まだ子供たちには反抗期はやってきておりませんが、反抗期が少しでも軽くなるようにと、予習のつもりで拝読しておしました
匿名様から、メールセミナー 「反抗期の対応法」 のご感想をお寄せいただきました。
大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
反抗期の対応法セミナーのご感想
小5、小1の母です。
まだ子供たちには反抗期はやってきておりませんが、反抗期が少しでも軽くなるようにと、予習のつもりで拝読しておしました。
本当にためになるセミナーでした。まず、自分から変わらなくてはならないですね。
実は、私が中1から高3まで反抗期がひどくて、父とは口をききませんでした。
セミナーを読んで納得しましたが、父は口も手も出る人でした。殴られた時のいやな気持は今でも鮮明に覚えています。
そんないやな体験はさせたくないと、色々勉強中です。
一方、主人は全く反抗期がなく、のびのび育ち、慶応卒です。
反抗期と成績が比例しているような気がしてなりません。もちろん、持って生まれた能力や努力も必要かもしれませんが。
子どもに自立させることの大切さを改めて感じました。
本当にありがとうございました。
今後もメルマガ購読を続けさせていただきます。
何か問題が発生した時は、ご相談させて下さい。
よろしくお願いいたします。
塾長からのお礼とメッセージ
反抗期に備えての予習とは素晴らしいですね。
また、ためになるとのお言葉もいただき、誠にありがとうございます。
実際に反抗期が来て、状況が悪化してから対処するよりも、そうならないように対処するほうがはるかに楽なのは間違いありません。
もちろん、事前に準備すれば必ずうまく対処できるとも言い切れないもので、そういったあたりはまさに教育や子育ての奥深いところでもあります。
親御さん自身の体験を振り返ってみても、反抗期の表れ方は本当に大きく異なるものですよね。
大きくパターン分けはできなくも無いですが、全く同じことはあり得ないですから、結局はそれぞれの子供に応じた対応をすることで、それぞれの子供に応じた成長を促し、支援し、見守っていくしかありません。
そして、今回もそうだったように、ご夫婦の間でも、過ごした家庭環境は大きく異なりますし、そこから得られる成功体験(失敗体験)も大きく異なります。
それがまた、夫婦間の価値観や方針の違いを生み出し、子育てを難しくさせる要因の1つと言えそうです。
反抗期と成績が比例しているというのは、当たっている部分もあると思いますよ。
反抗期がひどくて勉強に集中できない場合はよくありますし、反抗期が軽いから周囲の大人の言葉に素直に耳を傾けることができて成績が良くなる場合もあります。
それに、反抗期にエネルギーを割いている子供ほど、他に向けるべきエネルギーを浪費していることにもなりますから、勉強やそれ以外のところに弊害が生まれるのも自然と言えば自然なことですよね。
ただ反対に、成績が良いから親が何も言わずに済んで反抗期も軽くて済む場合もあります。
また、勉強に限らず本当の意味で頭が良いから親と衝突しない立ち回りができる(と同時に成績も良い)場合もあります。
それに、反抗期そのものとの相関関係以外にも、反抗期を生み出しにくい関わりのできる親御さんの性質や力量が成績を伸ばし、反抗期を大きくしやすい親の関わり方が、勉強のやる気も失わせてしまう側面もあります。
つまり、反抗期が全ての根本原因ということはなくて、様々に絡み合う複数の要因のうちの1つといったところでしょうか。
もちろん反抗期以外にも、持って生まれた能力や才能もありますし、どんな才能も磨かなければ光らないという意味で、後天的な努力を促させる家庭環境かどうかも大きく影響してきます。
結局は「遺伝、家庭環境、周囲の支援、本人の努力・・・など、いろいろなことが関連している」という、当たり前の結論しか出てきませんが(笑)、そうした条件を少しでも多く揃えていくことが、成功の確率を高めていくことなのかもしれませんね。
最後に、問題は起こらないに越したことはありませんが(笑)、何かの際には教育相談などをお気軽にご利用くださいませ。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
今回、ご感想をお寄せいただいたメールセミナーはこちらです。
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楠木塾長
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