成績アップのために、最初に変えるべきもの

成績アップのために、最初に変えるべきものが何か分かりますか?

  • 塾?
  • 先生?
  • 教材?
  • 勉強法?
  • 教え方?
  • 周囲の環境?

いろいろなものが思い浮かぶと思います。

 

「どうせ親ですよね?」

そういう鋭い声も聞こえてきそうですね(笑)

 

確かに、それらも変えるべきものなのは間違いないのですが、本質的には「たった1つ」に絞ることができます。

もっと正確に言えば、「たった1人」ですね。

 

こう言えばもう分かりますね?

そうです、答えは「生徒」本人です。

 

率直に言ってしまうと、強制的にやらざるを得ない環境を与えれば、短期的に少しだけ成績を上げることはとても簡単です。

しかし、生徒自身が変わりたいと思わなければ、目に見えて大きく成績を上げることも、上がったその成績を維持することもできません。

その場しのぎの成績アップはできたとしても、今後の人生に長期的に役立つ力が身につくこともあり得ません。

やはり、「本人の意思」こそが鍵なのですね。

 

そして、もしもお子さんが強い意思を持った生徒であれば、正しい道筋を示して見守りさえすれば、すぐに上がっていくことでしょう。

 

しかし、成績アップが必要な生徒に、「自分から進んで変わろうとする強い意思」を持った生徒はほとんどいません。

問題から目を背けて、変わる必要があることさえ認めようとしません。

仮に必要性を感じていても、成績の悪い生徒ほど変わろうとする意欲は弱いです。

 

そういう生徒に向かって、口を酸っぱくして説教する親御さんも多いでしょう。

しかし、その効果がほとんど無いのも、よくご存知のとおりです(笑)

「何くそ!」と負けん気で頑張ってほしいと願う親御さんは多いですが、それで頑張るような生徒は、今よりもっと前の時点で頑張っているはずです。

もっと言えば、負けん気を育ててこなかったのがそもそもの問題なのですから、いきなり、ありもしない負けん気を求めることは理不尽とさえ言えるでしょう。

 

最初から生徒を変えようとしてはいけない

成績が上がらないのは、何らかの「問題点」があるからですよね。

そして、一部の優秀な生徒は、そうした問題点を自力で克服していくことができます。

 

一方、それ以外のほとんどの生徒は、自力で問題点の発見や克服ができません。

そこで、現在伸び悩んでいる生徒に向かって、「ここが悪い」「もっとこうしなさい」「だから駄目だ」などと、生徒自身の内にある問題点を暴き立てるようにする大人は多いです。

しかし、そうした声掛けは相手の心を傷つけるだけで、肝心の問題点はほとんど解決しません。

なぜなら、現につまずいてしまっている生徒は、「問題を乗り越える力」が足りなくてそうなっているわけで、厳しい駄目出しや軽い助言をしたくらいで乗り越えられるはずが無いからですね。

(むしろ反発を呼ぶか、自信を失わせることにしかなりません)

 

それでは何から変えるのか?

そもそも、教育も子育ても「未熟な存在である子供」を育てるのが大前提です。

未熟である以上、自力で乗り越えられることばかりで無いのは当たり前で、いきなり都合良く生徒が変わってくれることを期待するのは筋違いです。

 

もちろん、「最終的に生徒を変えねばならない」という本質は変わりませんよ。

ただ、スタート地点からいきなりゴールを求めるべきでは無いと言う事です。

 

そこで、まずは「育てる側」の育て方を変えることが求められます。

「育て方が変わることで生徒が変わる」

これが教育や子育ての正しい順序です。

 

しかし、学校や塾(の先生)を変えるのは、現実的にとてもむずかしいです。

学校は取り替えがききませんし、塾も変更するのは簡単ではありません。

それに、もし自由に変えられたとしても、変えた先がまずければ話になりません。

 

ですから、現実的にまず変えるべき育てる側の人間は「親」となります。

そのための最初の一歩をお伝えするために用意したのが、こちらの無料セミナーですね。

 

中学生の親のための、成績アップの扉を開くミニセミナー

このメールセミナーの副題は、「中学生の親ができること、やるべきこと」となっています。

本来ならば、成績アップのために頑張るべきは「生徒」ですが、あえて親御さんに向けた内容にしているわけですね。

最終的に生徒を内から変えることを目標としつつも、最初は「外からの適切なサポート」を目指しましょう。

 

なお、こちらのメールセミナーでは「反抗期対応」には触れていません。

いくら親御さんが勉強しても、反抗期がひどい場合には、何を言おうと聞いてはくれませんよね?

ですから、そういう場合はこちらで学ぶ前に、もう1つの無料メールセミナー「反抗期の対応法」を読んで、親子関係の改善から始めるようにしてくださいね

 

それでは、成績を上げるために変えるべき、重要なポイントと親の心構えをお伝えしていきましょう。(それに合わせて、塾選びのポイントもお伝えします)

短いメールセミナーですが、現状の問題点を見つめ直し、今後に向けた改善のための方向性を掴んでもらえることを願っております。

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なお、サイト内には勉強法に関する記事が他にもたくさんございます。

メールセミナーはその性質上、メールアドレスのご登録が必要になりますから、そこに気が引ける方は、まずサイト内の記事を参考にしていただければ幸いです。

 

実際にお読みいただいた方々からのご感想はこちら

今まで、一生懸命子育てをして来たつもりですが、後悔も沢山ありました

まさに私の塾選びが間違っていたと思い知らされています

お陰さまで、中3となった今も、学年で3位、道内の模試でも好成績を残すことができています。

親が勉強に関わらない方が良いと思っていました

表面だけの見かけ倒しの対応なんて。すぐに崩れてしまうものだなあと感じました。

日々変わる子供の態度や気持ちに一喜一憂しながらこれからも見守って行きたいと思います

ミニセミナーを受けてみて、私自身が反省するべき点が少なくありませんでした。

勉強のサポートをしていると優先順位がぶれてしまう時もあると思います

最低この時期からは塾にお願いすべき、というのはあるものでしょうか

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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