塾を変えるかどうかで、家族の意見が分かれました

忙しくて無理ならば短いお返事でも全然構いません。

去年から今年にかけて教えてくださっていた塾の先生が
この春、違う所に行くことになりました。

主に理・数で、でも全教科教えてもらえるので
テスト対策の時にはトータルサポートしてくださった先生です。
今までその先生がいたからやってこれたのに
「これから受験」って時にいなくなると思うと本当に心細いですしょぼん

他の先生ももちろんいますが、私にとってその先生の存在は大きかったです。
『次に来る先生もとってもベテランで今の先生と同じ位のレベル』
みたいなコトを言ってたのですが、
1年一緒にやってきて私の癖、中身、失敗傾向などを把握してくださってるのと
真っ白な状態から教えてくださっているのとは全く違うと思うんです。

そこで、塾を変えようかどうか迷ってます。(´д`lll)
でも今、ここで塾を変えたらやってる所とかも違って良くないかも・・・・
とも思います。

母は「このままにしたら?もしかしたら次の先生が良い人かもよ」
といいます。
兄は「頼りになる先生がいないのであれば違う所にしたら?
今行ってる所ではりんかと同じ中学校の人も2人しかいないし」
といいます。

混乱状態ですDASH!もちろん最終的に決めるのは私ですが
何かアドバイスがあったらお願いします。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

転塾のウソ 塾を変えるときの判断のポイントや注意点

 

塾長からのお礼とメッセージ

このタイミングで先生の異動ですか・・・それはきついですね。

心細い気持ちはとてもよく分かりますよ。

 

他の先生はいくらいても、所詮は「他の先生」ですよね。

やはり、慣れ親しんだ、自分と気の合う先生が一番です。

超ベテランのすごい先生よりも、新人で波長の合う先生のほうが良かったりするものですから、先生のレベルがどうこうという話でもありません。

次の先生が仮に全く同じレベルだとしても、あなたに合うとは限りませんし、逆にものすごく合う可能性もありますからね。

 

そもそも、新しい先生が本当に同じレベルである保証はどこにもありません。

それどころか、全く同じ人間がいない以上、どちらかが良くてどちらかが悪い可能性のほうがはるかに高いです。

それに、異動時の混乱や退塾を防ぐために「次は良い人が来る」と言うのは、大手塾なら当然の対応ですから、「ものすごい先生が来る」などの極端な評価で無い限り、前評判はアテにならないことのほうが多いです(笑)

 

実際は、その先生の性格と指導力次第ですね。

本当に指導力のある先生ならば、癖や中身、失敗傾向などはあっという間に把握できるため、そういった部分はそれほど問題にならないです。

しかし、今の先生と「積み重ねてきた時間」だけは変えることができませんし、積み重ねてきた時間が信頼関係を作るものですから、新しい先生とうまくいくかどうかは未来になってみないと分からないのが現実です。

新しい先生が私の知っている人ならば、判断しやすいのですけれども(笑)

 

さて、塾を変えるかどうかですが、お母さんの意見もお兄さんの意見も両方正しいです。

個人的には、指導方針や指導システムの少々の違いを気にするよりも、(その人にとって)頼りになる先生がいるかどうかで決めたほうが良いです。

しかし、残念ながら、変えた後の塾に頼りになる先生がいるかどうかが分かりませんよね?

変えた結果、前より悪い環境になるとも限りません。

また、お兄さんの言うような「同じ学校の人が2人しかいない」といった理由で決めるのはやめたほうが良いです。

サークルならばともかく、塾では同じ学校の生徒の人数が多ければ良いというものでは無いですしね。

 

ここで問題になるのは、「次の塾」があなたの中で決まっているのかどうかです。

決まっているのであれば、そこに行きたい理由がすでにあなたの中にあるわけですよね。(友達が通っている、評判が良い、など)

そのあたりを思い返してみて「そちらの塾のほうが環境が良い」「やり方が自分に合っている」と思ったら、変わってみるのも良いでしょう。

逆に「今の塾と大して違いがない」のであれば、変わる必要性は少ないです。

 

また、「その塾のことがよく分からない」のであれば、その塾の生徒の話をもっと聞いたり、テキストなどを見せてもらったり、体験授業や説明会に参加したりした上で検討したほうが良いでしょう。

反対に、次の塾が決まっていないのであれば、あなたの中で今の塾に対する漠然とした不安、不満が強いのかもしれませんね。

そうだとすると、変わることを前提で探してみた方が良いと思います。

 

ただ、どちらにしても「良い先生が見つかるかどうか」は入ってみるまで分かりませんから、それ以外のところで「自分に合うかどうか」を判断して選ぶべきですね。

今の塾で不満を感じているところを、次の塾がしっかりと解消してくれるかどうかがポイントだと思います。

本当ならばどちらが良いかをはっきり示してあげたいところですが、実際に教えたことも無い生徒にそれをするのは無責任すぎますから、私が言えるのはこのくらいですね(笑)

 

今まで話した感じで言うならば、あなたの場合は大きな進学塾よりも、面倒見が良くて優しさと厳しさのバランスのとれた小~中規模の塾があれば、そちらのほうが合っていると思います。

もちろん、そういう塾は塾長の色が強いため、その先生と相性が合わないといけませんが、最悪の場合、入ってみて駄目ならばまた戻ることも可能です。

ただし、はじめから戻るのを前提で考えているとうまくいかないものですから、気持ちの上ではそこで入試まで頑張るつもりで選択してみてください。

 

かなり役に立たない内容になりましたね(笑)

理解しづらいところがあれば、また聞いてくださいね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

成績の上がらない塾を変えるかどうか迷う時の判断基準

 

塾が過去問を配布してくれない

いえいえ。かなり参考になりました。
お忙しいのに申し訳ないです・・・m(_ _ )m

うーん・・・今の塾で抱えてる悩みで先生以外といえば

・塾に学校の定期テストの過去問がない

・学校別に「〇〇中学校の問題傾向は××だからこうした方が・・・」
みたいなアドバイスがない。逆に「どういうのが出るの?」と聞かれる
そこが他の塾と比べて不安。

これくらいしかないですけど↑が結構不安。
内申を取るには定期テストの点が取れないとダメなので・・。
それ以外は人数的にも環境的にも今ので満足してます。

↑の不安、どう思いますか?

うちの親は
『塾行ってない人でも過去問とかないで良い点取ってる人もいるから関係ない』
と言われました。
でも私には過去問を持ってる人のほうが有利に思います。

実際のところ、どうなのでしょうか?
私が身近にいるわけでは無いので答えづらいと思いますが
答えられる範囲で良いので楠木塾長の意見をおねがいしますo(_ _*)o

 

テストの点数が上がるかどうかは「本人の頑張り」と「塾の指導力」にかかっている

定期テストの過去問演習についてはこちら

 

結果的に、テストの点数が上がるかどうかは「本人の頑張り」と「塾の指導力」にかかっています。

今の塾で過去問を配らなくてもある程度の満足度を得られているのであれば、もしかしたら指導力はなかなか良いのかもしれません。

一方、新しい塾で過去問をもらっても、その塾の指導力が低ければプラスマイナスゼロですよね。

そうなると、どちらを選んでもあとは自分次第という話でしょう。

 

ですから、もしもそこだけが決定打になるのであれば、環境面で決めたほうが賢いと思いますね。

移った先で過去問が手に入ったけれども、環境が悪くてやる気がなくなった・・・では悲惨ですから(笑)

自分が教える場合は「最後は自分次第」という話の持っていき方はしないで、私が責任を持つのですが、自分が教えられない以上はしかたの無いことですから、正直に書いておきますね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

定期テストの過去問演習は効果があるのか

 

塾の発言から分かる、合格可能性

指導者側の意見や生徒側の意見など、
本ッ当に参考になるし、驚くばかりです!!分析など、もう少しやってもらえるように
頼んでみないとですね・・・汗
ちょっと危険です。
自分でもちゃんと分析しなきゃとも思いました。学校の先生も塾の事をあまり良く思っていないようです。
それに対抗しようとうちの学校は
ほぼ趣味範囲の厄介な問題を出してきます・・・汗
(特に社会は、超マニアック!)でも、基本的に授業内容を抑えて、
今まで楠木塾長さんが教えてくれた事を参考に
もう少し今の塾で頑張ってみようと思いますアップ『結局は自分の頑張り次第』は本当にそうだな。。。と思います。
うちの塾長も「絶対泣かせないから、絶対合格させるから」
と言っているので、信じて努力してみますクローバーお忙しいのに何回も丁寧にお返事いただいて、
本当にありがとうございました
近くにいたら何かしたいのですが・・・
『合格』で感謝をあらわしたいと思います。
(↑こんな無責任な事言っていいのか・・・ww)これからもブログ読ませていただきます。
長文しつれいしました

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

高校受験前の進路指導の裏側と心構え

 

塾の発言の裏側

いえいえ、こちらのほうがよほど長文でしたから(笑)

 

>「絶対泣かせないから、絶対合格させるから」

素晴らしいですね。

後で責任を追求されるのが怖いため、そうやってはっきり言い切ってくれる人はなかなかいません。

 

>近くにいたら何かしたいのですが・・・

対価が目的では無いため、近くにいても何もしなくて良いですよ(笑)

 

>『合格』で感謝をあらわしたいと思います。
>(↑こんな無責任な事言っていいのか・・・ww)

そうですね、無事に合格してもらえれば一番です。

 

ただ、塾長さんがそういう風に発言するのは、おそらく現状ですでに合格可能性が高いのだと思います。

ボーダー付近やボーダー以下の生徒には、よほど自信のある先生で無い限り、そういう発言はできないですからね。

順調にいけば合格できるということでしょうから、今の調子で頑張ってくださいね。

 

定期テストだけ点がとれるようになって、入試で落ちる塾の裏側

いつも参考になる記事をありがとうございます。

こちらの記事を読ませていただいて「あっ!」と思いました。
近くの塾で他の塾で良くできるお子さんが定期テストで420~430点くらいの時でも
ある塾の生徒は450点ほど取ってる子が多かったり
入熟して6ヶ月ほどで定期テストの点数が100点ほどあがったりする塾があります。

でも、そこの塾のお子さんは実力テストでは
かなり下がったり肝心な高校入試に落ちたりしていることが多いです。

まるで定期テストの問題が当たってるみたいでどうして定期テストでそんなに取れるのか不思議でした。
もしかしたら過去問を配ってるのかと
こちらの記事を読んで思いました。

本当のところは分かりませんが・・・
もし過去問を配っているのだと本当の実力が付いてるのでは無いのですよね?

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

良い塾の選び方・見抜き方 塾選びの判断基準

 

塾長からのお礼とメッセージ

超低空飛行ブログの、気まぐれな書き込みに付き合っていただいて誠にありがとうございます(笑)

そうですね、前の記事にも書こうか迷ってやめたのですが、定期テストで点をとらせても、実力テストや本番で点がとれない生徒になることがあります。

いわゆる「ドーピング」と同じですね。

スポーツの大会などで筋肉増強剤を使って、一時的に良い成績をとるのと同じです。

テストしかできない要領だけの人間や、マニュアル人間、社会で役立たない人間を育てるのにはぴったりの指導法ですけれども(苦笑)

 

「定期テスト対策」に偏重すると、こういった弊害が生まれがちなのです。

さらに裏を言いますと、実力テストや入試に対しても同様にドーピングをすれば済む話だと言えます。

実力テストでさえ、過去問と全く同じ問題が出て問題になったことは、過去に何度もありますから(苦笑)

 

そういう意味も含めると、定期テストしか点数がとらせられない塾は完全にインチキ塾と思って正解ですね。

指導力がお粗末だということですから。

 

なお、過去問を配るのは今ではスタンダードです。

過去問そのものではなく、問題の切り貼り、一部抜粋、コピー、類題などを合わせると、やっていない塾を探す方が難しいです。

そのため、絶対に駄目と言うわけでは無く、記事に書いたように、やらせ方や程度の問題になってきます。

 

そもそも、学校のテスト(他人の著作物)をそのまま配るのは、著作権法違反の犯罪行為ですからね。

学校の先生が怒るのも当然です。こういうことをするのは、わりと大きめの企業塾のほうが多いです。

しかも、バレないように要領良くやります(笑)

金儲け目的ではなく、良心的な塾が増えることを願っています。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

塾に「成績が上がらない」と相談したら、授業数を追加するよう言われた

 

この先ずっと、その塾に居るわけではないので・・・

早いお返事ありがとうございます。

ほんと謎が解けた感じです。
でも、大きめの企業塾のほうが多いというのは
うちの子が行き始める塾もでしょうね。
ちょっと、複雑です(汗)

楠木塾長さんのおっしゃる通りだと思います。
その場しのぎで点数を上げてもらうだけでは
意味がありませんよね。
やはり本当の意味の学力を付けて欲しいですし
この先ずっと、その塾に居るわけではないので
子供の将来のことを考えると
重要なポイントを自分で見つけ出す力や
自分で計画を立てて勉強を進めれる力など・・・
そういう力を付けて欲しいです。

塾で過去問を配られて定期テストを受けてる子
塾に行かないで努力している子
一見、不公平のように思いますが
確かにそれで失ってるものもあるのでしょうね。

凛花さん、第一志望の高校に合格できると良いですね。
頑張ってくださいね。

楠木塾長さん、本当に参考になります。
更新、楽しみにさせていただいてます。

 

与えられた環境でいかに強く生きていくか・・・

今の日本では「学歴」及び、それを踏まえて決まる「就職」の点で考えると、お金をかけて環境を与えられ続けた子供が有利でしょうね。

そして、その後の人生の裕福度においても。

ただ、戦後社会はもちろん、インターネットの普及以降、これまでの常識が驚異的なスピードで崩壊している現在においては、親の経済力がそのまま子供の将来の裕福度にはつながらない時代になってきていると思います。

会社役員や高級官僚の息子がニート・・・などという家庭もあるようですからね。

 

そういう意味で、大きな塾に入れてもらって言われるままにやって進学する生徒より、塾に入れずに自力で進学する生徒の方が将来的にはプラスだと思います。

ただし、恵まれた環境で、しかも努力もする生徒が最も有利なのは言うまでもありません。

そのあたり、経済格差が教育格差をもた らし、格差が固定化する格差社会の到来云々といって問題になっていますよね。

 

格差と呼ぶかどうかはともかく、経済力によって与えられた環境に大きな差があるのは事実だと思います。

そうした中、与えられた環境でいかに強く生きていくか…というのも、学ぶべき生きる力の1つだと思いますね。

 

・・・などと、話が脱線しすぎなのでこのあたりにしておきます(笑)

メッセージをお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

教えすぎないことの大切さ

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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