随筆・論説・説明文のそれぞれで参考書を購入する。
  • 論説文の読み方を理解して、コツコツと練習を積む。物語文は小学生の頃から読書量を増やす。

塾なしでも自力で学びやすいということなのか、語彙力が人気ですね。

ただ、語彙力は1人で勉強しにくい上に、効果が出るのに時間がかかるため、「独学でやれるのか」という問題があるのと、最優先ですべきかは少し(かなり)微妙です。

また、毎日コツコツというのもよく見かけるもので、確かにコツコツやれるに越したことはないですが、時間は無限ではなく、国語に回す時間がそこまであるかは微妙です。

さらに、お決まりの「読書しましょう」は国語の勉強法と呼べませんし、2つ目のものに至っては、結局「全部やれ」と同じことで意味不明です。

いずれにしても、特にこれと言えるものはなさそうですね。

国語 読解問題の勉強法

塾なし高校受験 理科の勉強法

  • 重要項目を暗記してから、高校受験によく出る問題に挑戦する。
  • 受験対策問題集をマスターしてから、もう1つレベルの高い問題集で応用力をつける。
  • 一問一答形式の問題集で重要事項を暗記し、図表と結び付けられるよう演習をこなす。
  • 知識を暗記するだけでなく、実験結果を正しく説明できるようにし、普段から一歩踏み込んで考える癖をつける。

他の教科と違って、おおよそ同じような内容になりましたね。

一応、2つ目は定期テスト対策でよくある進め方(ワークを終えてから、別のもう1冊をやる)の、ワークのところを「受験対策問題集」に置き換えただけですね。

また、他のものは、重要事項を暗記してから問題演習をするという流れで共通しています。

ただ、理科と社会は全くの別物なのに、なぜか理科と社会をひとまとめにして「理科・社会の勉強法」としているところが多いのは、非常に残念なところです。

いずれにしても、これといって注目すべきものはなさそうです。

中学理科の、あまりおすすめしない勉強法

塾なし高校受験 社会の勉強法

  • 重要項目を暗記してから、高校受験によく出る問題に挑戦する。
  • 受験対策問題集をマスターしてから、過去問で様々な問題に触れる。
  • 一問一答形式の問題集で重要事項を暗記し、図や実験などと結び付けられるよう演習をこなす。
  • 知識を暗記するだけでなく、歴史的な事件の背景を正しく説明できるようにし、普段から一歩踏み込んで考える癖をつける。

理科と社会は大きく異なる勉強法が求められるのに、並んでいる文言がほぼ一緒になってしまいました・・・。

やはり、重要事項を暗記してから問題演習をするという流れで共通していて、それ自体は間違いではないのですが、何かちょっと寂しいですね。

少なくとも「塾なしの高校受験」という感じは特別ありませんでした。

 

なお、「受験対策問題集をマスターする」という表現が何度か出てきましたが、どの教材を選ぶべきかはもちろん生徒によって変わりますし、どこまでできたら「マスター」したと言えるかの基準も、目指す志望校のレベルから逆算して決まりますから、全て生徒によってバラバラとなりますね。

ただ、受験対策問題集の中身の多くが過去問だったりしますから、過去問をマスターしてから過去問に触れるという、過去問ばかりやっている状態になりかねないことは念頭に置いておいても良いでしょう。

また、よく学校で配布される(時には、強制的に購入させられる)受験対策問題集は、質が悪いとまでは言いませんが、合わない生徒のほうが多いことだけは、念のため補足しておきます。

中学社会のあまりおすすめしない勉強法

 

塾なし高校受験に関するまとめ

以上、塾なし高校受験で志望校に合格するために必要となる(らしい)情報をまとめてみました。

正しいものもあれば、怪しいものもありましたが、さすがにこれはまずいだろうというものについては、できるだけ訂正や注釈をしておいたつもりです。

ただ、間違いがあまりに多すぎたため、軽いものは訂正せずそのままにしたものもありますから、全てが正しいと思うのは辞めておいたくださいね。

 

こう書くと不親切なように思われるかもしれませんが、そもそも全ての人に共通で「正しい」と言えるノウハウや勉強法は、ほとんど存在しません。

個々の生徒の学力や置かれた状況によって、「正しさ」は変わるわけで、大切のは、自分にとってぴったり来る情報や、今の状況に適したノウハウを見つけることです。

そしてこれは勉強以外のことでも同じであり、これからの時代を生きる子供たちが、社会に出てから生き抜いていく上で求められる力は、まさにそういったものですよね。

もちろん、それらをうまく見つけ出す力もまた、独学を通じて身につく力の1つと言えますから、そういう意味でも塾なしの高校受験は、1つの良い学びの機会になります。

とは言え、まだ発展途上の子供が、独力で全てをこなすのは大変なことですから、自力でするのが難しい部分や、学校や塾だけでは足りない部分は、学校や塾がするのに加えて、家庭でも上手にサポートしていってあげてくださいね。

家庭教育の心得 家庭で親が教えるべきこととは?

塾なしの高校受験に関するご相談事例

ここからは、独学や塾なしの高校受験に関して、読者の方から実際にいただいたご相談を紹介してみます。

塾に行かずに志望校に受かるのか

りょうこんぶ様から、お寄せいただいた教育相談のご紹介です。


 

この4月から6年生になる息子が居ます。自分の体験から塾に対するイメージが良くなく、息子には自力で勉強する力をつけてやりたく、私が市販の問題集を選び、低学年の頃から家庭学習の習慣をつけてきました。加えて本人の希望で小学校4年生からは競泳の選手として週6日の練習を頑張っています。学校の成績は良く、競泳でついた自信と集中力もあり勉強にも意欲的に取り組んでいます。とても負けん気が強く競争が好きなまさに文武両道。本来なら申し分ないのですが、最近競泳選手仲間の高校生の影響でどうしても行きたい高校が出来ました。大阪の公立トップ校(文理科というのがあります)で水泳にとても力を入れています。しかし合わせて偏差値も相当なもので、正直申しまして家庭学習で乗り切れるのか不安になってきました。
最近は塾の模試などは受けるようにし、目安にはしていますがこのまま公立トップ校の情報が薄いまま中学を迎えてよいものか。

不安原因は競泳との両立(泳ぐのが大好きで受験の年は一旦休む事は考えていますが高校での水泳部まで楽しみにしている程辞めるという選択は無い模様。私たち夫婦も人生を豊かにしてくれる趣味を勉強が原因で無理に辞めさせたくありません。)

大手塾の費用が高すぎる。通える範囲の公立トップ校の進学実績のある塾はコストが掛かりすぎ、それに見合ったものが得られるのかが不安。通うとしても情報を得るのが目的でもあるので数学1教科にしようと考えています。負けず嫌いなので一人で勉強するより切磋琢磨するほうがいいのではないかと考えることもありますが、何せ高額な費用に驚いています。

上記2つの要因のため、今まで通り家庭学習を柱ににしたいのですが、なにせ書籍やネット情報から選んだ問題集ですので、息子に合っているのか、力を最大限伸ばせるものなのかが常に不安。そして何より彼の希望校のレベルに達するのか。(学校の基礎的な問題は家庭学習で十分対応できているので心配していません。)とにかく彼の限られた時間を出来る限り無駄なく使えるような勉強法や問題集だと自信を持てればいいのですが。きっと塾に行ったとしても分からないでしょうね・・・

プールへの往復時間に車中でも読む程、読書が好きなのでその読書習慣も忙しすぎると無くなってしまわないか不安です。

今までそこまでのトップ校を視野に入れておらず塾に頼るのは最終手段と思っていたため、突然我が家の方針が揺れ始めています。
学校での成績はほぼ100点ですが、公立トップ校を目指して高学年から塾に行っている子達はもっと難しい問題をしているそうです。実際塾の公開テストも学校を超える難易度でした。現在息子は算数は家庭学習で6年までざっと終わっています。計算力もついています。英語は楽しんで英検5級に合格したレベルの先取りです。
国語は読書が好きなので安心していた割りに塾のテストになると文章読解が怪しいです。

現在プールのある日は朝6時~7時に算数 夕方4時~5時半に宿題&言葉力を鍛える問題や英語をしています。夜は練習後9時半就寝です。プールの定休日と土日は試合以外は練習後に勉強をし、後は好きなことをする時間もありますので友達と遊んでいます。ゲームもなくテレビなどはほとんど見ません。

こんなやる気のある息子。まだまだ将来に向けて夢でいっぱいです。今後どう伸ばしていってやれば良いのか。私たち夫婦の考えだけでは限界かもしれません。
どうか塾長様、塾に関するアドバイスや残りの小学校生活の過ごし方、中学への心構えなど何でも結構ですのでお考えをお聞かせ願います。

 


 

丁寧にご説明いただきまして、誠にありがとうございます。

「小学校生活の過ごし方、中学への心構えなど何でも結構ですので」とのお言葉でしたが、むしろそちらを語り始めると収拾がつかなくなりそうです(笑)

そのため、お書きいただいた内容に沿いながら、ご不安に思われていそうなあたりを重点的にお答えして参りたいと思います。

 

  1. このまま公立トップ校の情報が薄いまま中学を迎えて良いか?
  2. 競泳との両立について
  3. 子供の力を最大限伸ばせるものか?
  4. 塾に行かずに志望校に達するのか?

 

続きは「正会員の専用書庫」でどうぞ。

 

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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