「伝え方講座」の反響をご紹介いたします。

今日は、「今回の講座を通じて得られた良い変化や、学んだことがあればお聞かせください」の質問にお寄せいただいたコメントの後半です。また、最後にまとめて、私のほうから簡単な御返事もさせていただきますね。

教育に携わる者として、伝え方は普段から意識してはいましたが、塾長先生のように「3つの壁」として教えていただけると、改めて漠然と自分がしていたことについて「ああ、こういうことだったのか」と整理がつき、とてもすっきりした気持ちになりました。

私は「聞く」ことの方がもともと得意で、うまく語れないところが弱点だと思っていました。「もっと上手に語れたら、生徒をその気にさせられるのに」と思うと、もっとしゃべらなくちゃ!と思っていましたが、最後の10講で「聞くこと」に再び戻ったところを読んだときに、改めて「聞くこと」の大切さを再認識し、ここを間違っては台無しだと強く感じました。

講座の最終日に紹介された中3男子生徒さんについてのメッセージを読ませていただいて、うちも中3の息子なので我が家を振り返ると苦しくなりました。

私の場合は受験勉強を頑張っている息子に、志望校に合格するには今の頑張りでは足りないという、「今のあなたは駄目だ」と送り続けていたわけで、親からそう思われ続けているのを感じながら勉強を頑張らなければならなかった息子の気持ちを考えると胸が締め付けられます・・・今更後悔してても遅いのですが、そこも学ばせていただきました。

講座の配信、ありがとうございました。毎回楽しみにしていました。

子供との会話が、小学生の時と変わらず、親の正しいと思う事を押し付けていた事に気付きました。(自分では指導と思っていましたが…)

他の方の意見も参考になり、いかに何も工夫せず、子供と会話していたか、分かりました。

先生のコメントで、教えて頂いた、子供に影響を与えられる人物。がまだ分からずにいます。しっかり、子供を見て見つけていきたいと思います。そして、子供の物の考え方の基準は、どこからきたのか…母親からかもしれません。

上のものから順に、簡単にコメントいたしますね。

 


 

講座が始まる前の時点で、すでに十分に良好な親子関係を気づかれておいでとは素晴らしいですね。たくさんの苦労をされながらも、メールセミナーなどを通じて学ばれたことで、確実に前よりも伝わるようになったことは、私としても本当に嬉しいです。

また、「親が精神的に成長する」とはまさにその通りで、さらに言えば「親が人間的に成長する」ことも意味するのでしょう。これらは、言葉にするのは簡単ですが、実践されるのは本当に大変な道のりだったと思います。

そして、今回は時間のほとんどを「伝え方」に割いたわけですが、その中で「聞き方」についても重要性をしっかりとお伝えできたようでとても良かったです。また、そのことを実体験を通じてお感じのあたりからも、すでに十分高いレベルに達していることが分かりますね。

それだけ上手にできておいでだと、今回の内容は「復習」に近かったと思いますが(笑)、それはそれでお役立ていただけたならば誠に幸いです。

 


 

指導者の方ですと、すでに日常の指導の中でされていることばかりだと思いますが、こうやってはっきりと体系化することで、改めて見えてくるものがありますよね。その点、ご評価いただきましてありがとうございます。

一方、今回はあくまでも保護者向けの内容にしてあり、指導者向けだともっと深い内容になっていきます。今回の内容だけだと、あえて3つの壁に分ける必要性が薄い部分もあって、深入りして初めて真の意味が伝わるような部分もあります。(そういったあたりもまたいつか、こういった講座の形でお伝え出来たら良いなと思っております)

そして、おっしゃるとおり、どれだけ話上手になっても、本質を見失うと台無しになってしまいます。わりと多くの先生が、少しばかり伝え方が上手になっただけで慢心し、次第に子供を口先で言いくるめようとしはじめて、言葉に重みがなくなっていきがちです。「聞き方」も「伝え方」も本当に奥が深く、私もまだまだ勉強中ですし、こうして勉強熱心な方と一緒に学べるのはとて
も幸せです。同じ1人の指導者として、これからもお互い研鑽を続けて参りましょうね。

 


 

全く別のご家庭でも、まるで自分の家庭のことでは無いかと感じてしまうような、そんなことがあるものですよね。そして、別のご家庭だからこそ、客観的に見ることができ、かえって自分のことも深く見つめなおすことができる面もあると思います。そういう意味で、様々な方のご意見に触れられる形にしたことは、とても良かったと思っています。

なお、「今更後悔しても遅い」ことは決して無いと思いますよ。何しろ、まだ中学生ですから、少なくともあと3年ほどはお子さんとのやりとりが続きます。そして、この年齢までに伝えておかなければならなかったこともある一方で、この年齢で無ければ伝えられないこともありますからね。親が子に伝えるべきは、受験勉強だけではありません。ここまで育てるだけでもご苦労は多かったはずですが、ぜひこれからも引き続きお子さんの力になってあげてくださいね。

 


 

指導のつもりがただの押しつけ・・・は、我々教師でもあることですね(笑)

ご自身の現状や問題点に気付き、改善しようとされたこと1つとっても、大きな学びと成長だと思います。上手な伝え方に必要な、いろいろな気付きや工夫も、ここがスタート地点ですからね。

また、講座内で触れた多くの内容は、しっかりと子供を見ていけば必ず答えが見つかるはずです。発想転換をされたばかりの今はまだ見つけにくいと思いますが、コツが掴めるとお子さんの思いが昔のようにどんどん見えてくるはずですよ。その過程で、お子さんが親御さんを見る目もまた変わっていくことでしょう。

そして、書かれておいでのとおり、子供のものの考え方の基準の多くは、無意識のうちに親御さんから影響を受けているものです。親が耳を貸せば、子供も耳を貸すようになりますし、その逆もまた然りです。

ぜひ、親御さんも一緒に成長するつもりで、お子さんとこれからも関わっていってあげてくださいね。それがまた、親御さん自身の人生の充実やより良い生き方にもつながるはずですから。

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楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

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