塾選びに関するメッセージ

塾へ通わずに高校受験するつもりです。(今の所公立トップ校を目指しています。)
Z会を続けるべきか迷っています。

息子(国立大附属中在学中)は中学受験のために小6の9月~翌1月まで約5ヶ月間河合塾の附中受験専門コースに週1で通っていました。
息子曰く塾では役に立った事もあったが無駄な時間も多かったそうです。
私としては子どもが今どのくらいの成績でどの分野が弱いのでココをもっと強化した方がいいとか細かい指導を勝手に期待していましたが、ただ毎週問題を解いて答え合わせをする、のくり返しで模試のようなものがあっても、平均点と最高点と息子の点数が分かるだけで情報が全くなく、成績がいいのか悪いのかも全く分からず終わりました。
結果的に合格したのでよかったのですがココから合格した男子は(必ず受かる内部進学者を除く)息子のみでした・・。このような経験から塾は敬遠しています。
現在息子の通う中学の一年生160名のうち約80名はサナル予備校に通っているそうです。授業の進み方が特殊な学校(教科書をほとんど開かない)ですので、サナルでは附中の生徒のみが通うクラスがあり、みんなそこへ通っています。
教科にもよりますが進み方もバラバラで特に数学は早く、1学期の期末テストの範囲が関数まででした・・。サナルに通っている方にお話を聞くと、授業はサナルで受けて理解する、学校は遊びに行く所!?だそうです・・。

中学生の勉強ならZ会の独学で大丈夫、とたかをくくっていましたが、さすがに関数までの範囲をほとんど独学で(授業では実験のようなことばかり。数学でも。)やるのには無理があって、Z会もそこまでの範囲は追いついておらず、なんとか「語りかける数学」を読みながら勉強していたようです。
理科も社会も基本的なことが分かってないのでZ会もあまり効果があったとは言えず、一学期の成績は中の上くらいでした。
英語は私が教えて文法はほぼ満点、単語が全然覚えきれなくて悲惨でした・・・。
学校はとてもいい学校で本人も楽しんで通っていますし、わたしも教育に関する考え方はとても気に入っています。
でも学校での授業がこのような状態なので家庭での勉強法を早く確立して効率よく勉強したいと考えています。
(補足*夏休みにサナルの夏期講習に二週間ほど通いましたが息子は授業内容も考慮の上で夜10時近くなるし、行かなくてもいい。と言っていました。塾に行かなくても成績がいいとカッコイイらしい。息子は成績良くないですが・・・。笑)

現在の勉強法(9月中旬から始めました。)は

数学*
「教科書ガイド」を購入。まずは教科書を読んで理解して教科書の問題を全て解く→学校の問題集(数学の友)を解く→学校の問題集(マイペース)を解く→学校の問題集(精選問題集)を解く。
間違った問題はチェックしてできるまで。(現在まだ一学期からの復習をやっていますので今、教科書ガイドの方程式をやっています。)

理科、社会*
「教科書ガイド」と「教科書トレーニング」を購入。
まず教科書と「自由自在」を読む。→自分なりにまとめる。→「教科書トレーニング」の1をやる。完璧に覚えたら2→3と進む。→学校の問題集(マイペース)を解く→学校の問題集(理科徹底演習・チャレンジ地理・歴史)を解く。間違った問題はチェックしてできるまで。

英語
*中1~3の文法を先に教える(私が現在教えていてもう少しで中1が終わります)、NHK基礎英語1,英単語を8個程度(毎日)、テスト前は範囲の勉強→学校の問題集(デイリーイングリッシュと徹底演習)と教科書と基礎英語。

国語
*学校の問題集(級別漢字)を毎日10個程度。まだ取り組んでいませんが、これから時間ができたら「出口ひろしの日本語トレーニング」6冊に取り組もうと思っています。
国語も教科書を全く開きません(テスト範囲にもならない)ので、テスト前は範囲となる学校の問題集(マイペース)と漢字のみやっています。

ざっとこんな感じでまずは基礎固めからという状態ですので、現在Z会をやる時間がなく、放置しています。
あまり多くの事をあれもこれもやっても意味がないかな、と思っていますがZ会は良問が多いから後で復習としてやった方がいいのかな。などとも考えています。
このような状況で先生はZ会についてどのようにお考えでしょうか?また、こんな感じの勉強法でいいのでしょうか?アドバイスがあればお願いします。

10月23日に普通の学校で言う中間テスト、息子の中学では学力テスト(範囲は多少あるが、今まで学習したところが主な範囲。)があるので、そろそろテスト向けの学習にした方がいいような気もしますが私としては毎日の勉強のペースをつかんで欲しい気もしています・・・。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

学力別に見た中学生の塾選び

 

塾長からのお礼とメッセージ

かなり具体的な商品名までお書きいただきましたが、ブログやメールマガジンなどの公開の場では、個別の教材についてコメントできないことをお許しくださいませ。

ここでは、それ以外のお答えできる点について御返事して参りますね。(個別の教材名については、後ほど専用ページ内で触れておきます)

 

塾を使わずにトップ校に合格するために

塾を使わずに公立トップ校に合格するのは、決して無理では無いのですが、それなりに高いハードルですから、ご家庭でも様々なご不安が生じることと存じます。

さらに、附属中は独特のカリキュラムや指導方針をとっていることもあり、受験対策が難しい面もありますよね。

 

そこで塾を考えるわけですが、附属中などの特殊な学校については、「他の学校の生徒と進度がずれて対応が面倒」「クレーマー気質の保護者の可能性が比較的高い」「対象となる生徒数が少なく、集客の見込みが薄い」などの理由で、塾としてはあまり熱心に取り込もうとしたがりません。

特に儲け主義の塾は避けたがりますから、どこか1つがやれば残りは手を引くような形にもなりやすく、利用する側からすると、選択の余地が少ないことがとても大きなネックと言えるでしょう。

ただ、実は塾に入れても、対応した指導が十分になされているとは言えず、塾によっては「形だけのクラスを用意しているだけ」のところもあるため、塾に入れることが有利になるかと言うと、意外とそうとも言えません。

仮に塾を利用するとしても、授業についていけない生徒であれば、形ばかりの集団塾へ入れるよりも個別指導や家庭教師などで苦手教科をピンポイントで学ぶ方が良いでしょうし、優秀な生徒は中3になってから「受験情報」を目的に講習や模試を中心に利用するような形で十分な場合が多いです。

特に、今回名前の挙がっている塾(特にサのつくところ)は、教室や校舎によって差はあるものの、こういった話が当てはまりやすいところですから、、よほど魅力を感じる場合以外は避けておいて正解でしょう。

少なくとも、無駄な時間が多いと感じるようなお子さんであれば、辞めて正解ですね。

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

トップ校なら塾行かな無理。といわれます。

 

儲け主義の集団塾では、個別対応を期待しない

また、「子どもが今どのくらいの成績でどの分野が弱いのでココをもっと強化した方がいいとか細かい指導を勝手に期待していました」については、親御さんとして期待して当然の内容なのですが、こうした指導が得られる集団塾は圧倒的に少ないですね。

せいぜい、最初に診断テストを行って、その場限りの面談やアドバイスをもらえるくらいで、後は塾のカリキュラムに沿って授業を受けるだけと言うのが、今のほとんどの集団塾の実情です。

さらに、「ただ毎週問題を解いて答え合わせをする、のくり返し」は教師側に指導力が最も必要の無い授業法であり、儲け主義の大手塾が得意とするやり方です(笑)

私がよく言うドーピング型の勉強法を、さらに薄めてお粗末にした形式になるわけですが、効果が薄い上に副作用があると言うひどい指導法ですから、まさに「受けないほうが脳に良い授業」ですね。

 

さらに、「授業は塾で理解する。学校は遊びに行く所」の発言はかなり危険ですね。

そうやって学校と塾が敵対関係になってしまうほど、本来生徒や保護者の方の利益を考えれば絶対に必要な「学校と塾の協力体制」が築きにくくなるわけで、まさに儲け主義の塾の及ぼす悪影響をまざまざと見せつけられている気分です。

(ただ、他の儲け主義の塾でも同様の指導が当たり前で、「塾で学んで、学校で遊ぶ」生徒はかなり多いですから、1つだけを取り上げて避難するのは筋違いであることは分かっています)

 

こうした状況であれば、「塾に通わせない」はほぼ一択の正解だと思います。

また、学校の指導を否定する方もいるでしょうが、教育方法に絶対の正解は無く、こうした指導法にもそれなりの意図や狙いがあってのことです。

おそらく、受験対応よりも思考力、好奇心、学ぶ姿勢などを重視した指導なのでしょうし、それを生徒や保護者の方が支持しているのであれば、1つの正解と考えて良いと思います。

ただ、あまりの進度の速さに対して、フォローが十分で無いのは現実ですから、そこを補うための方策は必要になります。(本当は、そこまでを責任持って指導してほしいのですけれども)

 

そのため、問題になるのは「学校の指導が雑な分を、家庭でいかに補うか」ですね。

そういった視点で、次は教科別に見て行きましょう。

 

続きは「正会員の専用書庫」でどうぞ。

 

 

○ 参考:塾選びについてはこちらも。

成績の上がらない塾を変えるかどうか迷う時の判断基準

家庭教師には二種類ある

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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