「続・反抗期の対応法 ~親子関係改善と成績アップへ導く関わり方~」は、「反抗期の対応法 ~中学生の子を持つ親の心得~」の続編となります。
そちらは全編無料でお届けしておりますから、まだご覧になってない方は、そちらからご覧くださいませ。
目次
続・反抗期の対応法 ~親子関係改善と成績アップへ導く関わり方~
「子供が言うことを聞いてくれない・・・」
「かわいかったはずのわが子が、今は憎らしい!」
「あなたのためを思って言うのに、どうして聞いてくれないの?」
反抗期の対処法に悩む親御さんの中には、こんな悩みをお持ちの方もおられるでしょう。
時には、お子さんに対して厳しい口調になってしまうこともあるかもしれません。
お子さんの反抗的な言葉や態度に、深く傷つき、時に涙される方もおられるのでは無いでしょうか。
過去の記事でも、私はこんなふうに書きました。
親の責任を声高に叫ぶ教育者や、自分を強く責める保護者の方もいらっしゃいますが、子育てとは本当に大変なもので、たかが我々教育者ごときが口先だけで駄目出しすべきようなものではありません。
お子さんが生まれてすぐの、夜も眠れない大変な時期から数えて、いったいどれだけの時間と苦労と愛情を注いできたのでしょう。
多くの方がそうであるように、ここまでお子さんを見捨てたりほったらかしたりすることなく、まっすぐな人間に育てたことは、それだけでも本当に素晴らしいことなのです。
ですから、自分の今までの育て方がよくないんだ・・・などとは思わなくても良いのです。
これは、今まで育児や子供との関係を放棄してこなかった、全ての親御さんにそう伝えたいです。
反抗期はいわば脳の異常状態という見方もできるくらいで、そのままではうまくいかないのが普通です。
そのことで、今までの自分が間違いだったなどと思い悩むようなことは、絶対にしないでください・・・と。
誰もが、今までベストを尽くしてきたはずです。
大事なのはこれからです。
そのためには、すでにタイミング遅れの「指摘し、正す指導」は捨てて、もう少し違う関わり方をしないといけません。
特にその年代の男子は、いくら口先だけでいろいろ言ったり、正論や親・教師の思いを押しつけようとしても、それが通用する機会は極めて少ないです。
むしろ、言えば言うほど意図した方とは反対に進むと思ってください。
だからこそ、「反抗期」の名がついたのですから。
そのまま言っても言うことをきかない場合には、直接言うことなく、言いたいことをさせることのできる技術が必要です。
それは反抗期の生徒を指導する場合のみに要求される特殊なスキルの1つであり、他に使い道の無い技術とも言えるでしょう。
そういった特殊な知識や技術も含めて、反抗期対応に必要なことを学ぶ機会や場所は、人生を通じてどこにもありませんよね。
だからこそ、それ専用の学びをお届けするのがこのメール講座です。
「続・反抗期の対応法」の特色
(1)反抗期のお子さんをお持ちの親御さんを対象とした内容です。
これはあくまでも反抗期の中学生を対象としています。
小学校高学年から高校生くらいまで対応していますが、中の説明や具体例は中学生を前提にしていますから、ご容赦くださいませ。
(幼児や小学校低学年などの低年齢を対象とした子育て本は他にたくさんありますから、そちらでお求めください)
(2)コーチング、カウンセリング、その他の心理学的な手法を含みます。
今ではコーチングもすっかり有名になりましたね。
書籍やサイトも増えて、いろいろなところで情報を手に入れることができます。
特に「子育てコーチング」と「部下へのコーチング」は有名です。
しかし、そのどちらも「反抗期」にそのまま適用することができません。
私も昔まだコーチングがあまり有名で無い頃、少ない情報をもとに指導へ活かそうと勉強したものですが、そのまま信じて痛い目に合ったことがあります(笑)
最近の子育てコーチングはかなり良いのですが、それでも「相手が反抗期の生徒だと厳しいな・・・」と思うことが多いです。
そこで「中学生に勉強をさせる(または、教える)」ことを前提としつつ、反抗期対応に適した形で0から作成しました。
もちろん、知識よりも実践に重きを置いてありますから、専門的な言葉や内容は出てこず、流れの中で自然に学べる講座にしたつもりです。
コーチングの手法に、「勉強」「反抗期対応」の2つをミックスさせるのは、豊富な指導経験が背景に無いと不可能ですから、そういう意味では世界に2つと無い講座になったと思います。
また、思春期の生徒が相手ともなれば、同時にカウンセリング的な関わり方も重要になります。
そこで、カウンセリング的な手法はもちろん、NLP等の心理学的手法の中から特に有効なものを織りまぜつつ、反抗期対応に適した形で紹介しています。
(3)定期的に配信することで、身近に感じてもらいつつ、継続的に改善を目指します。
テキストの形でまとめて配布してほしいとの声もあるでしょうが、それでは効果が薄まってしまいます。
様々なスキルやノウハウを含むだけに、さらっと流しただけでは身につくはずがありませんし、生徒との日々の関わりを改善するのですから、当然日々の生活の中で意識して行動することが大切ですよね。
そのためメールセミナーの形で、毎回適量を定期的にお届けします。
回によっては、テーマや課題なども設定していますから、そういったことを意識しながら行動していただくことで、より変化が得られやすくなっています。
まずは焦ること無く、セミナーの流れにしたがって、じっくりと取り組んでみてください。
その他、実際の指導経験をもとにして、反抗期に役立つ心得や指導の際のコツなど、盛りだくさんの内容となっています。
反抗期を少しでもやわらげ、日々の生活に潤いを与えられれば・・・そんな想いを込めて作りました。
仕事での部下とのやり取りや、お客様への対応などにも役立つとのお声もいただいておりますから、今のところ反抗期では困っていないと言う方も含めまして、お役立ていただけましたら誠に幸いです。
「続・反抗期の対応法」のテーマ例
全体で150回を軽く超える超・長編セミナーですから、とても全てのご紹介はしきれません。
ここでは、中で扱っているテーマの一例をご紹介するにとどめます。
第1章 反抗期の「関わり方」を知ろう
- 良い反抗と悪い反抗
- 自立したから信じて任せる?
- 大事なのは対症療法より、病気にかからない健康管理
- スキル習得の前に心得ておいてほしいこと
- 人の自立を生み出す、最も大事で、最も危険なもの
- 子供の見本になるよりも大切なこと
- 反抗期に親が目指すべき立ち位置とは
- 親が絶対に知っておくべき、関わり方の7つの段階
- 反抗されにくいシステムを構築する
第2章 「聞く」技術を身につけよう
- 反抗期対応を「簡略化」するコツ
- 母親と息子の関係における注意点
- 子供の気持ちを受け止めることの難しさ
- どうやって子供の気持ちを受け止めるか?
- 生徒が会話に求めているもの
- 反抗期だと出てくる失敗例
- どうやって「受け止める」のか?
- チャンスは、相手が感情的になっている時
- 感情のリバランスを利用する
- 傾聴の極意
第3章 「伝える」技術を身につけよう
- 子供を変えるためにできること
- 伝え方はこんなに変わる
- 親が「伝える」ことの難しさ
- 親ならではの4つの注意点
- 聞くことの本当の意味
- 自己肯定感を増す伝え方
- 寄り添う気持ちを伝えるための4つのコツ
- 提案する際の手順
- まずい提案のやり方
- 言ってもやらない子には?
- 褒めることの5つのデメリット
- 必ず避けるべき、5つのまずい褒め方
- 効果の高い5つの上手な褒め方
- 生徒のタイプに合わせた褒め方
- 褒めると叱るのバランス
- 「叱るグループ」をするのに必要な最大の秘訣
- 相手の視点を変えるスキル
第4章 「導く」技術を身につけよう
- 相手を変えるための条件
- 前に進もうとしない生徒を導く
- 生徒が「やってみよう」と思うのを妨げる4つの要因
- 生徒に「やってみよう」と思わせるスキル
- ネガティブな思い込みをやわらげるスキル
- 進む気はあるが、一歩が踏み出せない生徒を導く
- 背中を押すための5つのスキル
- 踏み出してはいるが、頑張りが足りていない生徒を導く
- 頑張る気持ちを呼び起こす6つのステップ
- 生徒を導く、ワンランク上の褒めるスキル
- 親が褒めても効果が少ないわけ
- 変化を促す褒め方
- やる気を消さない褒め方
- 道に迷い、つまずいている生徒を導く
- つまずいた生徒を自立に導く4つのステップ
- 正しい方向に向かって順調に歩き出した生徒を導く
- 問題解決能力を磨く、6つのステップ
- さらなる成長を志向するように導く
- 最初から突き放してもうまくいかない
- 突き放すには適切なタイミングがある
- 一方向だけでは、成長はうまくいかない
- 子供に合わせた成長を与えよう
- さらなる成長のために
セミナーへの参加方法
「楠木塾 正会員」の方なら、どなたでもご利用いただけます。リンク先のページから、セミナーを受け取りたいメールアドレスを入力すれば完了です。
続・反抗期の対応法 ~親子関係改善と成績アップへ導く関わり方~
※ 現在のところ、単独でのご提供は行っておりません。
反抗期対応の関連記事
楠木塾長
最新記事 by 楠木塾長 (全て見る)
- 男子の反抗期の特徴と、関わり方のコツ - 2023年10月3日
- 反抗期がないとおかしい? 将来への影響と問題点 - 2023年10月1日
- 反抗期で成績低下した家庭|反抗期の対応法セミナーの感想 - 2023年8月30日