ブログのほうに設置してあるアンケート「勉強の一番の悩みは?」に寄せられた、訪問者の方々のコメントにお答えしていったものです。

 

苦手がたくさんある

「苦手がたくさんある」


 

苦手科目をできるようにするのが、得点アップの王道のように言われがちです。

確かに、もともと高得点のテストを良くするより、低い点数のテストを良くしたほうが、成績の伸びは大きくなります。

しかし、苦手科目をできるようにするのは、それだけ大変なわけで、そうそう理屈どおりにいかないのも現実だったりします。

 

また、苦手科目がたくさんありすぎて、どうしようもないという生徒もいますよね。

もちろん特定の1科目、例えば理科なら理科で、苦手単元がたくさんあって大変という場合もあるでしょう。

苦手が多すぎると、どれから手をつけて良いかも悩みますし、あれもこれも苦手科目ばかりでは、やる前からやる気が低下してしまうのも当然です。

 

そういった場合は、できれば苦手ばかりやらずに、そうでないものもバランス良くやるようにしていきましょう。

順番は、やはり「成績が上がりやすいもの」か「苦手を克服しやすいもの」から始めるのが効果的です。

もちろん、それが何かは今の状況によって変わりますし、自分で判断するのは難しいですから、身近な力のある先生に相談してみてくださいね。

 

やってもすぐに忘れる

「やってもすぐに忘れます」


 

やってもすぐに忘れる生徒は、かなりの数います。

 

「ちゃんとやれば覚えられるだろう」

こんなふうに思う親や先生もいますが、たとえ本人なりにちゃんとやっていても覚えられないことはあるものです。

 

「覚えるつもりが無いからだ!」

こんなふうに怒る親や先生もいますが、いくら覚えたいと思っていたとしても、覚えられないことはあります。

 

もちろん、「やってもすぐに忘れる」と言って、最初から何もやらないのは問題外ですよ。

しかし、実際にはそういうサボりたいだけの生徒ばかりではありません。

 

「いくら覚えようとしても、覚えられないものは覚えられない」

「ちゃんと覚える、その覚え方が分からない」

こういった感覚は、私たちだってどこかで感じたことがあるはずです。

ぜひ、そういう心の声にも寄り添ってあげてみてくださいね。

 

ただし、よっぽど特殊な事情がない限り、人はちゃんと記憶できる生き物です。

そのため、自分なりにちゃんとやっている人でさえあれば、「やってもすぐに忘れる」状態から、「やれば覚えられる」状態には必ず進むことができます。

そのためには、自分に合ったやり方を見つけることがとても重要になってきますから、「同じ方向でひたすら頑張る」のではなく、「方向を変えて頑張ってみる」ことを意識してみてくださいね。

もちろん、最初からそれを自力だけで見つけ出すのは、あまりにも難しいことですから、ぜひ身近な大人の力も借りるようにしてみてください。

 

ゲームして寝たい

「全然やる気ないwww あぁゲームして寝てぇwwwそれが一番の幸せwww」


 

確かにそれは幸せですね(笑)

ただ、それ以外にも幸せの形はありますから、それを手にする力も身につけられると良いですね。

今の幸せも味わいつつ、将来の幸せも手にできるよう自分を磨いていってくださいね。

 

そして、こういうことを子供から言われたら、頭から全否定はしないであげてください。

ふざけて言っているならともかく、そうした思いがその子にとっての本音であるならば、まずはそれを受け止めることがコミュニケーションのスタート地点です。

だからと言って、完全に賛同する必要もないですし、むしろ全肯定するのもまた、間違ったことを教えていることになりますよね。

いったん受け取った上で、別の見方や考え方を提示したり、本当の思いを引き出したりという手順を踏むことで、「ゲームして寝たい」以外の、本人も気づいていない隠れた思いに気づかせてあげましょう。

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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