「塾に任せても成績が上がらない」というご相談をたくさんいただいています。

誠に残念なことに、世の中には力のある塾よりも低質な塾のほうが多いです。

そのため、事前にしっかりと選んで入れない限り、塾に入れても成績が上がらないことのほうが多いのは必然です。

 

しかし一方で、私が教育相談に対応する際、「先生(塾)に任せましょう」と書くことがあります。

それが功を奏して「うまくいった」というお声をいくつもいただいています。

 

低質な塾のほうが多いのに、どうして塾をすすめるのか?

この点について、誤解を与えることの無いように、私が塾をすすめる理由を、改めてお伝えしておきたいと思います。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

学力別に見た中学生の塾選び

 

塾に入れれば、成績は上がるものか?

「塾に入れるだけで、生徒が親の言うことを聞くようになり、成績も目に見えて上がる」

こういったことは、そうそう起こる現象ではありません。

数々の記事や相談対応をお読みいただく中でもお分かりかと思いますが、この業界は「まともな指導力の無い塾や先生」のほうが圧倒的に多いです。

運任せで選べば、宝くじに当たるくらいの確率でしか良い塾に当たらない現状を身にしみて分かっている私が、成績アップを目的として、安易に塾をすすめるようなことはしません。

 

そもそも、私が塾をすすめるのは、塾の指導力に期待しているからではありません。

指導力を期待するのであれば、事前の下調べはもちろん、入ってからの指導内容の吟味も含めて、しっかりとしていくのが当然というものですよね。

ところが、実際の塾選びの際には、チラシの雰囲気や、周囲の何となくの評判だけで決める方がほとんどなのですから、当たりの塾に辿りつける可能性が低くくてもしかたないでしょう。

それに、普段のご相談対応を見ていただいても分かるように、本題について書くだけでもかなりの長さになっているのに、それに加えてわざわざ塾選びの正しいしかたについて詳しく語っている余裕などありません。

反対に、その場で塾選びのコツを軽く書いた程度で、すぐに正しい塾選びができるようになるような簡単な話のはずがなく、それなら最初から誰も苦労はしていないでしょう。

 

それでもあえて私が塾をすすめるのは、塾の指導力ではない「他のところ」に期待しているからです。

他のところとは、例えば進路指導、入試情報、専用教材、一緒に勉強するライバル、勉強しやすい環境、反抗期の生徒と親の緩衝役・・・などですね。

こういったところは指導力がなくとも、環境とシステムである程度まで補えるからです。

 

ほとんど誰でもなれてしまう塾講師

そもそも、塾講師になるのには何の資格もいりません。

事前に專門の教育を受ける必要も無いですし、それどころか、学生がバイト感覚でやれてしまう仕事なのです。

もちろん、アルバイト講師にも優れた人はいますし、専任講師の中にもひどい人はたくさんいますから、バイト講師が悪いとは一概に言い切れるものではありませんよ。

誰が良い悪いではなく、私がここで強調したいのは、「なろうとさえ思えば、ほとんど誰でもなれてしまう仕事」である点です。

 

アルバイトになるのに大した試験などなく、誰でもやれてしまうのは当然ですよね。

それでは社員講師になるのはどうかというと、実はそこまで大きな違いはありません。

それは、アルバイト講師よりも仕事や授業のできない社員講師が多いことからも分かります。

きっと、情熱のあるアルバイト講師の方の中には、理不尽な社員講師のせいで苦労されている方も多いことでしょう。

 

もちろん、上場しているような塾は、採用の基準も倍率も高いです。

しかし、ゆとり教育が社会問題化したように、優秀な学生は限られています。

そして、そうした人は教育業界以外に進みがちですし、教育業界を選ぶなら公教育を選びがちです。

民間教育の業界は慢性的に人材不足ですから、他の会社全てで落とされたような人にまで内定を出してしまう塾もたくさんあるのですね。

 

そして、もっと極論を言えば、あなたがその気にさえなれば、フランチャイズを利用して自分で塾を開業することもできるのです。

一講師どころか、いきなり「塾長」「教室長」と呼ばれる存在になれるのですね。

 

・・・もし読者の中から開業するような方が現れたら、一人前になるまでは、私が運営面と指導面のコンサルティングをしましょうか(笑)

などという冗談はさておき。

 

このように、なろうとさえ思えば、誰でもわりと簡単に塾講師となることができます。

このこと自体は、境遇や学歴に関わらず、いろいろな人が教育に携わることができるというプラスの側面がある一方で、大した情熱や指導力も無い人がプロとして認知されてしまうというマイナスの側面もあります。

そして、儲け主義の塾が多い現在では、マイナス面ばかりが強調されがちです。

そのため、かなりの高確率で、「プロ」とは呼べない講師に当たってしまうのですね。

私などはまだまだ修行中の身に過ぎませんが、その私から見ても「お粗末」「詐欺同然」としか言えない指導がまかり通っているのですから、本当に恐ろしいことです。

ですから、私が「塾を利用したほうが良さそうですよ」と伝えた時も、相談者の方がこれから教わることになるのも、大した指導力を持たない先生である可能性は極めて高いのですね。

逆に言えば、そこまでを分かった上で(=成績が上がることは全く期待できない前提で)、それでもあえて「塾に任せたほうが良いですよ」と言うだけの理由や背景がある時に、塾をすすめているわけです。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

大手の個別指導塾が講師にする研修の裏側

 

来週からあなたが先生です

ここで、あなたが塾の先生に応募したとしましょう。

その後、実際に塾の先生(プロ)として生徒に教えられるようになるまでに、どれだけのハードルがあると思いますか?

 

まずは採用試験として、一応お約束の試験や面接はありますが(無いところもありますが)、大抵の塾は人手不足です。

たとえ今は人手がいたとしても、少しでも優秀な人材がほしいと考えていて、優秀かどうかは使ってみるまで分かりません。

ですから、よほどひどい外見や話し方をしていない限り、いくつかの塾を受ければ、必ずどこかでは使ってもらえるはずです。

 

採用が決まり、いよいよ塾の先生になるための準備期間が始まります。

その時、わりと高い確率で「明日から1週間の研修をして、翌週から授業に入ってください」というようなことを言われます。

「たった1週間で、いきなり授業!?」と思うかもしれませんが、むしろこれは良心的なほうです(笑)

実際の研修期間や内容は塾によって異なりますが、事前に十分な研修が受けられることは滅多にありません。

良い塾なら、専任講師の授業を何度か見せてもらった後で、マニュアルを渡され、後日それを踏まえたあなたの予習を確認し、模擬練習のようなこともしてくれるでしょう。

しかし、ほとんどは責任者からの軽い説明とVTRを見せられただけで、さっさと実際の授業に入れられるのが基本的な流れです。

 

これがひどい塾になると・・・前にも他のところで記事にしたとおりですね((苦笑)

ついでに言うと、自分で開業していきなり「塾長」「教室長」になる場合も、そんなに大きくは変わりません。

 

けれども、安心して下さい。

それでも立派に「先生」「塾長」として認知してもらえるのですから(笑)

 

もちろん現実的には、その程度の研修でいきなり「プロ」としての指導ができるはずもなく、日々生徒を教えながら、自分でも勉強していくことになります。

私の時も、ほとんどいきなり授業に入れられて、今思えば最初は詐欺のような授業でしたね(苦笑)

 

そして、そこから先は本人次第です。

何時間も予習をして必死で模擬練習をしたり、わざわざ自作プリントを作ったりする人もいれば、「テキストをなぞって終わり」で満足する人もいます。

どんな世界でも最初からプロの人がいるはずがないように、みな素人から徐々に学び、成長していくのですね。

そして、未だプロと呼べない段階の自分がしっかり教えられないことに罪悪感を感じる人なら良いのですが、ひどい指導をしておきながら「分からない生徒が悪い」などと平気で責任を押しつけるような人もたくさんいます。

 

例えば、あなたならどう考えると思いますか?

条件面で言うと、時給はそこそこ良くて、全くの未経験でも1500円から2000円くらいはもらえるかもしれません。

しかし、時給が発生するのは授業に入っている時間だけです。

予習やプリントの準備に2時間かかっても、給料がもらえるのは、実際に教えている1時間だけです。

それでも「よし、頑張って準備しよう!」と思うでしょうか。

「1時間しか給料がもらえないなら、予習や準備なんかやめよう」と考える人がいてもおかしくないと思いませんか?

 

そして、本当に指導力を上げたければ、1時間の授業に2時間の準備をするのは当然で、それ以外にも時間を作って勉強しなければなりません。

幅広い教科知識を身につけ、授業技術を磨き、より良い指導法を習得し、生徒との接し方を学び、入試分析を行い、進路情報にも触れ、小学校や高校とのつながりを研究し・・・

これだけの努力をして、ようやく「そこそこ」の指導ができるようになるのです。

(あくまでも、そこそこであり、いわば塾講師として一人前と呼べる最低のレベルです。生徒や保護者が求めるようなレベルは、もう少し先ですね)

 

これらは、何年も教えていれば次第に身につくものですが、新人講師やアルバイト講師が短期間で身につけるのは至難の業ですよね。

ですから、教育への情熱や奉仕精神がある人でないと、とても務まらないのですね。

 

しかし、これは「まともな教師」を目指す場合です。

そういう教師を目指すから大変なだけで、目指さなければ、いくらでも楽にやっていくことができます。

そして悲しいことですが、教育現場には、別にまともな教師を目指さなくとも、指導力の不足した素人同然の教師でも成立する仕組みがあるのです。

学校ではそうした教師が公然と居座っていますし、すでに社会問題として語りつくされた感さえありますが、学校ほどひどくはないにしても、塾には塾なりの問題を、裏に抱えているのですね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

学生バイト講師は良いか悪いか?

 

たとえ指導力がなくとも、塾や先生は成立するもの

指導力の不足した素人同然の教師でも成立する仕組みについてお話ししましょう。

 

例えば、あなたが簡単な研修の後に、個別指導の先生として、生徒を担当したとしましょう。

授業中に隣を見ると、私が別の生徒を教えていたとします(笑)

 

この状況であなたがどう感じるかはともかくとして、受けるほうの生徒や保護者がどう感じるかを想像してみてください。

何ヶ月も通って、情報交換をしている生徒なら、「あっちの先生のほうが良いらしいよ」などと思うこともあるかもしれません。

しかし、入塾したばかりの生徒であれば、そんなことは分かるはずもありませんよね。

たとえあなたが素人でも、個別指導で教えるのですから、少なくとも学校よりは良いと感じてもらえますから、「さすがは塾だなあ」と思われる可能性も高いです。

そして、最初に良い印象を持ってもらえれば、その印象はずっと続きます。

 

そもそも、先生の力量差がどれだけあろうとも、生徒からすれば「同じ塾の先生に習っている」状態です。

受ける時間も同じなら、払う授業料も同じです。

そして、学校でもそうですが、生徒は「同じ単元を、同時に別の先生に教わる」ことはありません。

完璧な同一条件での「比較」ができない以上、生徒は自分が習っていない先生の指導力については、実体験として知ることが絶対にできないのですね。

(おまけに、指導力はある程度の期間を受けてみないと結果が分からないものですから、他の商品などよりも、さらに分かりにくいものですよね。)

 

そうして、どちらに習った生徒も「こういうものだ」と思って通うことになります。

これを、どこの塾(先生)に学んでいる生徒も、同じように思っています。

仮に他の生徒から「うちの塾(先生)、結構良いよ」と言われても、「うちの塾(先生)も結構良いよ」と思って終わりです(笑)

 

もちろん、どの生徒も「非常に満足している」ようなことは少ないです。

しかし、そもそも多くの生徒は勉強が好きではないのですから、塾や先生にそこまで大きなものを求めてはいません。

1億円を期待して宝くじを買った人のほとんどは落ち込みますが、100円を期待して宝くじを買った人のほとんどは「また当たった」と喜ぶことになります。

求めるものが小さければ、問題も感じにくいのですね。

 

さらに、外にいる保護者からすれば、違いはもっと分かりません。

教師に直接教わる機会が無いのですから、もはや「子供が満足しているかどうか」で判断するよりありません。

そして、上記のように、多くの生徒はそこそこ満足して通いますから、仮に親として何らかの不満があっても、「子供が良いならまあいいか」と考えるものです。

不満があっても、それが表面化しにくいのですね。

 

こうして生徒も保護者も、何かしらの隠れた不満を抱えつつも、そこそこ満足して通う人が大半の状態になります。

こういった見えない仕組みが、指導力の無い塾や、素人同然の教師でも成立させてしまうのですね。

(もちろん、この大前提には、学校教育がうまくいっていない現状があります。学校の指導のほうが分かりやすければ、少なくとも、素人がやれる程度の指導しかできない塾では成立しません)

 

こうした状況の中で、本当に指導力のある先生や塾を判断するのは、とても難しいのがお分かりでしょう。

そして、指導力と共に、生徒との相性が良いかどうかも重要ですから、そこまでを入塾前に見抜くのは至難の業です。

良い塾や先生に当たる可能性よりも、悪い塾や先生に当たる危険性のほうがはるかに高いのですね。

ですから、私は偶然に任せた塾選びで、良い塾に当たることなどは期待していません。

 

さらに言うと、私は個々のご相談や記事を書く際に、私が直接関わることを全く想定していません。


~無料教育相談、免責事項の抜粋~

たとえ有料であっても最善策を提示するほうが生徒や家族にとって幸せなこともあるはずで、それをしないのはどうかという思いもありますが、当相談が営業行為と誤解されたくないため、あえて一切行わないことにしています。そういう意味で、最善策が提案できない場合があることもご承知おきくださいませ。

 


 

教育相談においては、私が直接指導することはもちろん、良いと思う教材やサービスを紹介したり、塾選びに関わったりすることは「絶対に無い」という前提で答えているということです。

ですから、「塾に入りましょうと言っておけば、たまたま良い先生に当たって、成績が上がることもあるだろう」などという楽観的な発想も一切していません。

それどころか、チラシや合格実績に騙されて、よくある儲け主義の塾に当たる確率のほうがはるかに高いのですから、そうなった場合も想定して書くようにしているほどです。

 

そこまで踏まえた上で、「なぜ私が塾をすすめるのか?」を聞いてもらいたいのです。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

先生の学力・学歴と指導力は関係あるのか?

 

指導力が無くても、塾に任せたほうが良い理由

私が、詳細も分からず、塾選びに関われないのを承知の上で、あえて塾をすすめる理由は、繰り返しになりますが、塾に進路指導、入試情報、専用教材、一緒に勉強するライバル、勉強しやすい環境、反抗期の生徒と親の緩衝役などを期待するからです。

これらのうちのどれかが、今の問題の改善へプラスに働くと期待できる場合にすすめるのですね。

 

そして、その中でも、最大の理由が「反抗期(と、それによる親子関係)の悪化を防ぐため」です。

反抗期がひどいご家庭、または、今後の悪化が予想されるご家庭においては、親が勉強にまで直接関わると、親子関係を壊しかねないからですね。

 

塾の面談で、こんなことを言う親御さんがいました。

 

母「(開口一番)私が言っても聞かないので、先生がもっと言ってください!」

私「いきなりどうしたんですか?(笑)」

母「すみません。実は今まで、何度も途中式を書きなさいと言ったのに、全く書こうとしませんでした。それでケンカみたいになっていたのですが、この前、ちゃんと書いていたのです」

私「そうですか・・・」

 

そこまで聞いて、私は数日前の、その生徒とのやりとりを思い出して、苦笑いをしました。

母「理由を聞いたら、『塾の先生に言われたから』と言うのですね。親が言っても全然聞かないのに、塾の先生が言うと聞くんですよ。先生!もっと言ってやってください!!」

こういったことは、実は山ほどあります。

 

もともと、親御さんが生徒にしてもらいたいことは、山ほどありますよね?

例えば、翌日いるものを前日のうちに準備する、ノートを使う、字を丁寧に書く、本を読む、テストの見直しをする、宿題をやる・・・など、勉強として効果のあるものもあれば、無いものもありますが(笑)、たとえ効果があって筋の通ったことであっても、生徒はなかなか親の言うことを聞きません。

ところが、親が言っても聞かないのに、同じことを塾の先生が言うと、意外と簡単に聞いてしまうのですね。

(しかも、効果が無いような方法であってもです)

 

親からすれば馬鹿らしい話ですが、残念ながらこれは現実によく起こることです。

もちろん、どんな塾のどんな先生でも言うことを聞くかと言えば、決してそんなことはありません。

その生徒が好きな先生や、信頼している先生の言う事はよく聞きますし、嫌いな先生や信頼していない先生の言うことは、親以上に聞きません(笑)

言う側の先生にも、伝え方や、話の持って行き方など、広い意味での「指導力」が必要ですし、各先生の個性によって、生徒が聞きやすい内容と聞きにくい内容とがありますから、先生ごとの役割分担が大切です。

同じ人が、あれやこれやと言い始めれば、それもやっぱり聞きませんしね。

(教科指導の分担ならともかく、そういった細かい部分に関する指導の役割分担まで考えてくれる塾は少ないですが、やってくれるところはちゃんとやってくれるものです)

 

本当に先生の言うことをそのまま聞くかどうかは、塾内の環境や、先生の力量なども含まれるため確実とは言えませんが、「親」から言われるよりも、複数の「先生」が関わる中で言われるほうが、生徒からすれば受け入れやすいことは絶対に確実です。

もちろん、先生以外の他の大人でも全然構いませんよ。

たとえ指導力など無くても、その人ごとに生徒が聞き入れやすいことはありますからね。

大事なのは、何度も言っているのに聞かないことを、同じ親が同じように言い続けても、決してやるようにはならないことですね。

 

そして、普段の会話でさえぎこちない状態であるなら、勉強の話題を持ちだすほど、確実に反抗は今よりひどくなります。

その場合は、別の誰か(=学校や塾)に間に入ってもらい、勉強に関してはその人に言ってもらうことで、無用な衝突を減らせるのですね。

塾に入れることで「成績アップ」を期待しているのではなく、あくまでも「まずは、親子関係が悪くなるのを防ぐ」ことを期待しているのです。

その先、成績が上がるかどうかは、任せた塾や先生次第であり、私がどういう塾を選ぶかに関わっていない限り、どうなるかまでは分かりません。

しかし、親子関係がうまくいっていない場合には、その関係を今以上に悪くしないことを最優先させるべきだと考えるのです。

 

一方で、もし生徒の反抗期の程度が軽いもので、しかも親子関係が良い状態でさえあるなら、へたな塾に頼るのも、親が教えるのも、それほど違いは無いと思っています。

高いお金を払っておきながら、「素人である親が教えても大して違いが無い」とはひどい話ですが、多くの場合で、これが現実です。

(それこそ私が直接研修できるなら、へたな講師より、親御さんのほうがよほどうまく指導できるのではないかと思います)

 

ただし、力のある塾(先生)、または、相性の良い塾(先生)に教わるのであれば、全く話は違ってきますよ。

親御さんが少しくらい勉強しても、その指導効果は、親御さんが教えるのとは比較にならないものです。

そうした力のある先生や良心的な塾もお読みでしょうから、念のため、最後にお断りさせていただきました(笑)

 

「塾を批判しながら、塾をすすめる」という点に矛盾を感じる方もいるかと思いますから、詳し目に書かせていただきました。

「塾のいらない生徒を育てるのが、塾の本当の役割だ」というのが私の信念であり、儲け主義の塾のように、いつまでも塾に依存し続けるような生徒を育てることは望んでおりません。

当然ながら、何でもかんでも塾をすすめるつもりは全くありませんから、私の信念と合わせて、誤解の無いようにご承知おきいただければ幸いです。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

成績が上がる塾とは?

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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