子供を上手く導けていないのは親のせいなのに、反抗している子供に苛立つのは、見当違いですね‥反省です。

yu-mama様から、メールセミナー 「反抗期の対応法」 のご感想をお寄せいただきました。

大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

反抗期の対応法セミナーのご感想

今までありがとうございました。大変勉強になりました。
子供を上手く導けていないのは親のせいなのに、反抗している子供に苛立つのは、見当違いですね‥反省です。
不完全な親だったから、子供も親を見て育ち、今の状態にあるのだとわかったので、これからは今までの分まで私が成長していかなければいけません。
このセミナーを受けて、子供を変えようとするのではなく、自分が変わっていくぞ!と気合いを入れました。
頑張って継続していきたいです。そして、いつか頑張って良かったと思いたいです。

 

塾長からのお礼とメッセージ

こちらこそ、長いセミナーを最後まで読みきっていただき、ありがとうございました。

勉強になると言っていただけて幸いです。

 

「子供が親を見て育つ」のは、まさにその通りですよね。

逆に、他人にばかり変化を求め、他へと責任を転嫁するような大人を、この時期の子供たちは特に嫌います。

そういう意味でも、まずはこちらが変わる意識を持つことが、結果的に相手に影響を与える近道になるとも言えます。

 

ただし、ここで求められているのは、そこまで大きな変化でもありません。

小さな日々の関わり方の1つ1つを変えていくことが大切で、それを昨日よりも今日、今日よりも明日と、少しずつでも成長させていく姿勢で続けられるかどうかです。

まるで勉強をする時の話のようですが、まさに同じような頑張りが、人生を通じたいろいろな場面の中で、求められ続けているわけですね。

 

ただし、不完全でない人間はどこにもいないわけで、何も親だからと言って完璧を目指す必要はありません。

また、変わる必要があると言っても、今までの子育ての全てを否定する必要も無ければ、今の自分自身を全否定する必要もありません。

そういった駄目出しや悪者探しの発想の向かう先は、自己や他人の否定であり、やる気と希望の喪失です。

何かを責める発想から離れることこそが大事で、その矛先が子供から大人自身に変わるだけでは、本質的には何も変わらないわけですね。

 

今の強いお気持ちを大切にされつつ、一方で、最初からエンジンをかけすぎると、途中でバテてしまうことが多いことも念頭に置きながら(笑)、あまり肩に力を入れすぎず、けれども少しずつ確実に、手の届く範囲でできることから始めていってくださいね。

 


 

今回、ご感想をお寄せいただいたメールセミナーはこちらです。

「反抗期の対応法 ~中学生の子を持つ親の心得~」

 

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。