どこの個別指導塾を選んだら良いかで迷う生徒・保護者は少なくありません。

しかし、業界の内情にでも詳しくなければ、どこの個別指導塾もそんなに違いが無いように見えますよね。

もちろん、違いが分かったとしても、どれが良いかを判断するのは大変です。

 

そのため、個別指導塾の選び方をネットで検索して、そこに書かれてある内容を参考に選ぶ人も多いでしょう。

しかし、こういったサイトは塾のマッチポンプと言いますか、ひどいと自作自演のような内容もあって、どれを信じるかで未来が大きく違ってきます。

正しい塾選びがしたいのに、その情報収集のためのサイト選びの段階で間違えていたら笑い話ですよね。

 

また、最近は検索エンジンの精度がひどいと言いますか、中身よりも有名かどうかで上位表示されてしまっている状況があります。

実際に、検索したキーワードとタイトルだけが一致して、中身は完全に趣旨のずれる記事が出てきたり、記事リストがただ並んだだけの無意味なページが出てきたりします。

これでは、検索エンジンが特定の塾の宣伝をしているようなもので、全く何の参考にもなりません。

 

そこで今回は、「個別指導塾 選び方」で検索してみて、上位に出てきたサイトの内容について見ていこうかと思います。

いつもなら引用元は明示するのですが、さすがに批判的な内容も多くなりますし、同じような内容が複数のサイトで書かれているのが実情ですから、具体的にどのサイトかまでは書きません。

それでも、塾選びや、そのための情報収集の参考になれば幸いです。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

学力別に見た中学生の塾選び

 

目的にあわせて塾を選ぶ

塾によって得意な分野が違うというのは真実です。

小学生対象塾なら、「中学受験指導塾」「学校対応(高校受験を視野に入れた)塾」「補習塾」では、指導内容が全く違います。

中学生対象塾なら、「高校受験指導塾」「難関国私立受験指導塾」「中高一貫校対応塾」「補習塾」では、指導内容が全く違います。

また、特定の教科に強い(=他は弱い)塾もあれば、検定に力を入れている塾もありますし、テストの得点力を重視した塾もあれば、授業の理解や提出物の指導を重視した塾もあります。

そのため、歯の調子が悪いのに、皮膚科を受診することが無いように、こちらが求めるものに合わせて塾を選ぶというのは、とても基本的で大切なところですね。

 

ただし、個別指導塾について言うと、得意な分野と言えるほどのものが無い塾も多いことには注意が必要です。

もちろん、どこの塾も「ここが得意」と言いますし、それらしく宣伝もしていますが、実際にそれ相応の専門性があるかどうかはかなり微妙です。

国家資格が必要な医師の場合、勝手に「私は内科が専門です」と言ったら犯罪で捕まってしまいますが、塾の場合は自己申告に過ぎず、何を専門と言おうと自由自在ですからね。

特に個別指導は、専門性があるのはせいぜい教室長で、実際に教えるのは学生バイトがほとんどですから、後はシステムが整っているかにかかっています。

それなのに、既存の塾用教材を買い与えるだけ、教材会社が売り込んでくるシステムをそのまま利用するだけ・・・という塾が少なくないですから、ご注意ください。

 

学年にあわせて塾を選ぶ

これはなかなか良い視点です。

上の話とも関連しますが、小学生指導が得意な塾と、中学生指導が得意な塾と、高校生指導が得意な塾は、結構大きく分かれます。

特に、小学生と中学生は性質も、求められる指導技量もかなり異なりますから、そこで別の塾に切り替えることさえ視野に入れても良いくらいです。

もちろん、教室の雰囲気にも関わってきますから、特に周囲が気になるタイプの生徒の場合は、事前に聞いておくのも良いかもしれませんね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

塾はいつから入れるべきか?

 

授業内容を確認して塾を選ぶ

個別指導の強みは、個々の生徒に合わせて授業内容を決められることですよね。

それなのに、「学校の進度に合わせます」や「**社のワークを使います」など、表面的なことばかりで、具体的なことを言わないところが怪しいのはそのとおりです。

これは要するに「やることが決まっている」とアピールしているのと同じですから、子供に合わせて指導は受けられない可能性が高くなります。

それとは反対の、現時点での苦手や問題点を把握し、分析し、対策を講じ、どうやって実行していくのかを説明してくれる塾にしたいですね。

 

また、生徒の目標についての話が出てこない場合も、確かに注意が必要です。

別に目標を決めることが常に正しいとは言いませんが、志望校・目指すもの・塾に通うことで得たい力・・・などを、入塾前に聞かないのはあり得ないですからね。

ただし、生徒の側からしたら、いつでもそれらしい夢や目標を要求されるお決まりの展開は嫌なものですし、そうして出てくる上っ面の目標の話ほどくだらないものはありません。

ですから、面談の場で目標の話をしてくれること自体が正しいわけでも何でもないことは、踏まえておきたいですね。

 

費用・授業料が適正な塾を選ぶ

これは当たり前と言いますか、指摘されなくても意識しているポイントかと思います。

念のため、「授業料が割高で、そのぶん指導力も高い塾」というのが一般的なイメージですが、困ったことに「授業料が割高なのに、指導力も低い塾」が実際にはいくつも存在します。

授業料の高低と指導力の高低は必ずしも相関していませんし、本当に良い塾はやたらと高い料金などとらずに、素晴らしい指導を提供してくれているものです。

周囲の相場(平均)か、それより少し高いくらいまでを目安に、それ以上に高いところは外して選ぶくらいが基本的には良いでしょう。

もちろん、授業時間数が同じでも、提供しているサービスが手厚くて高額になる場合もありますから、そういったサービス全般を含めて比較するようにしてくださいね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

個別指導塾の夏期講習(冬期講習)の費用と裏側

 

親身になってくれる先生がいる塾を選ぶ

これはポイントと言いますか、もはや当然すぎることですね。

個別指導塾は個別対応が売りですから、面倒見の悪い先生や、親身になってくれない先生に当たったら元も子もありません。

「個別指導なのだから、そういう先生ばかりだろう」と思うかもしれませんが、実際はそんなことはなく、やはり先生の個性はいろいろです。

それに、一時期フランチャイズ界隈で個別指導を経営するのが流行ったこともあり、面倒見とは正反対の、とにかく効率良く儲ける手段としてしか考えていない人が作った塾が、今でも存在しています。

こういう塾は、指導力も低い上に、親身にもなってくれませんから、絶対に入れてはいけないようにしたいですね。

 

そういう意味でも、実際に塾に行き、教室長と面談するのは、確かに良い方法の1つです。

教室長が親身に子供のことを考えるタイプだと、必ずではないですが、部下である講師たちもそうである可能性が高まりますからね。

もちろん、その裏をかいて、外面だけが良い教室長もたくさんいますし、そのためのマニュアルもあるのが実情ですから、教室長と面談することで余計に騙される場合もあることは、念のため付け加えておきます(苦笑)

 

家で勉強させるため、塾で行っている仕組みが何かを聞いて選ぶ

個別指導や家庭教師は、授業時間が短く、追試や居残りなども無いこともあり、授業外でいかに勉強させるかが重要になってきます。

もちろん、「時間内でしっかりと教えてくれる」ことを望むことも重要ですし、力のある教師ならそれだけでもしっかりと成果を出してくれるでしょう。

しかし、バイト講師にそこまで期待するのは無理がありますし、生徒・保護者の側としても、家庭学習まで含めて指導をしてほしいというニーズを持つ人は少なくないはずです。

そのため、「時間外まで面倒をみてくれる」ことまで期待するのであれば、最初からそこをしっかりと聞いておくべきでしょう。

(逆に、授業時間内で完結することを求めるなら、聞く必要はありません)

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

教えすぎないことの大切さ

 

先生がコロコロ変わらない塾を選ぶ

これはもう当たり前と言いますか、コロコロ変わる塾は、商品で言ったら不良品です。

もちろん、担当の先生個人の都合で入れ替わる場合はしかたありませんが、塾側の都合による変更や、そもそも入れ替わることが前提となっているようなシステムは論外です。

最低でも同じ先生で1学期間・・・どころか、1年間は指導が受けられる塾にしましょう。

 

講習では苦手を効率良く復習してくれる塾を選ぶ

これは生徒によりけりですね。

苦手があって、それが成長の妨げになっているのなら、何をおいてもそこを復習してほしいです。

しかし、苦手克服よりも優先すべき箇所があったり、復習してもあまり効果が上がりにくい箇所に該当するような場合にまで、わざわざ苦手を復習させられるのは困りものです。

 

ただ、普通なそれを講師の力量で判断するわけですが、個別指導の場合は担当講師にそこまで期待できない場合のほうが多いです。

ついでに、教室長のほうもあまり期待できない場合が多く、一般的な話をすれあb,皆様が思っておられるほど個別指導塾の講師の指導レベルは高くありません。

ですから、そこを講師任せにせず、チェックテストなどを使ったシステムでカバーしている塾のほうが、いっそ潔くて指導効果も期待できる場合は確かにあります。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

予習型と復習型の塾の選び方

 

通常の授業は学校の予習をしてくれる塾を選ぶ

通常授業は予習で、講習は復習を・・・というのは、もともと集団指導のノウハウですね。

別に悪いわけではありませんが、これが最善というわけでもありませんから、これはさすがに個別指導塾選びのポイントにはならないですね。

「予習型が合う生徒には予習で、復習型が合う生徒には復習で」とできるのが個別指導の強みなのですから、型にはめる必要はどこにもありません。

ただ、復習型の個別指導は、教える側の技量が低くても成立しやすいこともあり、本当にひどい塾はそちらのタイプであることが多いのも事実です。

型さえ合えば成績が伸びやすい場合もありますから、どちらかの型にはめてくる塾を選ぶ場合は、自分にそれが合うタイプであることを確認した上でにしましょう。

 

テスト前は無料でテストの対策授業をしてくれる塾を選ぶ

これは完全にサービスの範囲ですから、塾側に強制はできません。

できませんが、これをしてくれるのであれば嬉しいですし、確かに優先順位は上がりますね。

と言うより、最近はこれくらいするのが当たり前になってきていますし、逆にここまでしないと成績を上げられず、塾としての実績も出せないという事情もあります。

それに、良心的な先生だったら、テスト前は少しくらい面倒を見たくなるもので、全く何もしてくれないのは、儲け主義と思われてもしかたないでしょう。

ただし、テスト直前の指導は、要するにドーピング指導でしかないですし、テスト前に間違ったやり方で面倒を見すぎると、自立的に学ぶ力が育たなくなるという側面もあります。

そのため、対策授業という形まで取るべきかは微妙なところですが、その子に合った何らかの対応をしてくれる塾を選びたいですね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

定期テストの過去問演習は効果があるのか

 

テスト前は習っていない科目も教えてくれる塾を選ぶ

これははっきり言って微妙ですね。

見てくれたほうが嬉しいですが、その教科を普段から指導していない先生が見てくれても、素人が見ているのと同じでプラスは少ないです。

もともと、他の教科も教えていた指導力の高い先生がいてくれる教室はありですが、個別指導しか教えたことがなく、しかも特定の教科以外の指導経験が少ない先生(こちらのほうが個別指導塾ではスタンダードです)しかいないようなら、あまり期待はできません。

一方で、家庭で教えることが難しく、学校でも聞きづらく、他に聞くアテも無い・・・というような場合には、誰であろうと質問できるのは嬉しいことですから、そういう場合はとてもありがたいと思います。

 

ただ、上のほうでも出てきたように、その教室の得意教科などを調べた上で入れているのに、得意以外の教科の指導を期待するのは、どうにもピント外れですよね。

まずは習っている教科で指導成果を出してほしいわけで、塾としてもそこに力を入れるべきですし、習っている以外の教科まで教えてくれればラッキーですが、それはあくまでもおまけとして考えるべきでしょう。

そのため、これを塾選びのポイントとすべきかというと、他のものよりは重要度がかなり下がるかなと思います。

(念のため、他の教科も教えていた指導力の高い先生が、習っていない教科も教えてくれるというのであれば、これほどお得なことはありませんから、優先的に選ぶ理由になってきます。ただ、そういう先生がいる時点で、そこは優先的に選ぶべき塾になるわけですが・・・)

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

塾に「成績が上がらない」と相談したら、授業数を追加するよう言われた

 

生徒のタイプに合わせて塾を選ぶ

「個別指導塾に合う生徒のタイプ」はあちこちで言われていますね。

基本的には「特別そのとおりだとまでは思わないが、否定もしようがない」というものがほとんどです。

ここでも、いくつか例に挙げてみましょう。

 

積極的に質問ができないタイプ

個別指導ならではの「質問のしやすさ」が生きるタイプですね。

ただ、学校でも質問できず、塾でも個別指導で・・・となると、いつまで経っても「質問できるようになる」ことがないことには注意が必要です。

私がこういったタイプの生徒を指導する場合は、たとえ集団指導であっても、ちゃんと質問ができるようにまで持っていくわけですが、あえて「個別指導だけでやる」場合には、逆に手間がかかります。(授業時間内に、集団の中で質問をするという機会自体が作れないですからね)

もちろん、ほとんどの集団指導は、こういったタイプの生徒を放置しますから、そこに入れるよりはましですが、問題の根本が改善していないというのは変わりません。

それに、大人になってから、社会に出てから、「質問ができない」ことで社会に適合できないケースもあることから、単純に放置しておいて良い問題とも思いません。

少なくとも「積極的に質問できないお子さんでも大丈夫です」と歓迎するだけで、問題の根本を改善する気が無い塾や先生は、あえて選ぶほどではないとは思います。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

塾でしか勉強しない生徒になってしまう裏側

 

周囲との競争をあまり好まないタイプ

こちらは、「個別指導塾が合う」と言うよりも、「集団指導塾が合わない」というほうが近いかもしれません。

個別指導以外の、家庭教師や自立学習などの別の指導形態でも良いですし、集団指導でも、競争原理を活用していないところならありでしょう。

 

なお、これに絡んで「おっとりしたタイプ」「マイペースなタイプ」が混同されがちですが、厳密に言うと競争を好まないタイプとは少し別物です。

少なくとも、おっとりしたタイプは、個別指導だと急かされることがなくなって、頑張ってはいても、必要最低限のペースで学習を進めることができず、ちっとも成果が上がらない・・・というケースも起こりがちです。

だからと言って、単純に急かせば良いというわけではありませんが、居心地の良い環境にすることが、成長を促すとは限らないということは忘れないようにしたいですね。

 

部活動や習い事などで忙しいタイプ

これは確かに、個別指導がぴったりです。

個別指導なら、カリキュラムの面でも指導日や時間帯の面でも、曜日や季節による忙しさの違いなどに柔軟に対応ができますから、メリットが大きいです。

また、急な予定変更が多い場合は、欠席時の振替を利用できるのもメリットとなるでしょう。

ただし、個別指導でも振替に対応していないところはありますから、そういうところは避けたいですね。

一方で、振替を多用すると、そのぶん先生も入れ替わることになり、上の「先生がコロコロ変わる」状況を自分で作り出すことになって、結局は指導成果が上がらないことにもつながります。

部活や習い事を優先する以上、そうした犠牲はしかたないと割り切っているかとは思いますが、「塾に通う」「誰かに教わる」と決めた以上は、ある程度は教える側の都合にも合わせたほうが、結果的に自分が得になることも少しは念頭に置いてみてくださいね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

成績の上がらない塾を変えるかどうか迷う時の判断基準

 

勉強のやり方が分からず、家庭学習が苦手なタイプ

上にも出てきましたが、そこまで面倒を見てくれる塾に入れることをしない限り、個別指導を選んでも特に意味はありません。

個別指導塾なら、勉強のやり方も教えてくれると思っている親御さんは多いですし、実際にチラシやホームページのもそう書いていますが、本当にそこまで教えてくれる塾は多くはないです。

これは、「しっかりと教えてくれる塾」が少ないという意味ではなく、形式的にすら教えてくれない塾も多いのが実情で、私が求めるレベルで教えてくれるような塾は本当に少ないです。

ここを安易に期待して入れると確実に裏切られますから、「個別指導塾は勉強を教えるところで、勉強のやり方を教えるところではない」「個別指導塾で家庭学習までちゃんと面倒を見てくれるとは限らない」を前提にして選ぶようにしたほうが、失敗が少なくて済むでしょう。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

良い塾の選び方・見抜き方 塾選びの判断基準

 

生徒数が多く、教室が整理整頓されている塾を選ぶ

これはある意味で当たっていますし、ある意味で見当外れですね。

 

生徒が少なくてガラガラなところよりは、生徒が多いところのほうが良いのは確かにそのとおりです。

しかし、生徒数を決めるのは「営業力」の要素が非常に大きいです。

逆に、指導力は高くても、営業力が低いところだと、生徒数が少ないとまではいかなくても、他と比べて多いと言うほどでもない・・・となるパターンは結構あります。

もちろん、指導力の高さで評判になり、それで生徒が増えて・・・というパターンもあるのですが、生徒数の多さに直結するのは、やはり指導力よりも営業力のほうです。

そのため、生徒数が多いかどうかは、個別指導塾選びのポイントとしてはかなり弱いですね。

 

一方、教室が整理整頓されているというのは、注目して良い点です。

ただ、自宅や部屋のきれいさと、その人の能力や人間性が一致していないように、これだけでどうと言い切ることは全くできません。

実際に、いくつもの教室を見てきた側からすると、整理整頓されているのに指導力が低い教室、整理整頓されていないが指導力は高い教室、きれいとは言えず指導力も普通なのに生徒数が多い教室など、いろいろです。

中には、生徒から見えるところだけきれいにして、見えないところは乱雑になっている教室など、どちらに入れるべきか分からないところもあります(笑)

いずれにせよ、塾選びの1つの視点にするのは良いですが、決定的なポイントとするほどではないといったところでしょうか。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

成績が上がる塾とは?

 

授業の質で塾を選ぶ

これは最もそのとおりなのに、最も参考にならない選び方のポイントかもしれません。

なぜなら、授業の質が大事なのは当たり前ですが、それを入塾前の時点で正確に測ることが、ほぼ不可能だからですね。

 

もちろん、力のあるプロが生徒の立場で授業を受けられれば、それこそ最初の5分でも見抜けてしまいますし、親御さんでもある程度の回数を受ければ見抜けるかもしれません。

しかし、実際に授業を受けるのは生徒であり、分かるのは授業が楽しいかつまらないかくらいで、本質的に良いものかどうかなど余計に分かりません。

実際に、学校の下手な授業に慣らされた子供は、中の下くらいの個別指導でも「分かりやすい」と感じてしまうものです。

 

特に、個別指導を利用するくらいの生徒だと、1回や2回程度ではもちろん、それこそたとえ体験授業で1ヶ月教わったとしても、その塾や先生の指導力を本質的に見抜けるようなことはほとんどないでしょう。

そのため、体験授業を1つの参考にするのは良いですが、「生徒が体験授業を受けた感じで決める」のは危険ですから、重要視しすぎないようにしたいですね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

学生バイト講師は良いか悪いか?

 

The following two tabs change content below.

楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

おすすめコンテンツ

楠木塾 メール会員
楠木塾 メール会員