息子は、もう中3ですが、私が自立を促せなかったためにその前の段階で止まっている状態だということが分かりました。「中3なんだから」と突き放していましたが、泳ぎを教えていないのにいきなり川に突き落としたところで泳げるわけもなかったのです。

メールセミナー 「反抗期の対応法」 のご感想をお寄せいただきました。

大切にお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

反抗期の対応法セミナーのご感想

私は、このメールセミナーとの出会いで本当に救われました。
中3の息子と昨年から衝突してばかりで・・・
周りの人に相談しても
「あなたは母親として当然のことを言っているし、頑張っている。間違ってないよ」と言ってはくれるのです。
でも、自分のやり方でやっても、ちっとも出口が見えない。
息子は、中学に入ってから提出物・課題をほとんど出さないのです。何度も担任の先生からも塾の先生からもアドバイスしてもらったのですが、今年もやはりやっていませんでした。
もうどうしていいか分からず、ネットで答えを探してさまよっていたところに出会ったのが楠木塾のサイトでした。

息子は、もう中3ですが、私が自立を促せなかったためにその前の段階で
止まっている状態だということが分かりました。
「中3なんだから」と突き放していましたが、泳ぎを教えていないのにいきなり川に突き落としたところで泳げるわけもなかったのです。
本当は、良くないことだと分かっていますが、私は息子の代わりに宿題をやりました。本人が眠そうにあくびをしている前で、必死にやりました。仕事が終わってからの時間を食事・お風呂の時間も最低限にして全部宿題に費やしました。
すると、息子の態度が変わってきました。
「僕の宿題をお母さんがやっているのに、自分が寝るわけにはいかない」と
他の宿題を私の前の席でするようになりました。
宿題を全くやっていないことが分かった時、「今からやってもどうせ間に合わないし無駄。」と言っていたのに、「遅れても出さないよりは良い。受験勉強していることにもなる」と考え方が変わりました。
私は嬉しくなって、彼の苦手な英語と社会を教えました。
すると、これは神様が味方してくれたんでしょうか、休み明けの課題テストで
私が教えたところが出て、点数がかなりあがりました。
親子で、些細なことですが一緒に喜び合うことができました。
しばらく、息子は塾を休んで私がみっちり基礎を教えることになっています。
その後で塾にお任せすれば、休んでいる分はすぐに追いつけると
思っています。

受験まで、半年きりましたが、今は焦りの心境はありません。
話を聞く態勢ができれば、飲み込みは悪くない子です。
勉強を教えるのは過保護・過干渉かもしれませんが、うるさく言ったり
感情的にならないように頑張っていこうと思っています。

セミナーを通じて、基本的な対処と心構えを理解することができました。
本当にありがとうございます。
他のセミナーもまた勉強のために読ませていただきます。

 

塾長からのお礼とメッセージ

提出物や課題を出さない生徒と、それに悩まれる親御さんはとても多いですよね。

本来なら、課題を出した教師がきっちりやらせきるべきことなのですから、悩むべきは教師のほうであって、親御さんが悩まれるのは不条理といえば不条理なのですが・・・残念ながらそれが当たり前の世の中となっています。

そして、何の方法論も持たない親御さんが自分のやり方でやられてもなかなか良い糸口が見つからず、出口が見えないままに終わることも、悲しいことですが、とてもよくあることです。

 

私のメールセミナーで、「糸口」を見つけていただいたのは、私にとっても誠に幸運です。

しかし、そこから先の具体的な方法論や出口は、やはり目の前のお子さんに合わせたやり方で無ければならず、それを見つけられるかどうかは親御さん次第と言わざるを得ません。

そういう意味でも、まさにお母様の愛情と頑張りがあってこそ、お子さんの変化を呼び起こせたのだと思います。

本当に頑張られましたね。

 

また、お母様は「本当は、良くないことだと分かっていますが」と書かれていますが、教育に置いては、一見悪いことや遠回りに見えることであっても、実は正解ということがあるものです。

テストの答えと違って、絶対の正解が無いのが教育や子育てというものですし、だからこそ面白いものでもありますよね。

・・・テストのように答えが出るものなら、飽き性の私はとっくに投げ出しています(笑)

 

ですから、今回のことも決して悪いことではなく、むしろ正解です。

もちろん、親が子供の宿題をやるのは褒められたことでは無いですから、他の方は安易に真似してはいけませんよ(笑)

一般的に言っても「代わりにやる」のは自立の芽を摘む関わり方です。

ただ、やり方次第では必ずしもマイナスの結果ばかりとは限らないわけで、そうやってこちらが真剣に関わる姿勢を見せることで発奮するタイプの子供も、今回のように確かにいます。

 

反対に、よく言う「信頼して任せる」のは、一般的に言えば自立を促す関わり方と呼べるのですが、与える段階を間違えれば逆効果になります。

大事なのは、その子にとって適切なタイミングで適切な関わり方をすることであって、世の中で言われる一般的な正解などには何の意味もありません。

平均点と全く同じ点数の生徒が意外と少ないように、一般的と言われる方法論ほど、多くの個人に当てはまらないものは無いのですからね。

(実際、私が学んだ教育論や指導技術における一般論も、実際の生徒指導にはほとんど通用しませんでしたからね・・・苦笑)

 

今回は、結果的にお子さんの自立を呼び覚ましたのですから、お子さんにとっては、まさに適切な関わり方だったと言えるのでは無いでしょうか。

 

なお、念のため書いておきますが、こういう体験談を見て「私もそうしよう!」と真似をして、全く同じやり方をしたとしても、うまくいく保証はどこにもありません。

あくまでも、目の前の生徒にとって適切な方法こそが最重要であることは、私が常々言っているとおりですから、いくら別の子供にうまくいったからと言って、それをそのまま鵜呑みにはしないでください。

教育や子育ては、目の前の子供の数だけ正解があるものですから。

(そして、その子に合った対応を考えるための本質を、このメールセミナーを通じてお伝えしているわけですね)

 

○ 参考:提出物に関してはこちらもどうぞ。

提出物の重要性をうまく伝えるための3つのポイント

 

そして、今回はたまたま課題テストで得点が上がったようですが、新人教師の場合でも、本気で関わっていると、意外とこういうことが起こります。

ただ、中途半端な関わりの時などは、その後の結果も悪くなりがちですから(笑)、そういう意味では、天が味方してくれたというのも、あながち間違いでは無いと思いますよ。

(もちろん、プロともなれば、天に頼るのではなく、そこまでを計算に入れて指導すべきなのは言うまでもありません)

 

ただ、短期的な伸びの後には、結果が出にくい時期が来ることはよくあるものです。

そのため、そこについては「他の成果の出やすい教科で成果を出させる」「短期的に、結果の出やすい方法論を採用する」「負の情報を先に与える」などの手を講じるようにしておいてくださいね。

 

○ 参考:反抗期には、成績が上がるよりも下がるケースが多いです。

「反抗期で成績が下がった」その理由と対処法

 

なお、よく誤解されることですが、「親が勉強を教える」ことそのものが過保護、過干渉ではありません。

子供が自立を始めた時にまで手や口を出すのが過保護、過干渉であって、自転車に乗る時も最初は支えながら走ってあげるように、まだ手助けが必要な段階の生徒に勉強を教えるのは悪いことではありません

もちろん、自力で走れるようになりはじめたのに、いつまでも手を引っ張っていては永遠に1人で走れるようにはなりませんから、ある程度まで自立が進んできたら、徐々に手を離していってあげてくださいね。

 

この度は、心のこもったご感想をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。

 


 

今回、ご感想をお寄せいただいたメールセミナーはこちらです。

「反抗期の対応法 ~中学生の子を持つ親の心得~」

 

The following two tabs change content below.

楠木塾長

かれこれ20年以上の指導経験と、1万組以上の相談対応件数を持つに至る、プロも相談するプロ。小中学生から高校生、大学生、社会人まで幅広く指導を行うが、このサイトでは中学生指導に専門を絞って独自の情報発信を続けている。また、反抗期・思春期の子育てや教育に関しても専門性が高く、保護者や指導者への助言指導なども行っている。

おすすめコンテンツ

楠木塾 メール会員
楠木塾 メール会員