まずは親が変わることで、子供の心を健康にしてあげることが大事だと実感しました。
カンパネ~ラ様から、メールセミナー 「反抗期の対応法」 のご感想をお寄せいただきました。
大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
反抗期の対応法セミナーのご感想
19回のセミナーを受けさせていただき、ありがとうございました。
毎回のメッセージが私の胸に突き刺さり、反省したり、共感したりの毎日でした。
子供との関わり方をマラソンで表現されたことが本当にわかりやすく、マラソンランナーである娘を自分は車の中から応援することを毎日イメージしながら子供と関わるようにしました。
慣れるまでは 苦しく、こんな薄っぺらい関係で良いのかと、モヤモヤもしましたが、日に日に娘との会話が楽しい話題で溢れるように変化しました。
勉強の話題をできるだけしないようにしたので、娘の顔も安心しているように思えました。
まずは親が変わることで、子供の心を健康にしてあげることが大事だと実感しました。
最終回のメッセージにありましたが、反抗が治まることと成績があがることは別物、確かにそうだと思います。
成績を上げたいと本人が思えるような環境づくりをしてあげようと思いました。
セミナーが終わってしまい、寂しい気持ちで溢れています。
もう一度、第1回から読み直し、今までの過干渉な自分に戻らないよう、努力を続けていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
塾長からのお礼とメッセージ
回数が多い割に文章も多いという、読むだけでも大変なメールセミナーですが(笑)、読むだけで終わらずに、しっかりと実践していただけたようで、誠にありがとうございます。
過干渉をやめて、寄り添い見守るような関わり方に変えることは、親御さんにとっても本当に苦しいものですよね。
それにおっしゃるとおり、1つ手加減を間違えると、まさにおっしゃるとおり「薄っぺらい関係」にもなってしまいます。
特に、手離すことが行き過ぎて、放置や放任になってしまうというのがよくあるパターンで、単純に「放っておけばいい」「見守っていればいい」などと無責任なことを言う人も多い中、知らず知らず間違った関わり方をしてしまい、逆に状況が悪くしてしまう親御さんもたくさんいるのが現実です。
そこの手加減を間違えなかったのは、ひとえにカンパネ~ラ様の頑張りの賜物で、セミナーの意図をしっかりと汲み、実践に移していただけたことに、私のほうこそ感謝の気持ちでいっぱいです。
「子供の心を健康にしてあげることが大事」とは全くもってそのとおりで、そういった親御さんや先生が増えていってくれれば、全てがうまくいくなどとは思いもしませんが、起こらなくて良いはずの不幸や悲劇が減らせるだろうにと思わずにはいられません。
ただし、こちらもおっしゃるとおり、反抗期の改善と、成績の改善は、必ずしも一致はしません。
もちろん、反抗期が改善すれば、親や先生の助言を素直に受け入れやすくなり、その助言が正しいものでありさえすれば(笑)、成績も改善しやすくなるのは間違いありません。
しかし、いくら反抗期が良くなっても、こと「勉強」の話題に限っては、なかなか素直には入っていかない生徒は多いものです。
この時期は子供たちの心の変化がとても激しいものですから、同じことを伝えるにしても適切な「伝え方」や「タイミング」ですることが大変重要になってきます。
後は、伝える「内容」が適切かどうかも重要になってくるわけで、せっかく生徒がある程度なら耳を貸すようになってきたのに、間違ったやり方、効果の薄いやり方、生徒に合わないやり方などを提示して、せっかくの前向きな気持ちをフイにしてしまうようなケースもとても多いです。
そういった広い意味での「環境づくり」はとても大切なことですから、ぜひこれから焦らずじっくりと整えていってあげてくださいね。
本当に大切にお読みいただけたことが伝わってくる文章で、寂しいなどと言っていただけて、作者としても喜びの極みです。
こちらこそ、心のこもったご感想をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
今回、ご感想をお寄せいただいたメールセミナーはこちらです。
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楠木塾長
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